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昨夜のことは、記憶がだいぶ切れ切れなんだけど、朝はちゃんと迎えられました。
もちろん二日酔いだけどね。
けれど自分でも感心したのは、ちゃんとシャワーを浴びて、コンタクトを外してから寝ていたこと。何しろタバコはガンガン吸っていて匂いが染みついていただろうし、整髪料も付いたままでは気持ちが悪い。ましてコンタクトを付けっ放しでは眼に悪過ぎる。
――ということを、酔っぱらっていても忘れずに行動しているところが、僕って偉い！ 過去の失敗がちゃんと活かされているんだなぁ。

こんな日は、きっと一日無駄にしちゃうから、何か一つやっておこう。そう思い、髪の毛を切りに行きました。近々切りに行かなきゃと思っていたし、座っているだけでいいのだから、二日酔いでも大丈夫。
――という目論見は甘くて、意外と座っているだけでもグラグラと気持ちが悪い。しようがないので、とにかく目を瞑って気持ち悪さを堪えていましたよ。
でも今日はすごくスピーディに終わってくれたので助かりました。

せっかくなので実家に寄って、夕飯をご馳走になることにしました。
夕飯までの準備の間、甥っ子たちが僕の体をアスレチックの遊具か何かに見立てて、脚の上に乗ったり転がったりとじゃれついてくるので付き合ってあげます。僕はただじっとしているだけなので特別体力を使うわけではないけれど、二人には良い運動になるようですね。今日は雨が降っていたので、体力も有り余っているみたいで、ずいぶん長いことじゃれつかれました。
だから伯父さん、二日酔いなんですけど･････。