2006-03-19 (Sun)
台湾紀行 Vol.2
今日は朝から台北の市内観光。
まずは外観がド派手な圓山大飯店を見て、忠烈祠で衛兵の交代式を見学しました。朝一番の交代が面白いらしく、すごい人集り。人形みたいにギクシャク動く交代式がメインなんですが、僕は門の前で瞬き一つせず立っている衛兵が面白くて、何とか彼らを笑かしてやりたいって衝動が湧いてきました。でも相手は銃剣を持ってるから、下手なことはしないでおきましょうか。
その後、故宮博物院を見学。2004年から修繕工事が入っているのですが、あまりにも展示品が多くて全部は見切れるものではないらしいです。僕は普段、古美術品とか全然興味がないのだけれど、ガイドの謝さんは元教師ということで、展示品の隅から隅まで解説してくれて、結構面白かったですね。
中でも感動したのは“象牙多層球”という21個の球が重なった(球の中に球が入ってる)彫刻。驚くことにその球たちには継ぎ目がないのだそうです。つまり一本の象牙を彫って重なった球にしたということ。この凄さは解説されなければわからなかったですよ。
あと“翠玉白菜”も素晴らしいです。とにかく中国3000年の宝物は見て損はありません。
午後は烏龍茶店や孔子廟を見学しました。
旅行会社が提携していると思われる漢方薬屋さんに連れて行かれて、そこでは何やらビックリ人間ショーみたいのをやってくれました。キャラメルを“気”で堅くしてサトウキビを貫通させたり、熱した金属の鎖を素手で触ったり(わざと火傷をさせて薬を塗ると治るっていう売り込みの一環)。
鎖を触った瞬間、掌からジューって白い煙が出た時はビックリと言うよりは引きましたけど・・・。
夕飯は台北でも大人気の“鼎泰豊”という点心で有名なお店です。すっごい賑わいで、旅行会社で予約しているにもかかわらず待たされるほど。食べている時もえらい慌ただしい。でも出てきた小籠包はマジで美味しかったです。(ちなみにこのお店、新宿とかにも進出しているらしい)
店を出たら雨が降っていたのですが、士林の夜市へ出掛けました。幸い到着する頃には雨は上がっていて、でも人出も凄いし、雰囲気だけ味えればいいや。
途中、謝さんが臭豆腐なるものをご馳走してくれて、これが強烈な悪臭。くさやみたいな感じ? みんなは「臭い、臭い」と逃げ回ってしまい、仕方なく僕はひとかけら食べてみましたよ。ムワ〜ン。く・・・くさっ! お口に広がる強烈な匂いに何度も戻しそうになりながら、最後はちゃんと飲み込みました。
そして締めには足つぼマッサージを受けました。気持ち良かったけど、途中何度か激痛が。「いたっ!」と叫ぶと、どこそこが悪いって指摘してくれます。僕は目、肩、腰、肝臓、寝不足・・・・・だそうな。まあ当たってます。
て言うか、俺の顔見て、きっとその辺が悪いだろうって当てずっぽうで言うてるだけとちゃうんか、兄ちゃん。