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今日は前の職場に引き継ぎに行きました。
実は朝、良からぬことを思い付いてしまいました。新しい職場には「引き継ぎに行ってきます」と言って出て、元の職場には「ごめん、行かれなくなった」と連絡して、家で寝てよう！ってね。でも万が一、何かの用事で電話か何かされてバレるとマズいと思って、仕方なくちゃんと引き継ぎしてきましたよ。（←当たり前！）

そしたらビックリ。新しい職場から本当に電話が掛かってきやがるの。僕が「何か？」と聞くと、「あ、聞こうと思った用件が今片付きました」だって。ハァ！？ まさかマジで所在の確認かよ、なんて勘ぐっちゃいますよね。

それにしても、昔は転勤した人が引き継ぎに来たら、慰労の意味も込めて飯食いに行ったり、飲みに誘ったりしたものですけど、今日はそういうの一切ありませんでした。
寂しいっちゅーかなんちゅーか、これが2年半過ごしてきた結果なのかな･･･って。

今までも通勤は30分くらい（4駅）でしたが、今度の職場も田園都市線に乗って5駅で、おまけに下りだから電車では座れるし、さらに駅から近いということで、正味25分の楽々通勤。ホント申し訳ないッス。

新しい職場の人たちは、なぜか皆さん最初に「どこから通ってるの？」という質問。「桜新町です」って答えると「？」って反応。知らないの？ だから5駅のとこですよ。
でもさ。初対面で聞かれることって、そんなことでいいんだっけ？ 取っ掛かりとしては無難な質問なのだろうか。ま、僕に対してそんなに興味もないんでしょうけど。

慣れない職場で、仕事のやり方も違うし、戸惑うことだらけでしたが、周りの人たちは善い人そうなので、何とか頑張れそうな気がします。

新しい年度が始まりましたよ。フレッシャーズがリクルートスーツに身を包み、ぎこちない感じが爽やかですね。

つーことで、僕も新しい職場に行くために、まずは横浜・関内にて辞令交付。これがまた朝早い。なんてったって8:15am集合とか言うもんだから、いつもの2時間前には起きて支度して、もうクタクタ。そしていざ8:15amに行ってみたら――
だ、だれもいない！？
ほかのみんな（一緒に辞令をもらう人）は9:00am過ぎにゾロゾロと集まってきたので尋ねてみると、なんと9:15amに変更になったと言うじゃないですかーーー！ 聞いてないよー。

えらく幸先の悪いスタートを切ったものの、無事に辞令を受け取り、いよいよ新天地・溝の口へ。どんな人がいるんだろう。ドキドキ。でも今日は軽く顔見せ程度だったので、皆さんの雰囲気を掴むのは明日以降。

午後からは渋谷（元の職場）にご挨拶に行きました。
みんな僕を心配してくれたり檄を飛ばしてくれたりで、転勤の希望なんか出すんじゃなかったかなぁ･･･なんてちょっぴり後悔したりして。

とにかく新年度初日はものすごい強風とともに、長い長い一日でした。

昨日はとっても天気が良くて暖かかったので、絶好のお花見日和だったじゃないですか。本当は昨日したかったのですが、都合が合わなくて今日の午後、軽く写真なんぞ撮りに。

実家近くの桜並木は、まだ枝に蕾があって八分咲きってところでした。でも、毎年恒例のお花見渋滞はすでに満開。ここの桜は車の中から見るのがいちばん見事で、それはまるで桜色のトンネルをくぐっているかのように美しい。だから、運転手の皆さんも見とれてしまって渋滞するというわけです。

その後、天気予報どおり雨が降ってきたので、家で寝ようかとも思いましたが、ふと明日から新しい職場だし、たまにはスーツを買わなきゃと思ってお出掛け。
職場で着るスーツは酷使するので、安物で十分。なので、2プライス制の激安ショップでものの30分で選びました。僕の場合、ごくありふれた体型なので、大抵の吊し物はほぼノープロブレムだし、デザインたってオーソドックスなやつでいいわけだし。

そんなこんなで、慌ただしい一日でした。茶でも飲みながら、もっとのどかに花見したかった。

前から言おうと思ってたんだけど、今年の9月からニューヨークの美術学校に行くことにしました。
以前から絵とか興味があったんだけど、今年初めから計画してまして。行く行くは向こうで舞台美術をやりたいと思ってます。
転勤になったばかりなのに退職かよ。そんな感じです。

というメールを友人たちにしたのですが、予想どおり誰も引っ掛かってくれませんでした。だいいちみんな、僕が絵とか興味ないの知ってるし。

ちなみに「3月31日に送別会でベロベロに酔っぱらって、事故に遭って入院した」ってのが、今まででいちばん騙された人が多かったです。僕だったらやりかねないですからね。
「この夏、結婚します」とか「3億円当たった」とかは、まっっったく効き目なし･･･。

今日は平成17年度の最後の日。
欧米では学校の新学期は9月から始まるし、4月を区切りにするのって日本独特なんでしょうか？ いつ頃からなんだろう、政府の会計年度が4月から翌年の3月になったのは。
たぶん、ググりゃわかるんでしょうけど、面倒でのぉ。

そんなわけで、めでたく（？）本日を以て退職を迎えた方もいらっしゃったりして、職場の送別会が催されました。

実は、僕も2年半通った渋谷の職場とは今日でおさらば。来月からは川崎の溝の口に転勤になります。都会中の都会で働けて、刺激的で楽しかったし、別に不満があったわけじゃありませんが、ちょっと別の空気に触れてみたくなって、転勤の希望を出してたんです。
今は期待と不安で複雑な気持ちですが、新しい職場でも楽しく働けたらいいなぁと思っています。渋谷のみなさん、感謝です。

職場の互助会がポイント制で、実は最初から4,500円分（45p）与えられていたってことを昨日知って、早速お買い物。と言っても、これと言って欲しい物がなかったので、とりあえずCDや書籍でもポイントが使えるって聞いたのでタワーレコードへ。

あれこれ悩んで、結局買ってしまったのが《千と千尋の神隠し》のDVD。ジブリのDVDって高いじゃないですか？ こんな機会でもなきゃなかなか買おうと思わないですからね。

この映画で、僕が大笑いしてしまったシーンがあります。
ラストのほうで、千尋が人間の世界に戻るためにハクと一緒に油屋に戻って来て、湯婆婆に向かって「おばあちゃん」と呼びかける。すると湯婆婆が意表を突かれたように「おばあちゃん？」と言う、その一言なんだけど･････
やっぱりわかりづらい？
誰に話しても解ってくれないのですが、このときの夏木マリの絶妙な台詞回しは、何度観ても笑えるんですよ。菅原文太の「グッドラック」よりも面白いんだけどなぁ。

今時の若い人たちはどうかわからないけど、僕の中ではカラオケって言えば、ほろ酔いで行く場所。なのに今日は、一軒目からいきなりボックス集合。
案の定、酔ってないもんだから、誰も歌おうとしなくて、仕方なく先陣切って歌ってみました。そう、しらふで。自分も周りもテンション低いから恥ずかしいこと、恥ずかしいこと。めっちゃ変な汗かきましたよ。

今日のメンバーはオジサンの僕に気を遣ってくれたのか、ユーミンの『卒業写真』とか海援隊の『贈る言葉』を選んでくれて（そんなシーズンだね）、知らなかったのはKAT-TUNだけだったな。何せ、僕はKAT-TUNってのが何者かつい最近まで知らなくて、勝手に二人組かと勘違いしていたし、読み方も“カツン”かと思ってたくらい。もうジャニーズにはついていけません。
ちなみに僕は、森山直太朗の『さくら（独唱）』を歌いました。微妙に懐かしい選曲･･･とか思われてそう。

二軒目は渋谷ののんべえ横町にある「月桂冠」という店。
カウンターに7、8人座ったらいっぱいになるお店で、渋谷に転勤になった時に後輩に連れて来てもらったのがきっかけで、数回おじゃましたことがあります。気さくなママさんとおねえさんが、いつも温かく出迎えてくれるんですが、如何せん小さい店なので、いつ来てもいっぱい。今日は後輩が気を利かせて予約をして行ったら、二階にある座敷に上げてくれました。これって、かなりのVIP待遇なんですよ。