2007-12-19 (Wed)
小説を書けたら
「ジャンプ!◯◯中」というバラエティー番組で、4人の出演者がリレー方式で小説を執筆して、さらにそれを映像化するという、一風変わった趣向のコーナーをやっていました。男女2チームで競い合います。男性チームはレギュラーのチュートリアルとオリエンタルラジオ。女性チームはブログで話題だという若槻千夏、辺見えみり、矢沢心、眞鍋かをりの4人。
本当に彼らが書いたのかはわからないし、プロの添削が入っているのかも知れませんが、それにしても8人の文章力にはちょっと驚きましたね。読み物としてちゃんとしていたもの。
「小学校の頃から作文が得意でした」って人を、僕はあまり見たことがありません。だから小説を書くのなんて、ほんの一握りの才能を持った人だけなんだと思っていました。でもそれはとんでもない。ケータイ小説からヒットが生まれ、映画化までされちゃう時代。みんな、本当は何かを書きたくてウズウズして、その潜在的な欲求を導いてくれる環境さえあれば、どんな人からも小説は生まれるのかも知れない。番組を見てそう思いましたね。
だけど僕は、物をクリエイトすることがとっても苦手。だから小説を書こうとしたら、きっとどこかで読んだことがあるような、つまりはパクリになってしまうことでしょう。
でももし自分が書いた本が売れて、映画化でもされて、ガッポリ印税が入ったら〜なんて妄想はします。そうなると、僕の小説のタイトルはいつもこうです。
「渋谷の中心で、愛をさけぶ」
まさにやる気ゼロ。しかも微妙に古い。