2008-04-15 (Tue)
財布の邪魔者
二千円札をもらいました。コンビニで買い物をしたときのお釣り。渡されるときに「お釣りに二千円札が入ってもよろしいでしょうか?」とわざわざ断られましたよ。きっとみんな“邪魔者扱い”するからでしょうね。
二千円札を見ると、僕の頭には安室奈美恵の ♪ネ〜〜ヴァエ〜〜〜ン が流れ出します。
2000年の九州・沖縄サミットを機に、不況打破の突破口として故・小渕恵三氏の音頭で出来上がった二千円札。そのサミットのイメージソングとして起用されたのが、沖縄出身の安室の『NEVER END』だったわけで、僕の中ではすっかり二千円札のイメージソング。
ところで、なんで邪魔者扱いされるようになったんですかね?
「5」の倍数しか使ってこなかったから、感覚的に使いづらい。自動販売機などで対応していないことも多い。偽札っぽい。ぽい? デザインは美しいと思うんですけどねぇ。いずれにせよ財布に入っていたら、一刻も早く使ってしまおうとする人が大半じゃないでしょうか。
こんなにも不評な二千円札。だからだろうか、なかなか見かけませんね。
2000年7月に発行されて今年で8年。これまでに8億枚以上が造幣されているらしいんですが、そのうちの80%以上が流通せずに、日本銀行の金庫に保管されているのだとか。それじゃ当然見かけなるわけないよね。
でも僕は、今くらいたまに見かけるのがちょうど良いと思います。眉毛のあるコアラのマーチに出くわすような、そんな幸福感をもたらしてくれればいい。
なので、もう3日間財布に入れたままです。