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2007-10-01 (Mon)

幸福の路上パフォーマー

小泉さんの絵空事かと思っていた郵政事業の民営化が、ついに本日スタート。これによって、僕ら庶民にはどんなメリットがあるの? 小さな政府になれば、どんな良いことがあるの? 年金も数年後には民営化。よくわからないまま、仕組みだけが変わっていくよ。
また、東京23区の一部では、不燃ゴミが可燃ゴミになるらしいし、なんかいよいよ10月って感じだね。

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しばらく見かけなかった街頭で演歌を歌うおにいさん。今日、約2ヶ月ぶりに見てしまった。安いラジカセの音量をいっぱいに上げて、伴奏の音が割れちゃってますけど、でもそんなの関係ねえ! 今日もノリノリ。取り巻きのおばさんたちも、一曲終わるたびに拍手喝采! ・・・・・って、それは言い過ぎか。それなりにパラパラとね。とは言え、“きよしもどき”も段々と調子に乗ってきたのか、おばさんたちに掛け声をリクエストしてる。それも憧れの氷川きよしの『きよしのズンドコ節』に合わせて――

♪ズン、ズンズン、ズンドコ〜

「ワ・タ・ル〜っ」

えぇえ〜〜? ワ・タ・ルって・・・・・。
しかも、誰も掛け声をかけてくれないから、自分で合いの手入れちゃってるし。つーか、君の名前はワタルくんだったのかぁ。
軽く脱力させられたけど、彼を見るとなんかハッピーな気分になる。だって、笑いが堪えられなくて、顔が自然とほころんでしまうんだもん。

2007-10-02 (Tue)

秋空の多摩川

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少々体調が悪かったので、仕事を休んだ。なので午前中はワイドショーを中心にザッピング。

沢尻エリカが自身の主演する映画の舞台挨拶で、無愛想な態度をとったのがどうとかこうとか。ワイドショーも話題がないのか? まあ、公の場で周りの人たちを不快にさせるような態度は許せるものではないけれど、ヤラセなのか何なのか、いずれにしても相当な売名になったから大したもんだよ。この先の彼女の身の振り方次第では、究極のツンデレキャラじゃんね。要は女王様に釣られたってことだろ? アホくさ。
それにしても、問題の舞台挨拶で彼女が着ていたのは、クリスチャン・ディオールのドレスだったらしいんだけど、高価なドレスも下手に着ると、マジで“はじめ人間ギャートルズ”みたいなのね。可愛いときは可愛いのに、いつからこんな風になっちゃったんだろう。

夕方から自転車で出掛けた。涼しかったので、ちょっと足を伸ばして多摩川まで。
先月の台風で河原が一変していた。1m以上ある草はほとんどなぎ倒されていたし、モトクロス用のオフロードコースがあったんだけど、跡形もなくなっていたし。やっぱり自然の力って伊達じゃないね。

2007-10-03 (Wed)

赤い羽根

本日の電話の多さは異常だった。ほぼ一日ぶっ通しで電話に出ていた。もう今日は誰とも喋りたくないな。あ〜、喉乾いた。

毎年この時期になると、街頭に「赤い羽根共同募金」を呼びかけるボランティアの人たちが立っている。本日、溝の口の駅周辺では、60歳代の女性三人組と女子高生三人組の2グループが募金を呼びかけていた。その二組のコントラスト。女子高生チームは声が若々しくて元気いっぱい。方やおばちゃんチームはいかにも声がくたびれている。ああ、年齢って残酷・・・と思うような光景だった。

ところで「赤い羽根共同募金」って何?

毎年10月1日〜12月31日までの間、都道府県単位に組織された共同募金会を主体に募金活動が行われ(厚生労働大臣の告示によって募金期間が決められている)、主に市町村社会福祉協議会が実施する在宅福祉サービス事業や、ボランティア育成事業、児童の事故防止、青少年の健全育成などに使われる。寄付をしたことを表す「共同募金」のシンボルとして、赤い羽根がもらえる。1947(昭和22)年にスタートした。(赤い羽根共同募金のサイトより抜粋)

なんて言うか、“秋の風物詩”くらいにしか思ってなくて、ろくに募金をしたこともないのだけれど、募金をするとどんな風に使われるのかとか、恥ずかしながら全然知らなかった。

2007-10-04 (Thu)

色恋沙汰

朝起きて、職場に着いて、仕事をして、帰ってテレビを見て、インターネットをして、日記を書いて、寝る。ここのところ毎日それの繰り返し。なんら変わり映えがない。きっと世の中の大多数のサラリーマンは僕と同じなんだろうな。みんな、一体何を励みに生きてるんだろう・・・。ふとそんなことを考えて、無性に楽しいことを探したくなった。

つーわけで探してみた。思うに、他人の色恋沙汰って、何気に楽しいじゃん?
残業の途中、タバコを吸いに外に出たら、少し遠くの暗がりに職場の若い女の子が立っていた。どうやら誰かを待ってるらしい。僕は彼女に気づいていないふりをして、しばらく様子を窺っていた。なぜって? そこに恋の予感がしたから そう言えば、職場のとある男の子と楽しそうに話してる光景をよく見かけるし、そいつのことを待っていて、一緒に帰るのかしら? ワクワク。

しばらくすると、僕が怪しいと睨んでいた男の子とは別の、新婚ホヤホヤの男性職員が出て来て、彼女と一緒に帰って行った。一緒に飲み会に行くらしい。

僕はこの手の色恋沙汰には本当に鈍くて、大抵読みが外れる。今回も僕の勘繰り過ぎだったようだ。ちぇっ、つまんないの。て言うか、自分の色恋沙汰を盛り上げろって話だよな。

2007-10-05 (Fri)

50円を笑う者は50円に泣く

普段、たとえば道端に50円玉が落ちていても、そんなに興奮したりはしないし、もしかしたら面倒臭くて拾わないかも知れない。バスより電車のほうが50円安くても、楽だったらバスを選んでしまう。
そんな僕なのに、今朝コンビニで買い物をしたときにお釣りを50円間違われて、ものすごい悔しかった。お釣りを渡されるときに、レジスターに硬貨がポトッと落ちたような気がしたんだけど、店員さんが再度確かめたから大丈夫だろうと思い、握ったまま店を出た。そして財布に入れようとしたら、50円足りないことに気がついた。しかし、店を出てから「50円足りない」って言いに行くのは、いかにも怪しい。しようがなく諦めた。でもなぁ。悔しいなぁ。

今日は課の送別会。ちゃんこ鍋だった。一週間前だったら鍋とか考えられなかったよね、暑くて。それがすっかり秋モードになり、ちゃんこ鍋でも違和感なし。季節が一気に変わったね。
それにしても、どうも課の若い子たちとは話が合わない。若いからって言うより、単に話題が合わない。飲み会のときは僕も大概中身のない会話に終始することが多いけど、うちの課の男の子たちはホント中身がない。なので、いつもつまらない。

つまらないなら帰ればいいのに、二次会にも行ってしまった。結局いちばん話の合う課長とずっと話をしていた。物腰の柔らかい、人の悪口とか言わなそうな課長なんだけど、最後のほうは酔ってきたのか、ポロッと本音も飛び出していた。もちろん僕が呼び水になったわけだけれど。

2007-10-06 (Sat)

芸術の秋ゆえに

某有名SNSで知り合った人(ネット上だけの)が演劇公演にスタッフとして参加していると聞き、ちょっと興味があったので、本人にも知らせずに急遽観に行くことにしました。

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場所は高円寺。降り立ったことのない駅です。杉並区と言えばラーメンでしょ! と思い、開演が2:00pmからなので、まずは旨そうなラーメン屋探し。
とりあえずグルメ情報に詳しいN.Kさんにメールで聞いてみました。そしたら旦那のほうが詳しくて、お薦めの店は北口にあるらしい。しかし僕がいるのは南口。
仕方なくそこは諦めて歩いていると、“豚骨醤油らーめん”と銘打った小綺麗なお店を発見。入って食券を買って、スタンプカードをもらいました。見るとその店は、都内に5〜6店舗あるチェーン店で、しかも世田谷にも「百麺」という名の店があります。そして僕はその店で何度か食ったことがあった・・・。せっかく高円寺まで来たんだから、食ったことのないラーメンが良かったなぁ。美味しかったからいいですけどね。

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さて、明石スタジオに到着。驚いたのは劇場の狭さ。劇場と言うより芝居小屋。客席は長椅子が何列か置かれていて、「お詰め合わせの上、お座りください」状態。今まで劇団四季とか東宝しか観たことがなく、どんなに小さな劇場でも、最低限座席は各々仕切られていたので、軽くカルチャーショックでしたよ。僕は座高が高いので、いちばん後ろを広めに陣取りました。

“WILSON一家”という劇団公演で、《ミランダ あるいは、マイ・ランド》という演目。正直、そんなに期待はしていなかったのですが、とても見応えのある芝居でした。
それは本がしっかりしていたからだと思います。ミステリー調に仕立ててあり、過去と現在を交錯しながら、観客には予想もつかないような世界へと誘う。それがただ荒唐無稽な世界ではなく、現実に起こり得るんじゃないかと錯覚してしまいそうな世界。
役者陣も誰一人流れを止めることなく、物語の世界に溶け込んでいました。ひどく傾斜のある八百屋舞台と、満月が描かれた背景幕だけ。あまり衒ったところのないシンプルな演出も好感が持てました。

2007-10-07 (Sun)

ボールが大好き

11:00amに横浜の実家に着きました。甥っ子たちは昼ごはんを食べた後、長い昼寝タイム。最近は2〜3時間は寝るらしい。せっかくなので僕も昼寝をしました。涼しくて本当に気持ちが良いですね。

甥っ子たちが起きてきたので、みんなで外出。近所の遊水池に出掛けました。ボールを持って行ったんですが、Yutaはそれにはあまり興味を示さず、男女カップルがやっていたキャッチーボールを羨ましそうな眼差しで見ていました。本当に羨ましそうに見ていたので、早く大きくなってキャッチボールをやらせてあげたいと思う伯父さんなのでした。
夕飯の買い物を済ませ、今度は団地のエレベーターホールでボール遊び。二人ともいつの間に走ったり球蹴りできるようになったんだろう。本当に活発に動き回ります。

伯父の僕としては、将来なってほしい職業とか夢見たりもするのですが、所詮伯父なので彼らの将来に口出ししたらいけないから、決して言いません。
でも、ボールが好きだったり、絵本が好きだったり、音楽が好きだったり、可能性を感じれば感じるほど、僕の夢は膨らむばかりです。

2007-10-08 (Mon)

見えるもの、存在するもの

mixiに日記ワードランキングというのがあって、本日の第1位は「金木犀」でした。キンモクセイ。今日辺りが満開なんでしょうか。実家の近くでもプンプンと薫っていたし、駒沢公園に行く途中でも大木のキンモクセイが小振りで可憐な花を咲かせています。香りにインパクトがあるので、どうしても日記にも書きたくなります。同じことを考える人が大勢いるんですね。

たしか先々週のこと。米村でんじろうという人が「学校へ行こう!MAX」という番組の中で、サラダ油の中にガラスのコップを入れると、光の屈折率が同じなのでまったく見えなくなるという実験をやっていました。人間は光が介在しないと、そこに何かが存在しても何も見えなません。人間が見ている色や形は、ほかの動物にはどう見えているんだろう?
おととい見た舞台。人間の「生」は絶対的なものではなく、「死」という海原の中に幻のように現れた島のようなものだと言っていました。「生」という絶対は存在しないのかも知れません。
僕らの生きている世界は、宇宙の中で何か意味があるのだろうか?
時間とは観念的なもので、本当は何の意味もないんじゃないだろうか?
愛しているという感情は、結局自己の欲求を満たすために過ぎないんじゃないか?

僕はこういうことを考えるのが大嫌いです。存在を否定することから始まる考え方。大事な学問なのかも知れないけれど、そんなことを考えると気分が悪くなって吐きそうになります。
オエーッ。
今、自分が生きている瞬間を絶対だと思って生きて行けたら、それで良いんです。

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