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2008-09-27 (Sat)

外国人に路線案内

府中に転勤になって、これで3回目の休日出勤なのですが、どうしても京王線の乗り換えでつまずいてしまいます。平日と違い、土日には快速というのが運行していて、急行よりも停車駅が多いことは先日学んだんです。とは言っても、各停じゃないし、後続電車に追い越されたりはしないだろうと呑気に考えていたら、とんでもない。“快く速い”と銘打っているくせに、通過待ちとかありやがるの! それも特急ならまだしも、さほど停車駅数の違わない急行に抜かされて行きましたよ。唖然。

そんなわけで調布で乗り換えの電車を待っていると、僕のほうに近寄ってくる家族連れ。そして母親が「飛田給は何番線ですか?」と何かの冊子を見せながら、中国語訛りの言葉で尋ねてきました。飛田給? どこそれ?と思いながら、路線図の載っている案内板に連れて行きました。八王子方面の2つ先の駅でした。
さあ、どうやって説明しようか。正直、僕もここまで決して順調に来られたわけじゃないので、間違ったことを教えては申し訳ない。でも、特急や急行が停まらないということを、この辿々しい日本語の感じからして、伝えるのは難しいだろう。そうこうしていると、僕が乗らなくてはいけない特急がホームに入って来て、悠長に説明してる暇はなくなってしまいました。仕方なく「こっち(の番線)でオッケー。でもこれ(特急)に乗っちゃダメ。各駅停車しか停まらないよ」と、ややオーバーに身振り手振りをつけて説明をし、電車に乗りました。
あの親子は無事に飛田給に着けただろうか。雑な説明にちょっぴり責任を感じるのでした。

帰り、府中駅で電車を待っていると、どこからかお囃子が聞こえてきましたよ。秋まつりのシーズンなんですね。

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