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2000-12-18 (Mon)

どうも、しばらく!

今日、職場で新人のT.Mちゃんとの会話。

T.M
「昨日、新宿でアユを見たんですよ」
「魚?」
T.M
「ハァ!?」

彼女もお化粧が濃いほうだけど、浜崎あゆみは遠くから見ても顔が白浮きしてたから、相当厚化粧なんだなって印象だったそうです。


午後、仕事で新宿に行ったら、前の職場の人が3人もいて、それぞれ仕事はあったのだけれど、久しぶりだしせっかくなので、お茶しに行きました。
みんな、それぞれいい歳で、子供がいたりして、話題はどうしても家庭のこととかが多かったのですが、なんかとても心地良かったですね。僕、同窓会って1回も行ったことがないのだけれど、きっとこんな感じなのかなって、ちょっと思いました。
久しぶりって言っても、まだ一年も経ってないんですけどね。

そんなわけで、職場に帰ると山のように仕事が溜まっていたのでした。

2000-12-19 (Tue)

何か楽しいことはねーのかよ!

くーっ、いつまで経っても忙しいのぉ。

相も変わらず残業の日々でございます。隣の席の同僚と愚痴りながら「そう言や最近、ドーパミンがパーッと出るような楽しいことってないよなぁ・・・」って話をしました。

うん、たしかにそうなんですよ。「探してた物が見つかる」「しばらくぶりの友達からメールが来る」なんてそんな小さなことで、僕はきっと楽しい気持ちになれるのに、それすらありません。仕事に追われて、心に余裕が持てないからかも知れませんが。

僕はよく笑うほうだとは思いますが、腹の底から笑ってることって少ないですね。腹の底から笑えれば、きっとドーパミンがパーッと放出されて、気持ち良い状態になれるんですよね。

何か楽しいことはねーのかよ!

2000-12-20 (Wed)

サウダージ

近頃、気になる言葉――Saudade
そう、ポルノグラフィティの歌のタイトルにもなっている“サウダージ”です。
ポルトガル語で「懐かしさ」とか「郷愁」を意味するブラジル独特の言葉なんだそうですが、どうもそれだけじゃ伝わらない、もっと深い多面的な意味を持ってるいらしいのです。たとえば、遠く故郷を離れた人が、残してきた家族や恋人を懐かしく思うことも“Saudade”だし、昔は良かった・・・なんて振り返るのも“Saudade”なのだとか。英語の“Miss”に近いのかな?

この前書いた東北弁の“えんずい”もそうだけど、暮らしや文化に根付いた言葉というのは、そこで使っている人にしか、その言葉の持っている味わいとかニュアンスを、完全には理解できないのかも知れません。
含意・・・英語で“Connotation”って言うのかな? その単語の成り立ちとか、使われてきた経緯とか、そういったものを肌で知っているからこそ理解できるんでしょうね、きっと。

そういう言葉って結構ありますよね。
フランス語の“Esprit”なんて「精神」とか「魂」、はたまた「センス」なんて訳しますけど、絶対にフランス人が意味する全部を伝えられてはいないと思います。

逆に日本語にも、外国人にはニュアンスを伝えられないこともあるでしょう。
たとえば、今思いついたのは「粋な」とか「乙な」なんて言葉。僕らは、なんとなく毛穴で理解しているつもりですが、外国の人に説明するのは難しい。もっと言うと、たとえば昔から言う「侘び寂び」なんてのは、日本人でもちゃんと理解して使えている人は少ないんじゃないでしょうか。僕もいまいち・・・。

あ、ふと思ったんだけど、「侘び寂び」と“Saudade”って近くないないですか? 使われるシチュエーションは全然違うけど。でもちょっと違うか。

2000-12-21 (Thu)

The Winter Solstice

今日は冬至でございます。一年でいちばん昼間が短い日。
カボチャを炊き、柚子湯に入る。これが伝統。僕は、カボチャはいただきませんでしたが、柚子湯は入りましたよ。大変気持ち良かったです。なんでしょうねぇ、普通のお湯とは温まり方が違うんですよね。香りも良いし。


ここのところ、帰りの電車で座れると、必ず爆睡してしまいます。寒くなってきて、座席に暖房が入っているので、お尻からモワーッと気持ち良いんですよね〜。それでついウトウト。電車の揺れも絶妙に良い感じなので、眠るには本当に最高です。
だけど危ないのは、酔ってる時。アルコールの力も相俟って、降りるべき駅で目覚めるのは至難の業ですよ。それで過去、何度痛い目に遭ったことか。
今使っているJR横浜線なんて、下手をすると八王子まで行っちゃいますからね。まだ今のところそこまでのヘマはありませんが、これからますます寒くなって、電車の座席が心地良くなるのでね。ホント、気をつけなければ。

ここ数日、気分の浮き沈みが日記に出てるよなぁ。「気分爽快」って書いたかと思えば、「楽しいことはねーのかよ」って書いてみたり。僕、大丈夫かな・・・。

2000-12-22 (Fri)

忘年会 第3弾!

世田谷に勤務していたときの同僚たちと恵比寿で忘年会をやりました。
何故に恵比寿? ただ単に僕が行ってみたかっただけなんです。

僕としては、ガーデンプレイスのオシャレっぽい所に行きたかったのですが、どういうわけか、入ったお店は「牛角」恵比寿店。なんと、今日がオープン初日ということでした。
店員はまだ慣れてなくて、ぎこちなかったりもしたけれど、店内は綺麗だし、それにテレビ(フジテレビだったと思う)の取材が来ていましたよ。ニュース番組の情報コーナーか何かで取り上げるのかな? 後発の僕らが着いた頃には、取材はあらかた終わっていましたが。

今日のメンバー(6人)は、今はそれぞれ違う事務所になってしまい、そう頻繁に会うこともないのだけれど、いつ会っても肩ひじ張らずに楽にいられるので、飲んでいて本当に楽しいんですよ。普段は意識しないけど、毎日それなりに気を遣っているじゃないですか。
だからかな? ホッと安らげると言うか。良いですよね、そういうの。

「牛角」に4時間以上(!)も居座って、気がついたら10:00pm過ぎ。
ようやく店を出て、みんなで恵比寿ガーデンプレイスへ。とくに目的はなかったのですが、僕がどうしても行きたかったものだから。
結構遠いんですね。動く歩道を延々歩きましたよ。
でも、イルミネーションとかシャンデリアとか本当にすごくて、それを見られただけでも、行って良かったです。と同時に、次回は絶対カップルで来たいって痛感しました(苦笑)。

2000-12-23 (Sat)

あ・さ・が・え・り

どぉぉぉーーーっっ、具合わるっ!

結局昨日は渋谷に繰り出して、男だけでさらに飲み直しました。気がついたら(・・・って言うか半ば確信的に)、終電はとうになく、いい歳をして、カラオケボックスで一晩明かしてしまいましたよ。少しでも安いところにしようと、さんざん探しまくって、1時間500円の店で落ち着きました。ちょっと小汚かったんだけど、寝るのに不満はありません。
歌もそこそこに、とっとと寝てしまったのですが(←やっぱ歳には敵わない)、明け方5:00am頃、ものすごい物音で目が覚めました。

――MISIAの『Everything』でした。
こんな時間に、それはそれはとんでもないハイ・テンションで熱唱してらっしゃるじゃないですか・・・。部屋は小汚いだけじゃなくて、防音もイマイチだったもんだから、とにかくうるさくて寝られやしませんよ。
いやいや、若者おそるべし! 朝の5:00amに、そんなにテンション高くて大丈夫か?

そんなわけで、始発間もない田園都市線で横浜に帰ってきました。久々の朝帰り・・・。
家族には嫌みを言われるし、早よ寝よ。

2000-12-24 (Sun)

仏教徒だって便乗ですよ

熊本にいる従兄弟(中2と小5)が、冬休みに我が家にやって来ました。2年前に会って以来です。小柄な2人なんだけど、さすがに成長しているものですね。少し大人びていましたよ。

彼ら、東京に来るのは初めて。
羽田からその足でお台場にでも行こうと考えていたのに、間違えて首都高に乗ってしまい、しかも13号地で降りなきゃいけないのに、行き過ぎちゃって、仕方がないので東京タワーへ行きました。僕的にはあまりお薦めの場所ではなかったんですが、まあ、一度くらいは行っておいてもいいかなと思って。
ショッボーい蝋人形館を見て、何分も列んで特別展望台まで行って・・・。つまらないのはわかっていたんだけど、彼らもやっぱりつまらなそうでした。

その後、CDショップに行きたいと言うので、日本でいちばん大きい渋谷のタワーレコードに連れて行きました。が、広過ぎて、目的の物がどこにあるのかわからないんだよね。
・・・失敗でした。とにかく初日の印象は概ね悪かっただろうなぁ。


今日はクリスマス・イブ
「クリスマスなんて、マスコミや若い子が騒いでいるだけのアホらしいイベントじゃん」と思ってる人もいらっしゃるでしょう。
僕も少し前までそう思ってました。キリスト教には何の信仰もないし、関係ない、と。
でも考え直しましたよ。そもそもクリスマスの起源だって結構曖昧だし(明日の日記に書きます)、便乗して楽しんじゃっても、お釈迦様だって何も仰りますまいって。
単調な日常に彩りを添えてくれる、絶好の催し物じゃないですか。

家族や友人、恋人とたまにはケーキやご馳走を前に、改まった会話をしてみたり、ロウソクを灯して賛美歌など聴いて、濁りきった心を浄化させてみるのも一興ではないでしょうか。

2000-12-25 (Mon)

Merry Christmas!!!

聖書によるとイエス・キリストが誕生したのは“夜”とだけしか記されていません。
そもそもギリシア教会などでは、1月6日をイエスの生誕記念として祝っていました。
4世紀頃ローマでは、当時の暦で冬至にあたる12月25日を、太陽神ミトラを讃え、“一年でいちばん光の弱い太陽が再びその力を取り戻す日”として祭が行われており、やがてその日が、イエスの誕生日として今日に至ったと言われています。

サンタクロースも実在したと言われています。
4世紀のギリシア人聖ニコラウスが、その人です。ミュラ(現在のトルコのデムレ)の司教であった彼は、非常に慈悲深く子供好きだったと伝えられ、古くヨーロッパではそんな聖ニコラウスを祝う12月6日に、彼に扮した人が日暮れに現れて、良い子には背負った袋からご褒美が与えられ、また悪い子には戒めをして、ちゃんと言うことを聞けば、やはり何か貰えるという習慣がありました。
そうした風習を、17世紀にアメリカ大陸に移民したオランダ人が広め、聖ニコラウス(蘭語で“Sint Klaes”)が訛ってサンタクロース(Santa Claus)となり、聖夜に大きな袋を背負って、トナカイのそりで贈り物を配るという、現在のサンタのイメージになっていきました。

ちなみに、頭巾のついた外套に、白い髭を生やした姿のモデルは、19世紀のドイツの画家モーリッツ・フォン・シュヴィントが描いたのが始まりと言われており、あの真っ赤な衣装は、1931年にコカ・コーラ社の広告のために、ハッドン・サンドブロムが描いたポスターで、イメージカラーである赤い服を着せて、全世界に定着したものです。

さらに余談になりますが、トナカイのそりの始まりは、アメリカの神学者クレメント・クラーク・ムーアが1882年に彼の子供のために書いた「聖ニコラスの来訪」という詩です。
そりを引くのは8頭で、それぞれDasherDancerPrancerVixenCometCupidDonderBlitzenと名前も付いています。僕らには、赤鼻の“Rudolph”が、いちばん馴染み深いかも知れませんね。

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