2001-03-05 (Mon)
オードリー
月曜日だというのに飲んで帰って来てしまいました。こういう一週間の始まりは、非常に良くない兆候です。今週は長いんだろうなぁ。
現在放送されているNHKの朝の連続ドラマ小説「オードリー」。こんなこと書いちゃ、制作者は気を悪くされるだろうけど、敢えて書きますね。最高つまんね。
朝、7:30amからBSで放送しているのを、出勤前にチラッと見ているのですが、いつ面白くなるのかと思って、辛抱強く見ていても、一向に盛り上がる気配がありません。日を追うごとに、ますます盛り下がっていく。
昭和後期の“斜陽の日本映画界”を舞台にするだなんて、初めから面白くないであろうことは予測はしていましたけど、ものの見事にオモンナイとはどういうことやねん？！
テレビの視聴者は、朝から堕ちていく人たちを見たいとは思わないですよ。むしろ、あざといくらいのシンデレラ・ストーリーのほうが朝に相応しい。元気が出るのです。そこらへんをNHKもわかってないなぁ･･･。
出演者は、決して悪くありません。ヒロインの岡本綾は可愛いですし、賀来千香子や大竹しのぶだって結構良い味を出しています。これまでテレビではあまりお目に掛かったことのない仁科貴、佐々木蔵之介、茂山逸平、堺雅人などもなかなか良いと思います。
問題はひとえに大石静の脚本と、長嶋一茂などという愚にもつかないタレントを起用してしまう企画力のなさにあります。芝居の「し」の字も知らない長嶋が、映画の看板俳優役だなんてちゃんちゃらおかしい。
あと、今日飲んでいて、関西出身K.Tさんが劇中の「言わんといて」というイントネーションが変だと、方言指導に異議を唱えていました。彼女は大阪出身、奈良育ちだから、京都の言葉とは違うらしいのですが、どうも違和感があるみたいです。関西の方、どうなん？