2000-12-15 (Fri)
時計の針は戻せない
戻れるなら、あの日あの時に帰りたいと思ったことってないですか?
時計の針を戻せるなら・・・。2年前? 20歳の時? 小学校の頃?
「もしも、あの時◯◯していたら〜」「学生の時にもっと勉強していれば〜」
何かある度にそんな風に“たら・れば”で考えること、ありますよね?
それを“後悔”って言うんですよね。
僕、思うんです。後悔をすることって、人にとって必要じゃないかと。
クヨクヨするのも、時には構わないと。
だけど・・・後悔って、振り返ることが重要なのかな・・・? 物事の結果には、必ず原因があるわけで、それを見据えるのは大切なことだけれど、でも歴史の上に“もしも”があるのなら、人生をリセットボタンひとつでやり直せるのなら、おそらく人は必死に、懸命に生きていくことが馬鹿馬鹿しくなることでしょう。
時計の針が戻せないのなら、いや、戻せないからこそ僕たちは「これから◯◯していこう!」「これから勉強したって遅くはない!」と言って、また今日も生きていくのです。
もし今、後悔していることがあるなら、この先同じ過ちを繰り返さないためにどうしたらいいかを考えることが、その解決策。前を向かなければ、後悔なんて意味はないんです。
それでも、僕らはクヨクヨするもの。仕方がないさ、人間だもの。でも、明日はもう一度、姿勢を前向きに直しましょうよ。