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2001-03-13 (Tue)

どん底景気はまだ続く

横浜駅周辺は、行く度に様子が変わりますね。数ヶ月ぶりに寄り道した横浜は、続々と新しい店がオープンしていました。新しいお店は、すでにしっくりと町並みに馴染んでいます。
ところで、ここにあった店は何だったっけかなぁ。もう忘れてしまいましたよ。それだけ流行っていなかったってことだろうけど、厳しい時代ですよね。弱者はただ消え去るのみ。

帰宅してテレビをつけると「株価が16年ぶりに12,000円台を割り込んだ」というニュースをやっていました。バブルが崩壊して以降、最安値だそうです。
アメリカから端を発して、現在、世界同時で株価下落が起こっていますが、日本の場合、アメリカの影響と言うよりは、自ずとなるべくしてなったという感想を僕は持っています。
それは多分に、財務(元・大蔵)大臣 宮澤喜一氏の招いた結果だと思うのです。
処理のできない不良債権を山のように抱え込んでしまい、今すぐにでも崩れそうな金融機関がひしめいてるにもかかわらず、抜本的な構造改革も行わず、安穏としている(としか思えない)日本政府の対応は、「本当にこの国の行く末を考えているのか?」と疑問を感じざるを得ません。次々と破綻していく大企業や金融機関。まるでその場しのぎのように莫大な公的資金を注ぎ込むけれど、そんなことでこの状況は何も変わりません。まさに大恐慌の様相ですよ。50年前だったら、戦争の一つや二つ勃発してもおかしくないでしょう。

そして、森喜朗氏の進退問題。政局が不安定なら、市場が安定しないのは当然です。
ハッキリ言って、彼はどうかしていますよね。世論を敵に回してまで内閣総理大臣の地位に居座るメリットなどあるんでしょうか?(←あるから辞めないんだろうけど)
自由民主党の総裁になるような人は、たとえどんなに人柄が良くても、僕は信用してないけれど(自民党支持者の方、気を悪くしたらゴメンナサイ)、彼はひどいですね。これだけ次から次へと騒がれるなんて、ある意味、大物には違いないですが、その大物ぶりは首相という立場で発揮すべきではありませんから。宇野宗佑以来のバカ殿状態じゃないでしょうか。

本当に景気が良くなるのは、いつのことになるんだか・・・。

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