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2009-12-09 (Wed)

声を掛けたい衝動に駆られる

今週の月曜日、前日深夜まで結婚式の三次会をして、午前中お休みをいただきました。「体調が悪い」とだけ理由を告げたんですが、見た目が疲れていたのか、「何だか熱っぽい顔をしてるよ」だの「目が死んでる」だのと、周りから相当心配されました。
それにかこつけて昨日も一日休んでしまいましたの。「もうダメポ」と言って。ダメポって。心が折れかかっていたので、リフレッシュも兼ねて。
そして今朝もまた半日休もうとすると、上司から「早く出て来いやぁーー!」と言われ、仕方なく仕事に行きましたよ。
そんなこんなでこの3日間は、体調の不完全なまま半分休んでいるような状態でした。


最近、電車の中で、声を掛けたい衝動に駆られる女性に、よく出くわします。

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おとといは、前のファスナーが全開になっていた下腹ポッコリ30代。どうしちゃったんですかね? 急いでたのかな。幸い、上着がヒラヒラしてさほど目立たなそうだったけど、僕がことさら指摘できる位置関係にもなく、見て見ぬふりを決め込むことにしました。男性が全開にしているよりも哀れなのはなぜだろう。

今日は「働く女の心身・急速充電の方法101」という本を鬼の形相で読んでいる“ザ・アラフォー”を見かけましたよ。まあ、僕のようなモンに同情されたくもないでしょうけど、仕事一筋! だけどちょっと疲れてるの・・・みたいな、絵に描いたようなキャリア命の女性っぽかったので、「そんなに頑張るなよ」とそっと言ってあげたくなりました。僕、変態ですね。

2009-12-10 (Thu)

乱痴気騒ぎの夜

上野界隈ではちょっと名の知れた中華屋で、職場の忘年会がありました。
・・・僕、幹事でも何でもないんですよ。なのに席を決めるためのクジを作らされたり、何だかんだと準備を手伝わされて、どんだけ若手扱いなんだ、と。でもよくよく考えたら、年齢は下から3番目でした。それじゃしようがないか。

一次会では、3歳と4歳の子供を持つ25歳のお母さんと、「アンパンマン」の話題で盛り上がりました。僕も実家でかなり見るからね。だんだん詳しくなってきましたよ。
いちばんのツボは、アンパンマンが案外弱いこと。顔が濡れたり、汚れたり、カビが生えたり、欠けたり、とにかくあの顔に何か異変があると途端に弱くなるんです。でも新しい顔に付け替えると「元気100倍」になるという盤石のセオリーで締め括られるわけですね。素晴らしい。
ちなみに僕は、ドキンちゃんのゆるい感じが大好きです。

さて一次会が終わり、皆が解散すると思ったら、何人かがその場に留まり、なんと場所を変えずに二次会が始まってしまいました。1時間ほど延長し、ついに場所を変え三次会に突入。紹興酒や日本酒が飛び交い、近頃お目に掛かったことのないような乱痴気騒ぎでした。
僕は普段、あまりイジラレキャラになるようなことはないのだけれど、とある先輩が僕をイジることで場を盛り上げようと一点突破してきて、そういうのに慣れていないものだから対処法がわからず、軽く困惑しましたよ。
泥酔した人を2人も介抱し、駅まで送って終電で帰ってきました。もうヘトヘト。

2009-12-11 (Fri)

ジタバタしないのが鉄則

朝、いつものように駅に向かうと、雨だからなのか様子がいつもと違う。地下へ降りる階段付近にやたらと人が立っているんです。雨宿りにしては多いな・・・そう思いながら階段を降りて行くと、人身事故で電車の運転を見合わせているとのこと。
なぬーっ!?
駅構内では「繰り返しお知らせします。先ほど発生しました人身事故により、現在お客様の救護に当たっております」とアナウンスがされている。また「振替輸送が承認されました」とあって、へぇ、承認手続きとかあるんだねぇなんて感心しながら、しばし状況を静観していました。

振替輸送の案内がされる度に、続々と電車を降りて改札に向かう人たち。「現在のところ復旧のめどは立っておりません」と言われれば、そうするよね。下手すりゃ2時間不通になることだってあるんだから。
でも僕は動きませんでした。何度もバスで渋谷まで出ようかと考えたけど、雨で面倒だということもあって、復旧するのを待つことにしたんです。

すると15分後、突然「電車は間もなく発車します」と言って動き始めました。
ほんの1分前まで「復旧のめどは立ってない」と流れてたんですよ? それを聞いて改札に向かって行った人、結構いましたよ? 突然過ぎやしねーか?

教訓。
電車の運転トラブルの際は、決してジタバタしない。これ鉄則。

2009-12-12 (Sat)

上手にお遊戯できました

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甥っ子たちの保育園で「みんなの発表会」と銘打った、日頃の成果を披露する催しが開かれるというので、朝も早くから横浜に向かいました。
僕はこれまで発表会には参加の機会に恵まれず、今年が初めて。どんなことをするのか興味もありつつ行ってみると、当然のことながら3、4歳児がウジャウジャワラワラ。みんな好き勝手に動き回って、とても収集がつかない様相。と思っていたら、保育士の先生の号令の下、ちゃんと発表会は始まりました。さっすが〜。

発表内容は、動物の鳴き真似をしたり、踊ったり、太鼓を叩いたり・・・言っても大して面白いものではないですよ、正直ね。だけど親御さんたちからすれば「こんなこともできるようになったのねぇ」的な感動があるんでしょうね。YutaKotaも堂々としていて、きっとお遊戯ごとが大好きなんだと思います。

本日は母親の誕生日ということで、夕食は寿司。
子供たちは相変わらず寿司があまり好きではないようで、イクラと玉子を少し食べるだけ。その代わりバースデイケーキは丸一個食っていましたが。

2009-12-13 (Sun)

年賀状と焼肉

朝から家族の年賀状作成にいそしんでおりました。親父、お袋、妹の年賀状。
「なんで毎年、俺が作らなあかんねんっ」と思いながら、でも本人たちに年賀状作成ソフトの操作方法を教えながら作るほど、悠長に時間も使えないし、たとえ教えたとしても一年に一度しか使わないから、きっと翌年には忘れてる。そんな無駄なことはしてられない。
で、仕方なく僕が作ってしまうわけです。

作るのは構わないんだけど、デザインがあーでもないこーでもないとうるさいんですよ。字の大きさとか写真の配置とか、何気に細かい。なのでデザインを決定するまでにえらい時間が掛かるの。今日も結局、午前中から始めて、終わったのは夕方。電気屋さんに寄って買い物したかったのに、その時間もなくなっちゃいましたよ。


僕を世田谷まで送ってもらうついでに、皆で焼肉屋に行くことにしました。
ファミリー向け焼肉屋と言えば「安楽亭」。甥っ子たちは、実はあまり肉とか食べないんですが、ソーセージやフライドポテトだったら食べるはず。そしていちばん彼らを惹きつけたのは、ドリンクバーでした。二人とも2杯ずつおかわりをしてご満悦のようでしたが、ポテトとジュースではマズいよなぁ、やっぱり。

とは言え、甥っ子たちが生まれて、焼肉屋なんて当分の間は行けないだろうと思っていたのに、ついに家族で行ける日が来るなんて。おそらくお袋は5年近く焼肉屋なんて入ってなかったでしょうからね。感慨深いもんです。
僕は運転を妹に任せて、瓶ビールを1本いただきました。

2009-12-14 (Mon)

今日は何の日?

職場で同僚の女性が言いました。
「ああ、今日は討ち入りの日よね。そう言えば今年はテレビで忠臣蔵のドラマとかやらないわね。毎年一つくらいは放送されるものだけど」

恥ずかしながら、僕、日本史って本当に苦手でね。まったく興味がないんですよ。今年「歴女」なる単語が流行語になっていましたが、その真逆を行く男です。
忠臣蔵と言われて、知っているポイントは次のとおり。

  • 浅野内匠頭が吉良上野介と殿中で刃傷沙汰に及んだ。
  • 内匠頭が切腹させられた恨みを赤穂浪士が仇討ちした。

以上。
時代が江戸時代のいつ頃なのか、赤穂がどこなのか、なぜ忠臣蔵というのか、などなどわからないことだらけ。同僚の女性ともとんちんかんな会話が繰り広げられていたはずです。

元禄14(1701)年ということで、時の将軍は5代綱吉。生類憐れみの令のあの人ね。その晩年。赤穂藩は現在の兵庫県南西部。お塩が特産品で有名ですよね。忠臣蔵は歌舞伎や浄瑠璃の「仮名手本忠臣蔵」が由来で、四十七士の忠臣が蔵ほどもあるという説や、大石内蔵助の「蔵」という説もあるらしい。

今日などは品川の泉岳寺には大勢の忠臣蔵ファンが墓参りに訪れるそうで、興味のない僕でもちょっと雰囲気を味わってみたいところ。
ちなみにドラマなどの討ち入りシーンで揃いの裃、ハチマキ姿をイメージしている人が多いと思いますが、あれは間違いだそうです。浪人生活の四十七士に衣装を揃える経済的余裕などなかったそうですよ。知ったかトリビア。

2009-12-15 (Tue)

“特撰”に騙された

食べ物の好き嫌いが多いことは自覚はしているんです。
絶対ダメなわけではないけれど、なんか避けてしまうもの。何が嫌いなのかはわからないけど、決して自ら進んでは注文しないもの。僕にはそういうものが多いんです。

そのうちの一つが、北海道系のミソラーメンによく入っているバター
子供の頃からバター独特の臭みが苦手ではあったんだけれども、バターを使った料理がすべてダメかと言うと、そうでもない。クリームソースのパスタとか好きだし。でもミソラーメンにバターは抵抗があって注文したことがなかったんだよね。

もう一つは、月見そば
僕の中では大変な邪道なんです、完結している味に生卵を加えるのは。カレーライスに卵を落とす人とかいますけど、意味わかんないから。
天玉そば? はぁ? 天ぷらそばで完結しているだろうがぁ!

そんな二つを、なぜか連続してミスオーダーしてしまいました。
たしか「特撰ミソラーメン」みたいなメニューで、ちょっと贅沢してやれと思って頼んだら、ごっつい大きなバターが乗っかっていました。もう一つも「特撰そば」的なメニュー(←覚えていない)だったので頼んだら、しっかりと生卵が乗っかっていました。つまり“特撰”という言葉に弱いのが原因でしたね。

どちらも崩さぬように、そっと食べましたよ。バターは終わりのほうにちょっとだけトライしたけど、案の定、ないほうが僕は好きでした。

2009-12-16 (Wed)

年忘れラグジュアリー

今宵の忘年会は、尋常じゃなく豪勢でした。
上野の森の中にある「韻松亭」という会席料理のお店。なんと創業は明治8(1875)年とのこと。たしかに古いんだろうなぁと思わせるのは、ところどころ天井が低いんです。182cmの僕では頭がぶつかってしまいそうな建物の造り。しかし、中身が全部古いわけではなく、モダンな要素も取り入れて、こんなところでデートなどしたら格好良さ3割増しって感じよ〜ん。
今が旬なのか、お料理にはどれも柚子が使われていて、とても爽やかで品が良い。生湯葉とか濃厚なゴマ豆腐とかチョーウマかった。あと鶏しゃぶも。

どういうわけか、今日の会は男性席と女性席が真っ二つ。中学生か。
でも僕はそういうとこ、結構図太いのよね。女性席に躊躇なく分け入りました。そして自分で言うのも何だけど、意外と嫌がられないタイプ。盛り上げ上手の引き上手。

黒一点席で普段聞けない話に耳を傾けてみると、やはり女性は恐るべし。辛辣ですよね。
職場に強烈に自信家の男がいるんですが、そいつのブーイングなエピソードが矢のように飛び交っていましたよ。「空気が読めない」「常に上から発言」なんてのは可愛いほうです。
いちばん笑ったのが、彼の英語力に関するエピソード。
外国人のお客様が来たので、気合いを入れて英語で会話しようとする自信家くん。ところが「日本語でお願いします」と言われ、周りの同僚に放った一言。「僕の英語って聞き取りづらいらしいんだよね。ドイツ語訛りだから」 ・・・・・一同、聞かぬふりして仕事に戻ったそうです。

何はともあれ、楽しくて豪勢な忘年会でした。
とても素敵なお店だったけど、個人的に来ることはまずないだろうな。

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