2009-08-24 (Mon)
今さらお恥ずかしい質問ですが
最高裁判所裁判官の国民審査って、あれ何なんすかね?
僕が20歳になったのが1992年なので、5、6回やってるはずなんですけど、昨日改めてその存在に疑問が湧いたのでした。
「罷免させたい人の欄に×印を付けてください」と渡された紙。
見ても、初めて知る名前ばかり。罷免させるべきかどうかなんて、わかんないよ。
憲法第79条と最高裁判所裁判官国民審査法という法律に基づいて行われるものであり、投票者の過半数から不信任を受けると罷免されるのだそうですが、それによって罷免させられた裁判官はいまだかつていません。
そりゃそうだ。×印を付けなければ自動的に信任と見なされるので、大抵の人は、どういう人かもよくわからないのに、敢えて不信任にしたりしないですよね?
最高裁の裁判官の人事は、内閣が行います。なので、時の政府への意思表示として、不信任とするのもありかと思います。でも、じゃあ誰だったらいいの?って聞かれると困るんだけどね。まあ、僕なんて所詮ノンポリですから。
とにかく制度が地味すぎる!
司法制度の改革の名の下に裁判員裁判が導入され、大々的にPRされていますけど、まずはこの国民審査をもっと浸透させるべきじゃないかしら?
選挙の候補者同様、裁判官たちの経歴や実績をテレビ放映するとか、ポスターを貼るとか。
それで、もし1人くらい辞めさせられる人が出れば、裁判官たちの襟も正されて、より民意の反映した司法制度になるんじゃないですか?
形ばかりの国民審査だったら、経費だって掛かるんだから、やめちゃえ。