2000-09-27 (Wed)
ありの実
秋深し! 何だか突如、涼しさが増してきましたね〜。良い感じです。
そりゃそうか、もうすぐ10月ですもんね。いつまでも暑い方がおかしい。
近頃は食卓に梨がよく並びます。
僕、果物ってあまり食べないんですよ。なぜって、ひとしきり食事した後で満腹だし、わざわざ剥いたり、種を出したり、面倒臭い思いをしてまで食べたいと思わないから。自分でも、なんて物ぐさなヤツだろうって思いますね。
でも梨は、剥いてあって種も処理してあるから、わりと食べます。つまり「はい、どうぞ」って状態なら良いわけです。オホホホホ・・・。
美味しいですよね、日本の梨って。
別名「サンドペア」と言って、果肉が少しざらつき、シャキシャキとした食感、それに後味のスッキリした甘さが特徴。ほとんどが水分で、あとはセルロースや石細胞などの繊維成分が多いので、聞くところによると便秘にも良いらしいですよ。また、カリウムの含有量が多いので、高血圧予防などに効果あり。
「長十郎」に代表される“赤梨”と「二十世紀」に代表される“青梨”とがあって、どちらも明治の中頃に発見されたんですって。意外と歴史が浅いんですね。
我が家の食卓に上るのは、ほとんど“赤梨”のほうです。豊水とか幸水とか、甘みの強いもの。
梨には大きく、和梨、洋梨、それに僕は食べたことはありませんが、もう1つ中国梨ってのもあって、大きく3種類に分けられるそうです。
外国人は日本の梨を、それこそ砂みたいな食感だと思うんでしょうけど、なんてったって日本の梨(和梨)が最高!と思うのは僕だけでしょうか。洋梨なんか「ケッ」て感じですよ。(洋梨好きの方、ごめんなさい) 日本に生まれて良かったぁ。