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2000-10-17 (Tue)

痩せる色

気がつきゃここんところ、食べ物の話題がえらい多いなぁ。
食欲の秋ですからね。仕方のないことだけれども、それにしても「毎日楽しみは食うことだけかよ」って言いたくなりますよね。
お陰様で近頃、腹周りがヤバいです。20代も後半になってくると、お腹についた贅肉は落ちにくい。見た目にはわからなくても、実はタプンタプンなの。ホント、ヤバいですよ。前屈みとかツラいんだもん。

で、いっちょダイエットでもしてみっかなと思い立ったのですよ。
でもさ、食べないってのはキツいじゃないですか。仕事柄、そんなに動き回るわけでもないし、なかなか効率的な方法ってないものですね。(←そんな簡単にいきゃ誰も苦労はしませんが)

そしたら、さっき「人気者でいこう!」という番組で、“青いご飯のもと”なる物を紹介していて、これには驚嘆しましたね。視聴者からアイデアを募集し、優れていればそれを商品化するという企画で、“青いご飯”とはそのものズバリ! 白米を青く染めてしまうという物。

自然界には、食品で青色の物ってほとんど存在しません。
赤、黄、緑といった肉や野菜の自然の色は食欲を増進させるのですが、自然にはあり得ない青という色には拒否反応を示し、食欲を減退させるんですって。
事実、番組の出演者も、味は普通なのに“青いご飯”を嫌がっていたし、番組を見ている者としては、匂いも何も伝わってこない画面を通すと、より美味しくなさそう。
と言うよりも、青というのは「毒」を連想させるんです。
つまり、青く染めただけで、自然とご飯を食べる量が減るというわけなんですね。
普段は料理をより美味しそうに見せるために、彩りを綺麗に見せたりするのに、その逆を狙って、食べたくなくならせるってところが秀逸。
これはたしかにダイエットには効果抜群だと思いました。ただ、僕には少し抵抗あるかな。

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