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2008-06-25 (Wed)

こうありたいと思える人

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駅前のTSUTAYACDを借りてる横で、僕より少し年上かなぁと思う女性が、本の取り寄せを依頼していました。僕の目の前では、段取り悪くCDの盤面チェックをしているので、何を取り寄せるのか気になって様子を窺っていました。

「ラヴ・ユー・フォーエバー」

若い男性店員に向かって、商品のタイトルをちょっと恥ずかしそうに言ったので、僕もププッと笑いそうになってしまいましたよ。ラ、ラヴって・・・。それから作者の名前を告げ、最後に「絵本です」と付け加えました。
何だか気になって、帰宅してからその本を検索してみました。カナダ出身の絵本作家ロバート・マンチが1986年に発表した作品で、親子の愛情を描いたちょっぴりホロリとさせる作品らしい。きっとその女性にも、読み聞かせたい子供がいるんだろうな。
だけど、タイトルを言うのが恥ずかしいのなら、オンラインで買ったりすればいいのに、と思うのは僕だけでしょうか。

昨日、上司から「明日、一緒に昼飯に行こう」と誘われ、今日は親子丼をご馳走になりました。僕はあまり上司に恵まれてるほうではないんだけど、今の課長は大変尊敬しているんです。仕事ぶりも真面目だし、かと言って冗談が通じないような堅物でもない。普段は厳しいことは言わないけれど、ここぞという時はビシッと言うべき事を言う。
そんな課長が、あまり人には(特に部下には)しないようなぶっちゃけ話を僕にしてくれました。自分のことを信頼してくれているのかなぁと、すごく嬉しかった。
もしも僕が部下を持つようなポジションになったら、こうやって腹を割って話のできる信頼関係を築きたいと思いました。

2008-06-26 (Thu)

相変わらずの僕

この何日か、仕事の合間にいろんな友達に電話を掛けまくっている。いや、大した用事はない。ただ何となく声が聞きたいって言うか、逆に僕の声を聞かせたいって言うか、まあ要するに私用電話っすよ。あ、もちろん完全なる私用電話じゃく、仕事のニュアンスも残しつつね。

そのうちの一人S.Sくんを飲みに誘ってみました。妻子ある彼ですが、即OK。せっかくなので、他に付き合ってくれるメンバーを求めて、T.YくんN.Mくんに声を掛けてみました。二人とも家庭があるにもかかわらず、即OK。みんな、家庭をちゃんと顧みなさいよ! と、誘った分際ではとても言えませんが、みんな平気なのかしら? 僕が気にすることではないか。

全員が三十路の野郎ばっかの飲み会。僕、そういうのちょー苦手そうでしょ? オヤジ臭そうだし。でも案外そうでもないんですよね。って言うか、いちばん若いN.Mくんが30歳になってしまったのに驚いてしまいましたよ。皆それぞれ家庭を持ち、子供が生まれ、出会った頃とは全然違う生活を送っているのに、僕一人が何にも変化がなく、変わったとすれば体型が中年になったことくらい。悲しすぎる。

毎度のように「何かいいことはないんですか?」と質問されるわけ。もちろん恋愛方面でね。まあ何もないから「何もない」と答えるんですが、もうそっとしておいて欲しい。とは言え、気にしてくれる友人がいるってのは幸せなことなんですよね、きっと。

2008-06-27 (Fri)

食べ放題じゃなくていいかも

今宵、課の送別会がありました。お店はボスの要望で「牛角」になりました。
・・・あれ、最後に「牛角」に行ったのっていつだ?? 覚えている限り、少なくとも3年は行ってない。そもそも焼肉屋ってものに滅多に行かないよな。せいぜい年に3回くらいかな。今日だって半年ぶりだし。
というわけで久々の「牛角」はずいぶんと変わっていましたね。まず食べ放題コースがあるの。もともとリーズナブルが売りの店だから、敢えて食べ放題じゃなくても・・・って思うけど、今夜我らは食べ放題でオーダー。ただ、最初に店が用意する肉(タン、カルビ、豚トロ、ハラミ)を食べてからじゃないと、自分たちの好きな物が食べられないというシステム。野菜はなし! 僕にはちょっとキツいコースでした。35歳を過ぎるとね、食べたい物を少量ずつでいいわ。
そんな中、すごく気になったのが「カルビ専用ごはん」というメニュー。プレオーダーの中に白飯もあったので、2杯は食えないから自分では断念したんですが、隣にいたS.Kくんが注文したので、少し食べさせてもらいました。これがめちゃくちゃ旨かった。牛角スタッフのまかないだったとのことで、たしかにまかないっぽいんだけど、ジャンクな味がグー。

食べ放題は90分制限で、終了時間が早かったので、二軒目に行くことに。
今宵は別の課の送別会もあり、その店に押しかけて合流しました。まったくと言っていいほど、別の課の人と飲んだりすることがないので、ちょっと新鮮でした。「ホステスはたくさんいるわよ〜」とか言われて、年配の女性の隣に座らされ、あれこれと質問攻めに遭う。「失言しませんように」と内心思いつつ、程よい緊張感を持って楽しみましたよ。

それはそうと、僕が生理的に受け付けない50代のオッサン。酒が大好きみたいで、当然のように二軒目に来たのだけれど、日頃から溜まった愚痴をこぼし出し、周りがドン引きしていましたよ。あ〜あ。そこはやっぱりある程度の年齢になったら、空気を読んで帰っとこうよ。って思いました。

2008-06-28 (Sat)

明菜ファンは読まないで

二日続けての飲み会に、少々グッタリ気味。明日は雨が降るみたいで、気象予報士が「今日の晴れ間を有効に使いましょう」と話していたんだけど、どうにも体が動いてくれない。グダグダとiPodに中森明菜のベスト盤を入れたりして午前中が終わってしまいました。

今回改めて中森明菜の歌を聴いて思ったんですが、彼女って歌が下手だよね。「歌姫」なんてタイトルのカバー曲集を何枚も出しているのが、おこがましいとさえ感じますよ。
たしかにトップ・アイドルだったので、いくつか名曲は残しています。『スローモーション』『セカンド・ラブ』『飾りじゃないのよ涙は』『ミ・アモーレ』『難破船』の5曲は後世に残ると思う。あとはクソみたいな曲ばかり。人に感動を与えようとか、そういう志の見えない、何を伝えたいかわからない歌ばかり。

さらにデビューからわずか5年で、極端に歌唱力も衰え始めていることが、ベスト盤を聴くとよくわかります。それが証拠に1986年にリリースした2枚のアルバムは、リスナーを馬鹿にしたかのような作品。一枚目の「不思議」というアルバムは全編ボーカルのレベルを極端に下げ、エフェクト処理を施してあるので、何を歌っているのかがわからない。二枚目の「CRIMSON」についても、ほぼ全編を囁くように歌っていて、ボーカルが非常に聴き取りづらい。どちらも彼女の歌唱力の無さをごまかすために採った手法と思われても仕方がない。

「CRIMSON」の中に、後に竹内まりやがセルフ・カバーをして大ヒットした『駅』という曲があります。夫・山下達郎が明菜の『駅』を聴き、その楽曲の解釈に対して納得がいかないと、夫人にセルフ・カバーを薦めたというエピソードがあるそうですが、なるほど、さもあらん。独自のスタイルも大切なことだけれど、作家の意図した作品世界を具現できないのなら、その曲を歌う資格はないと思うんです。

脱線しますが、『駅』には次の歌詞があります。

今になって あなたの気持ち
初めてわかるの 痛いほど
私だけ 愛してたことも (作詞:竹内まりや)

これ、僕はずっと“私だけ愛してた”と思って聞いていたんです。自分だけの一方通行の気持ちだったのね、みたいな。でも人によっては、“私だけ愛してた”と解釈していると知り、ちょっと驚いたことがありました。よく聞けば、もしかするとそちらの解釈のほうが合っているのかな? 日本語って難しいですよね。

つらつらと書きましたが、ファンの方、お腹立ちでしたらごめんなさい。

2008-06-29 (Sun)

雨のお散歩

そう言えば、もうすぐ甥っ子たちの保育園で夕涼み会があるから、甚平を買って欲しいと頼まれてたんだっけ。なぜ毎年僕が買わなきゃいけないのか少々疑問ですが、仕方がないので昨日の夕方、渋谷に買いに行きました。
どこで買ったら良いのかわからないので、とりあえずデパートへ。昨年は新宿の伊勢丹、今年は東急本店。結局いつもミキハウスなのよね。昨年同様、閉店ギリギリになってしまい、ものすごく慌ただしく選びましたよ。

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さて、買った甚平を持って、朝も早よから実家に向かいました。9:00am前に到着し、YutaKotaを連れて散歩に出掛けました。晴れていたら公園で遊んだりもしたいんだろうけど、雨なので家の周りを歩くだけ。ただ、ずっと家の中にいるとくさくさしてくるだろうから、気分転換程度にはなるかなと思って。

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とりあえずショッピングセンターまで歩き、おやつタイム。アイスが良いと言うので、毎度のごとくロッテリアでシェーキを2つ買いました。
帰りに公園を通りかかると、Yutaがどうしても遊びたいと言って、滑り台に駆け寄って行ってしまいました。二人とも傘をちゃんと差しておらず、すでにかなり濡れていたので、この際、ビショビショになってもいいやと思い、一回だけという約束で滑り台をやらせてあげたんです。雨なので、当然いつもより滑りがいい。Yutaが何のためらいもなく滑ったら、思いがけず勢いがつき過ぎて尻餅ドーン。かなり怖かったと見え、さすがに「もう一回」とは言い出しませんでしたよ。Kotaは慎重にスピードを抑えて下りてきました。こういうところに性格が出るね。

濡れて帰った後は、お風呂に入れて、昼ごはんを食べて昼寝。僕も昼寝。世田谷に帰ってからも寝てしまい、トータル3時間も寝ちゃいましたよ。今夜眠れるか心配。

2008-06-30 (Mon)

さよなら、溝の口

2年3ヶ月通った溝の口の職場。今日で最後です。
先々週の木曜日、異動の内示が突如電話で伝えられました。転勤はないものと半ば諦めていたので、驚いたの何のって。内示の段階では口外しちゃいけないのに、誰かに言わずにはいられない!って感じで、すぐさま信頼できる数人に喋ってしまいました。すると数日のうちには職場中に広まっていましたよ。人の口には戸が立てられないってこのことだよね。痛感しました。

今日の午後から、横浜にある本局に辞令をもらいに行きました。ただ紙切れ一枚をもらうために往復2時間も費やす必要ってある? そういう無駄なセレモニーは廃止してしまえばいいのに、と思いつつ、向かう電車の中で気持ち良く眠れて、昨夜の寝不足を解消するのに好都合だったので、怒りも半減。

辞令交付式ってやっぱセレモニーなのね。クールビズだからってノーネクタイ、ノージャケットで臨んだのは僕だけでしたよ。あら、浮いてる? もしかして「平服で」と言われ、デニムで結婚式の二次会に参加したら、どうやら間違っちゃったみたいな雰囲気? まあ、どうでもいいんですけど。

再び溝の口に戻り、明日への荷造りに手を借りて〜〜(by さだまさし)、段ボールに仕事で使う資料を詰めました。2年3ヶ月、わがままな僕に付き合ってくれた溝の口の職場のみんなに感謝。ありがとうの言葉をかみしめながら〜って、別に嫁ぐわけじゃなかった。

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