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2010-07-09 (Fri)

母になる人たち

仕事中にオランダ大使館からの電話を取って、その流れで何となく「オランダ」なんて検索してみた後、「そう言えばサッカーの決勝はあさってだっけ」とか思って、「オランダ スペイン」と検索したら、Googleのページ下部のナビゲーションが、こんなんなってました
一瞬、目の錯覚かと思って、再度「オランダ」と打ってみたら、それだと普通でした。
遊び心というやつですか・・・。ワールドカップも残りわずかですね。


古いメールを整理しようかと思って眺めていたら、頻繁に飲みに誘ってくれる後輩の女の子が、もう3ヶ月近く連絡もくれていない。お酒大好きなのにどうしたんだろうと思い、今日辺りこっちから連絡を取ってみようかと考えていました。
そしたら驚いたことに、彼女が所用でうちの職場にやって来ましたよ。偶然!
さらに驚いたことには、なんと彼女、現在ご懐妊中でした。ああ、どうりで「飲みに行きませんか?」とは来ないわけだ。とても納得。
たった26歳で3人目ですってよ。なんかすごいなぁ、逞しいなぁ。

中学からの友達Y.Mさんも、あと2ヶ月ほどで待望の赤ちゃんが生まれるそうです。
方や彼女は、今日が誕生日で38歳。初産です。すでに性別は男の子とわかっているそうで、“うちのマイケル”と呼んでいました。マイケル・J・フォックスの“マイケル”でしょうか。

元気な赤ちゃんを産んでください。

2010-07-10 (Sat)

夕風にほおずき

カメラを持って上野へお出掛け・・・っと、その前に本日は仕事。休日出勤でした。
せっかくの晴れ、気温もそんなに高くなくて、遊びに行くのにはもってこいなのに、何が悲しくて仕事なんだろ。しかも5:45pmまで。拘束時間が長いっつーの!


上野・浅草界隈の7月と言えば、お祭りですね〜。第2弾は浅草のほおずき市。
仕事の後、浅草線で向かったのですが、電車はさほど混んでおらず、会場も大したことないのかと思ったら、最終日の夕方ということもあり、仲見世とか半端じゃなく大混雑でしたよ。

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建設中の東京スカイツリーが、浅草からだとかなり大きく見えるんですが、なんかつい写真に撮りたくなっちゃいませんか? 何ですかね、あの心理。

ひととおり祭りを見終えて、御徒町を少しぶらついて帰りました。今宵は湿度があまり高くなくて、朝顔まつりよりは過ごしやすかった。

2010-07-11 (Sun)

携帯を失くすと焦るね

カーナビの地図を最新版にすべく、実家で作業をしていました。
ネットからダウンロードを始めたんですが、高速ブロードバンドのこの時代、30分もあれば終わるだろうと軽く考えていたら、とんでもない。3時間以上掛かりましたよ。全国の地図を刷新するんだものね、それくらいは掛かるか。だから予約制だったのね。

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午後は天気が良くなくて、家の中でウダウダとしていたら、甥っ子たちがつまらなそうだったのでドライブに連れ出しました。世田谷まで参議院議員選挙の投票に。
6:00pm過ぎに投票所へ行くと、結構パラパラと投票に来てる人がいました。投票率はどうだったんでしょうね。僕、一度だけ投票所の受付のアルバイトをしたことがあるのですが、パラパラと人が来るのが、気を抜けなくて嫌だった記憶がありますね。「来るならまとめてドバッと来いよ」みたいな。無理ですけど。だいいち立会人なんて、ただボーッと見ているだけだし、確実に眠いよね。つーか脳みそは半分寝てるんじゃねーの? 投票の様子を見てるだけで、いったい幾ら貰えるんでしょうかね?
でも今日は暑くもなく、寒くもなく、受付や立会人の方たちにとっては幸いだったかもね。これで先週みたいに激蒸し暑かったら、マジ地獄っしょ。

再び横浜に戻り、夕ごはんをいただいて、それでは再び世田谷に帰ろうとしたら、携帯電話がないことに気がつきました。車の中とかあっちこっち探し回ったんだけど、どこにも見つからない。鳴らしてみようと家の電話から掛けたりしてると、知らない人から1本の電話。
なんと道に落としていて、拾ってくれた方からでした。近所の公園に持って来てくれるとのことなので急いで向かうと、年配の男性が僕の携帯電話を持って、雨の中を立っていましたよ。とくにいじられた形跡もなく、無事に帰ってきました。
悪い人に拾われて、悪用とかされなくて本当に良かった。これからは落としたり失くしたりしないように、いっそう気をつけます。

2010-07-12 (Mon)

ドラマ漬け

おとといの休日出勤の代休です。朝から、ニュース番組は昨晩の選挙結果を受けての番組構成。民主党大敗で図に乗る自民党&みんなの党(←何それ)。もう自民党政治に戻しちゃっていいんですか、日本は。

つまらないので、一切オンエアーは見ずに、録り溜めていたドラマを見ていました。
この6月まで放送していた「タンブリング」の全11話。ぶっ通しで見続けましたよ。初回は2時間スペシャルで、CMを飛ばしたり、途中早送り再生などをしても11時間以上。

主演は山本裕典。僕は彼のことを2年前にこの日記で取り上げていました。ついに主演を張るまでになったんだねぇ。我ながら見る目あるじゃーんと思うわ。
山本演じる東航という不良中の不良が、単位不足を部活動で補うことになり、弱小新体操部に入部。はじめはバカにしていた男子の新体操に思い掛けずのめり込み、関東大会出場を目指すというのが話の軸となります。
男子団体新体操に魅せられた竹中悠太(瀬戸康史)が、もがきながらキャプテンとして部員を引っ張る姿や、登場人物がさまざまに出くわす悩みに真剣にぶつかりながら成長していく様など、テイストは完全に「ROOKIES」と「WATER BOYS」を足して2で割ったような鉄板の青春スポ根もの。その割には視聴率はあまり振るわなかったようですが・・・。

身体能力の高い若手俳優たちが、ガチで挑むタンブリングは感動的。
山本くんは、実は「花ざかりの君たちへ 〜イケメン♂パラダイス〜」でしか拝見したことがなくて、その時の大人しい優男のイメージだったのですが、どうしてどうして不良高校生を堂々と演じていましたよ。
彼の母親役に大塚寧々。38歳という設定で、世が世なら僕も高3の子供がいてもおかしくないのか・・・と思ったり。大塚寧々、なかなか良かったんですよ。彼女は要所要所で良い役をもらいますね。夫君の田辺誠一ともどもファンになりそうです。

2010-07-13 (Tue)

夕焼けに小さくなるくせのある歩き方

昨夜、ビデオを見たりしてたこともあって、睡眠時間2時間半。
いつも6〜7時間寝ている身にはツラい・・・まあ、自分が悪いんですが。眠いと頭が働かないかナチュラル・ハイになるかどちらかの僕ですが、午前中はナチュラル・ハイでした。
草食男子くんと電話で話していても、湧き出る泉が如く言葉が出て来ます。しかも少々辛辣な。これは間違いなくナチュラル・ハイ状態の証拠です。
一転午後は、強烈な眠気で思考回路がまったく動作していない感じでした。電話の向こうの相手の声が遠く彼方に聞こえて、辛うじて用件を取り次ぐのがやっと。
帰りの電車では、あと1駅というところで猛烈な睡魔が襲ってきて、抗うのが大変でしたよ。
今夜は早く寝ます。まだ9:00pm過ぎですが、もう寝ちゃってもいいよねっ!


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いきものがかりが『時をかける少女』をカバーしていて、それを聴いたら原曲が聴きたくなって、原田知世のベスト・アルバムを借りてきました。収録曲に『ダンデライオン 〜遅咲きのたんぽぽ〜』とかあって、「ユーミンのカバーなんかしてたんだぁ」と思っていたら、さにあらず。この曲は原田知世のための書き下ろしだったんですね。松任谷由実のほうがセルフ・カバーなのだそうですよ。初めて知りました。ユーミン版のほうが圧倒的に知名度が高いし、逆だと思われてるよね?
ユーミンもまあ歌は上手ではないですが、若い頃の原田知世も大概下手ですねぇ。1983年の曲なので、当時15歳! この後、ミュージシャンとして活動するとは、人間わからんものです。

というわけで、一日中睡魔と闘いながら、頭の中には『ダンデライオン』がグルグル回っていましたよ。'80年代アイドルの曲を聴くと、一気にノスタルジックになる世代でございます。

2010-07-14 (Wed)

難しいことは抜きにして

ちょうど昨年の今頃、ラジオで安住紳一郎が靖国神社の「みたままつり」のことを話していて、実はそれより前に、知り合いのブログでもそのお祭りのことが紹介されて、以来どんな様子なのかずっと気になっていました。
今年も、昨13日から16日までの4日間、お盆(東京のお盆は1ヶ月早いんですよ)に合わせて「みたままつり」が行われています。自分の政治信条もあって、これまで足を踏み入れたことがなかった靖国神社ですが、これだけはどうしても見物したかったのよね。

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いやぁ、想像以上の大きな祭りでした。
広い参道の両側に並ぶ屋台。ぶったまげるほどの人・人・人。安住アナの話は大袈裟じゃない。ギャル率が高いというのは若干誇張気味でしたが、でも本当に若者がとても多い。あと外国人も。ニッポンノオマツリ、タノシイデスカ?
参道の両側に3万を超える黄色い懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられ、暗くなるにつれ、美しい光の壁が目を射るのですよ。それは見事です。

「キャー」と悲鳴が聞こえるので行ってみると、ありましたよ、話に聞いていたおばけ屋敷。入口でおばさんが客引きの口上を述べていて、面白かったので写真を撮ったら「ちゃんと断ってから撮りな」と怒られてしまい、しばしションボリ。
さらに珍しきは見世物小屋。全国で3カ所しかないそうで、かなりのカルチャーショックでした。見物料は大人600円。ドン引き注意です。

日本陸軍の創設者・大村益次郎の銅像の下で盆踊りしてるのを横目に、拝殿まで行くと、近くにいたカップルが「大きな願い事をするから50円出そう」と語らっていました。こういう時は政治的なこととか考えないのが得策かしらね。

一応僕も参拝を済ませた後、缶ビール(350ml)を2本と黒豚カルビの串焼きと京風ねぎ焼きを買い食いしました。祭りの醍醐味ってやっぱこれですよ。

2010-07-15 (Thu)

見世物小屋

不忍池のハスの花が、今年も見事に咲き誇っておりますよ。

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昨夜の「みたままつり」で特に強烈だった“蛇の生食いショー”のお話を少々。

小屋の中に入ると、真っ赤な襦袢に真っ赤な口紅、漆黒の髪の鳥居みゆきのようなおねえさんが、チェーンを鼻から口に通して(!?)、水の入ったバケツをそのチェーンで持ち上げているところでした。いったい何事が繰り広げられてるのか、咄嗟には理解できなくて、MCのおにいさんは「意外とケロッとしてるでしょ?」とか言っちゃってるし、わけがわかりません。
彼女こそ蛇食い女・小雪太夫さんです。

さあ、いよいよ本命の“蛇の生食い”のはじまり。
壺から白いシマヘビを取り出すと、本物だということをアピールするために、観客に執拗に触らせます。僕は当然後ずさり。ひとしきり確認が済んだところで、小雪さん、蛇の胴体をペロペロと愛おしそうに舐め始めたんです。妖艶なんて言葉では片付けられない気味悪さ。
そしていきなりガブッ!蛇の頭を食いちぎりました。後ろにいた女子中学生が「ヒッ」と小さく悲鳴を上げていましたが、ほかの観客はシーーーーン。僕、薄目。

小雪さん以外にマジシャンなど4組の出し物の構成で約20分。お代は後払い。観客を入れ替えながら延々10:00pmまで繰り広げられるそうですよ。
人生初の見世物小屋でしたが、新鮮な体験でした。和風のサーカス? そんな感じです。それにしても子供の頃に見なくて良かった。悪い夢を見そうだもの。

2010-07-16 (Fri)

飲み友達のご帰還

同僚のY.Mくんが、研修のためにこの2週間ずっと職場を留守をしていました。
今日の午後、無事研修を受講し終えて戻って来たので、さっそく飲みに誘いましたよ、もちろん慰労も兼ねてね。
彼が不在だった間、別に普段どおりに過ごしていたつもりだったんですが、飲みに行って喋っていたら「ああ、俺、何気に寂しかったのかもなぁ」と思って。こんな気持ちになるなんて、自分でも驚き。
仕事中でもバカ話の相手をしてくれるY.Mくん。独り身で交際相手もいないと、そういうちょっとしたことを話せる存在って貴重なんです。うっかりすると一日中、仕事以外の話を誰とも交わさない日とかあるからね。
照れ臭かったけれど、本人にも寂しかった旨を伝えましたよ。アハハ。


Y.Mくんは、数年前に後輩を事故で亡くしました。自殺でした。彼は同僚何人かと定期的に飲み会を開いていて、その会の中で、二人の男が同じ女の子を好きになってしまったらしいのですが、フラれてしまったほうがある日、電車に飛び込んだのだそうです。
もともと鬱の傾向がある子で、いきさつは様々あったんだと思いますが、その飲み会を企画していた自分にも少し責任があるんじゃないかと気にしているみたい。

酔ってくると、Y.Mくんはよくその話をします。
絶対に彼のせいなどではないのだけれど、僕が「おまえのせいじゃないよ」と言ったところで、何の励ましにもならないので、いつも話を聞いてそっと頷くだけにしています。

いつも明るいY.Mくんの闇は、吐き出したいときにだけ聞いてあげるのです。

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