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2008-07-09 (Wed)

聞いてくれればそれでいい

環境の変化と、仕事の引き継ぎが一向に捗らないこと、そして何よりうだつの上がらない自分に嫌気が差して、一日中イライラしっぱなしでした。普段はイライラしていても、それを隠そうと多少は努力をするのだけれど、テレビの占いで「八方美人はダメ」と言っていたので、無理にいい顔をせずにいました。

引き継ぎのほうはあんまりなので、上司から前任者にきちんと引き継ぐように言ってもらいました。そしたら夕方から引継書らしきものを懸命に作っていたみたい。そんなのもっと前に作っとけよ。まあ、ないよりはいいけど。

夕方、現在同じ仕事をしているS.Sくんに電話をしました。今の僕の状況をいちばん理解してくれると思い、諸々の不満を聞いてもらいました。
たとえば、悩みを抱えて落ち込んでいる人から相談を受けたりしたら、激励したり、話を一般化したり、やたらとアドバイスしたりしちゃいけないんだって。ただ「受け止める」だけでいいんだってさ。そんな記事を今日たまたま読んだのだけれど、S.Sくんはまさにそんな対応をしてくれたんです。あれこれ言わず、ただ聞いてくれていました。ひととおりぶちまけたら、僕も少し気分がすっきりして、電話を切りました。

持つべきものは友達ですよ。本気で感激した。

2008-07-10 (Thu)

舟を漕ぐほど眠くても

電車で寝てしまい、隣の人にゆらりゆらりと傾いている人をしばしば見かけます。
寝ているほうは、寄っ掛かろうが舟を漕ごうが知ったこっちゃない。だって目が開かないんだもの。そんなになるほど眠いって、ある意味幸せかもね。
けど、寄っ掛かられたほうは、そりゃ良い気分ではないわな。相手が可愛らしい女の子とかならともかく、大抵は嫌なもの。
僕なんて気が小さいから「それ以上傾いたら頭がぶつかっちゃうよ」と、向かいで見ていてハラハラしてしまいます。隣の人も露骨に嫌な顔をしてるしね。でも、ほとんどの人がじっと我慢してるか、さり気なく押し戻すように体をズラすか、些細な抵抗しかしません。

こないだは、カップルの隣に座っていた青年が、寄りによって彼女のほうに傾いてきたんですよ。彼氏は腕を回して、彼女の肩に青年の頭が触れないようにブロックしたんだけど、なおも止まない青年の舟漕ぎ。で、とうとう彼氏が指でクンと頭を払い除けたんです。しかし青年、依然目覚めず。最後は電車の揺れで反対側の手すりに向き直ったので、何事もなく終わったけれど、カップルは大笑いしていました。
電車で寝るのって気持ちが良いんですよね。わかるけど、周りに迷惑を掛けないように気をつけたいですね。

帰りの電車で、4人掛けのシートに3人で座っていたんだけど、わりと空いているにもかかわらず、隣の人がやけにピタッと詰めて座るんですよ。「暑いのに勘弁してよ」と思いながら、隣をチラッと見たら、ちょっとタイプだったのでそのままピタッと座ってみました。万が一寄っ掛かってきてもOK、と妄想して。俺、イタい?

2008-07-11 (Fri)

気を遣う飲み会

あれ〜、グラングランする。飲み会久しぶりだったから、調子こいて飲み過ぎたかな?

(次の瞬間)

乗り過ごした・・・。新宿。明大前の直前まで起きていたはずなんだけど。寝ないようにしようと、携帯から日記用のメールを打っていたんですが、意味がなかった。って言うか、「グラングランする」とか打ってる時点で、終わっていましたね。

でも今日は楽しかった。
朝、重い足取りで職場に着くと、知った顔が座っていました。業務支援のためにT.Yくんが来ていたんです。転勤したばかりで話し相手もおらず、いつもだんまりしていたから、すごく嬉しかった。もちろんお互い仕事があるので、ベラベラ話すわけにはいかないけれど、近くで仕事をしてるってだけでなんかホッとするんですよ。

本当は仕事が捌けてからT.Yくんと飲みに行きたかったけど、今夜は新しい課で歓送迎会があったので、そちらに参加しました。正直言って、お酒が入ってもあまり話の弾まなそうなメンバーなので、気が進まない。
案の定、話を振られないと喋らない人たちばかり。仕方なく「週末は何してるんですか?」とか「趣味とかあります?」って、気を遣って話題作り。
僕の前任者は、趣味の話になったら急に「幕末物とか好きなんですよ」と熱っぽく語り始めました。僕は日本史が大の苦手なので、辻褄が合う程度に話を合わせ「へえ、なるほどね〜」と、さも興味があるように返事をしてみました。涙ぐましい努力でしょ?

そんなわけで、うっかり新宿まで行ってしまったというわけですよ。

2008-07-12 (Sat)

あとでニュースを見たら、9:00amには気温30℃を超えていたらしいんだけど、しばらく体を動かしていなかったから、うっかりジョギングをしたんですよ。そうしたら昨夜のアルコールと相まって、ちょっとした脱水症状になってしまいました。何を飲んでも喉の渇きが取れません。

夏なので散髪に行きました。
だけど、散髪は夏になる少し前に行ったほうが良いですね。ドライヤーを掛けられるときの暑いこと、暑いこと。手の空いているスタッフがいると、左右両側からダブルでブローされるんだけど、頭が燃えるかと思いましたよ。

picture

そのまま実家に行き、甥っ子たちと遊びました。
近頃、YutaKotaもフィジカルな遊びが好きで、逆さにぶら下がったり、僕の股の間をグルグルと回ったり、とにかく動きが活発。すっかり脱水症状でダメージを受けている僕には、かなりしんどいものがありました。

そんな風に元気にしているYutaだったんですが、寝る前に熱を測ったら39.2度もありました。たしかに体が熱いなぁとは思っていたのだけれど、元気にしてたから全然わかりませんでした。様子がおかしいことに気づいたのはおばあちゃんでした。さすがベテラン。それにしても子供ってすぐに熱を出すもんなんですね。

2008-07-13 (Sun)

安物イヤフォンで全然OK

昨夜から熱の下がらないYuta。2:30am頃、「水が飲みたい」と目を覚ましました。依然として体が熱い。おばあちゃんが水を飲ませてる間、僕も側についてたんだけど、しばらくすると元気になってしまい、何かしきりに喋っていましたよ。僕だったら39度も熱があったら、息も絶え絶えでグッタリなのに、子供ってなんで平気なんだろ? 謎です。

その際に、僕も喉が渇いていたので、冷蔵庫にあったペットボトルのお茶を飲みました。次の瞬間、吐き出しました。 ・・・腐ってた。口に入れた瞬間に苦酸っぱかった。「それ、古いのよ」だって。お茶が腐るって、どんだけ!? つい勢いよく口に入れたので、ちょっと飲み込んでしまいましたよ。おかげで今日一日、腹が痛くなるんじゃないかと冷や冷やしていました。夜になっても異常はないので、まあ大丈夫だったみたいだけど。

午前中はYutaを日曜でも診てくれる病院に連れて行き、戻って昼寝をしている間に、実家から出て来ました。

その後、家電屋で見たい物があって、有楽町のビックカメラに向かいました。夏のボーナス商戦真っ盛りのようで、店内のごった返し様といったら、凄まじかった。
先日買ったヘッドフォンがいまいちしっくり来ないので、これまで使っていたイヤフォンに戻したのだけれど、一部接触が悪くなってるらしく、左側からの音がまばらに聞こえる時がある。同じ型のイヤフォンをネットで探してみたけど、どうしても見つけることができず、半ば諦めかけていたんです。そしたら有楽町ビックに780円で売っていました。安い。
つーかね、電車の騒音の中で聴くのに、音質云々はこだわってもしようがないと、ヘッドフォンを使ってみて思いました。それよりも聴き疲れしないのがいちばん。ドンシャリはホント疲れる。それとiPodでリモコンを使っているので、コードが40cmってのがポイント。で、そんなにコードが短いのは、きっとソニー製だと思い込んでたんだけど、実はオーディオテクニカ製でした。どうりでネットで見つけられないはずだ。

2008-07-14 (Mon)

電車で見かけたクズ野郎

巷では大コケだったと評判の木村拓哉主演のドラマ「CHANGE」が今夜最終回。何気に今まで欠かさず見てきたので、最終回だけミスするのは気持ちが悪い。なので、用事があると言って、残業もせずに帰りました。素敵だわ〜
てか、6月最終週で終わるかと思ってたのに、ずいぶん7月まで食い込んでくれたよね。そういう着地点の見えない感じが、いまひとつヒットに結びつかなかったのかなぁと思ったり。僕的には結構面白かったですけどね。
まあ、木村拓哉を堪能したい向きにはよろしかったんじゃないでしょうか? なんと最終回では「俺の演技力を見てくれ」と言わんばかりに、キムタク・ワンショット・ワンカット長回し。15分以上! 途中泣き出しちゃったからね。今年36歳の木村さん。この先、どんな俳優になっていくんでしょうね?

そういうわけで早く退社し、帰りの京王線で座っていると、目の前に爽やか系のイケメン。調布に着き、イケメンの前にかなり腰の曲がった年配の女性が乗ってきました。でもイケメン、席を譲る気配が全然ない。偽善者の僕としては、ここで知らぬ振りができず、女性に席を譲りました。顔かたちはイケメンでも、根性はブサイクだなぁ。いい男は、そういうところで自然に席を譲れる度量がないとダメだと思うよ。

それから、そのえせイケメンの隣に座っていた初老の男性。調布を出発してしばらくすると、胸ポケットからけたたましい携帯のベル音。おもむろに「もしもし」と出たかと思うと、2分近く大きな声で話していました。老人だから余計に声が大きい。でも周りは注意もせず、チラ見するだけ。こういう年寄りがいるから、若者の体たらくだってさもあらんとか思いますよね。

クズ野郎が多いですよ、ホント。

2008-07-15 (Tue)

換気のできない喫煙コーナー

うちの職場の建物は2階建てで、屋上に続く階段の踊り場が喫煙コーナーになっています。そこが鬼のように

暑い!

建物中の暖気が集まってくるんですよ。その上、タバコの煙でモクモクしてるんだから、生き物の住む世界じゃない。とくにここのところの暑さは、タバコを吸うのも躊躇わせるほど。健康的ではありますがね。ええ。

さらに困った事には、唯一の換気の手段である屋上に出るための扉を開けてはならないのです。あまりの暑さに耐えかねて、僕が細く扉を開けたら、管理者が来て「近隣のマンションから苦情が来るから開けないで」と窘められてしまいました。
覗かれているみたいで気分が悪いというクレームが来たらしい。そのマンションの私有地ならいざ知らず、うちの建物の屋上への出入りにケチを付ける権利なんてあるの? 覗かれたくないなら、カーテンでも閉めておけっつーの。おかげでこっちは、タバコを吸うたびに蒸し風呂地獄なんだから。

2008-07-16 (Wed)

些細なことに感激するなんて

帰りの電車の発車時刻が、ようやく頭に入りました。
蒸し暑いホームで10分も電車を待っているのは愚かなので、駅構内の本屋で立ち読みをして時間を潰します。旅行に行く当てもないのに「地球の歩き方」とか手に取ってみたりして。同じ並びにラーメンの特集本があったので、チラチラめくって「うまいラーメンが食いてえ」と思いつつタイムアップ。ホームに向かいました。

やって来た準特急はわりと空いていたので、どっさりと腰を下ろし、携帯でメールを打ったりしていました。調布駅に着き、ふと顔を上げると、何かの工事をしている鉄板と鉄板のわずかな隙間に「坂内」の文字。そう、僕が15年前から愛して止まない喜多方ラーメンのチェーン店。もう2週間近く府中に通っているけど、鉄板のせいで目に入らなかったみたい。今日は偶然、向かいの電車もおらず、見上げた角度がピッタリだったんですね。さっきまでラーメンを食べたいと思っていたから、迷わず電車を飛び降りましたよ。

そんな些細な偶然に感激してしまうほど、近頃心が渇いています。情緒が不安定なんです。
昨夜も残業していたので、「めざましテレビ」の15周年特番を見たかったのに見られませんでした。そしたら今朝、番組の裏側をドキュメントしたものを放送していました。大塚さんが、15時間自転車を漕ぎ「完走したら蒼井優ちゃんに会いたい」と口走ったところ、本当に蒼井優が労いに来たんですよ。それも特番終了後の控え室に。そのシーンを見て、僕はなぜだかわからないけど涙が出て来ました。何が泣けたポイントなのかさっぱり説明できないけれど、何かがグッと来たんでしょうね。
それで思ったのが「もしかしたら俺、情緒不安定なのかも」ってこと。心が渇いてささくれ立っているから、ちょっとしたことで涙が出たりするんだと思うんです。
ちなみに高島彩も「ビックリした」とか言って泣いてましたけどね(謎)。

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