2000-12-24 (Sun)
仏教徒だって便乗ですよ
熊本にいる従兄弟(中2と小5)が、冬休みに我が家にやって来ました。2年前に会って以来です。小柄な2人なんだけど、さすがに成長しているものですね。少し大人びていましたよ。
彼ら、東京に来るのは初めて。
羽田からその足でお台場にでも行こうと考えていたのに、間違えて首都高に乗ってしまい、しかも13号地で降りなきゃいけないのに、行き過ぎちゃって、仕方がないので東京タワーへ行きました。僕的にはあまりお薦めの場所ではなかったんですが、まあ、一度くらいは行っておいてもいいかなと思って。
ショッボーい蝋人形館を見て、何分も列んで特別展望台まで行って・・・。つまらないのはわかっていたんだけど、彼らもやっぱりつまらなそうでした。
その後、CDショップに行きたいと言うので、日本でいちばん大きい渋谷のタワーレコードに連れて行きました。が、広過ぎて、目的の物がどこにあるのかわからないんだよね。
・・・失敗でした。とにかく初日の印象は概ね悪かっただろうなぁ。
今日はクリスマス・イブ。
「クリスマスなんて、マスコミや若い子が騒いでいるだけのアホらしいイベントじゃん」と思ってる人もいらっしゃるでしょう。
僕も少し前までそう思ってました。キリスト教には何の信仰もないし、関係ない、と。
でも考え直しましたよ。そもそもクリスマスの起源だって結構曖昧だし(明日の日記に書きます)、便乗して楽しんじゃっても、お釈迦様だって何も仰りますまいって。
単調な日常に彩りを添えてくれる、絶好の催し物じゃないですか。
家族や友人、恋人とたまにはケーキやご馳走を前に、改まった会話をしてみたり、ロウソクを灯して賛美歌など聴いて、濁りきった心を浄化させてみるのも一興ではないでしょうか。