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2000-10-10 (Tue)

秋の嗅覚、味覚

キンモクセイがそろそろ満開なんだろうか。すっごくすっごく良い香りがしてますよね。
仕事帰りにバスから降りると、どこからともなく漂ってくるんだけど、しばらくその場で香りを楽しんでいます。(誰っ? トイレの芳香剤なんて行っているヤツは!) 匂いとともに橙色の可憐な花も、秋を感じさせてまた良いんですよね。

“花”とくれば“団子”かな? と言うか、食べ物の話。
僕ね、今の季節はカキフライが大好きなんです。食事をしに行っても、酒を飲みに行っても、メニューにカキフライがあると必ず注文しちゃうくらい。今日も昼飯はカキフライ弁当。

実は、子供の頃は苦手だったのね、牡蠣。今でも生牡蠣はやっぱりちょっと苦手。見た目がグロいし、ちょっとクセがあるし。だけど、フライにしてあると牡蠣の姿は見えないし、生牡蠣ほどクセはない。タルタルソースやレモンでさらにそのクセを和らげれば、あんなに美味しいものはありません。

子供の頃に苦手だったもので、大人になって美味しさを発見したものって、従来からの好物よりも、いっそう好きになったりしませんか? 僕の場合、カキフライってまさにそうなんです。

2000-10-11 (Wed)

生命の尊さ

「埼玉医大で女子高生が抗がん剤を大量に投与され死亡」という何とも痛ましい事故が起こりました。今年5年目の主治医が、薬の処方を読み違えて、週1回(per week)投与すべき抗がん剤を誤って1週間にわたって毎日(per day)投与したそうです。

新聞を見ると、毎日のように医療ミスの記事が載っています。
「幼児の指を誤って切断」「点滴を取り違えて投与」「人工呼吸器故障で死亡」
正直な話、医療ミスの報道が目立つようになってきた頃、医者や看護婦だって人間なんだから、間違いの1つや2つくらいあるさって思ってたんですよ。
でも、その考えは甘い!
人間の生命の尊さを考えれば、たとえ1つたりともミスを犯しちゃいけないんですよね。医師や看護婦という仕事は、誰にでもできるってもんではありません。何年もの時間を費やして大変な勉強をクリアし、至難な試験をパスしてはじめて就ける職業なんだから、誇りと責任を持って欲しいと思います。(これって、どんな職種にも言えることなんだけど)

だけど、医療現場というのは、もしかして僕たちが思っている以上に劣悪な労働環境なんじゃないですか? 夜勤などで肉体的にキツいのはもちろん、精神的にも常に張りつめているわけで、その苦労は相当なものと思われます。実際、僕の母親は看護婦ですが、看護婦の数が足りないとよく口にしているし、仕事から帰るといつもクタクタのようです。
病院だって資本主義社会ではビジネスなわけで、営利追求が最優先なのかも知れません(そう考えたくはないけど)。
けれど、そこは人間の生命に関わる仕事ですから、そこで働く人たちには、管理・教育の徹底は当然のこと、最高の労働環境を提供しなければならないし、その義務があると思うんです。
「安心して病院に掛かるためには何が大切か」を病院関係者、国、地方公共団体、そして患者の僕らも、もう一度見つめ直さなければいけませんね。

2000-10-12 (Thu)

♪まったり、まったり、まったりなぁ〜

職場の運動会がもうすぐなんです。
何がスゴイって、職場対抗の仮装行列コンクールがあって、今の時期はその準備で大わらわなんですよ。今日はいよいよ仕上げってことで、終業のチャイムが鳴っても、ほとんど皆、職場に残ってその作業に当たりました。
今年のテーマは、NHKのアニメ「おじゃる丸」。でっかい張りぼてを1個作って、その周りをキャラクターに扮装して歩くというものなんですが、これがかなり本格的。
張りぼてを作るにも、設計から凝りに凝っていて実に精巧(そういうのが好きな人が一人いるからなんだけど)。全長3mはあろうかという巨大なおじゃる丸も、持てば軽いけど造りはしっかりしていて、ちょっとやそっとじゃ壊れたりはしません。
ま、そんなこんなで素晴らしい仮装行列になりそうな予感です。

作業が終わった後は、当然軽く飲みに繰り出しました。ハッハッハッハッハ。
今日は、普段あまり話のできない人と喋れる機会があって、その人は、自分のことをあまり良く思っていないんじゃないかと心配していたんですが、どうやら僕の誤解だってことがわかって、何だかちょっと嬉しくなりました。
だがしかーし、嬉しくなりすぎて歯止めの利かなくなった僕は、大井町で飲むことに・・・。そして、夜は更けていくのでした。

2000-10-13 (Fri)

飲み過ぎた翌日の腹具合

大井町で、すでに0:30amをまわっていました。
きゃーーっっ、帰れないぃぃーーっっっ!
結局蒲田まで戻り、カプセルホテルに泊まることに・・・。この前、泊まったりするのはやめようと反省したんじゃないのか! 何にも役に立っていないんだよなぁ。

そんなわけで今日は一日、調子が悪かったです。
僕、お酒を飲む時ってろくに食べずに飲んでしまう傾向があって、それが良くないのか、翌日は胃腸の具合がまったく悪い。食欲がないかと思うと、変な時間に急に腹が減ってきたりしてどうにも我慢ができなかったりするんです。
今日も4:00pm頃、突然腹がグーグー鳴り出して、職場の近くのコンビニに駆け込んで、ブリトーみたいなヤツを買って食べたんですよ。そしたら、そのブリトーに入っていたチーズが良くなかったみたいで、胃からチーズの匂いがこみ上げてきて、今度はめちゃめちゃ気分が悪くなってしまい、帰宅してからも夕飯も食えない状態。

楽しく飲むのは良いんですよ。問題は翌日なんです。このヒドい二日酔い!
こんなんじゃ、本当に体に悪い。今日こそは反省しました。(←うっそー)

2000-10-14 (Sat)

箸の持ち方

箸の持ち方、さばき方。
鉛筆のように持つ人もいれば、中指が妙な位置にあったり・・・バラエティに富んだ持ち方があるもんだなぁと感心します。
一緒に食事をしていると、やけに気になることがあるんですよね。他人のことなので関わることではないのだけれど、いい大人がきちんと箸を使えないというのは、やっぱりね・・・。
交差している箸で食べてる人なんか、かえって器用なのかなとさえ思いますよ。敢えてやってみようと試みてもできないもの。

それから、さばき方が綺麗な人、すごく見入ってしまいます。
「この人は育ちが良いんだろうなぁ・・・」って。
箸を置く時、持ち直す時。僕は無造作に片手でパッと置くのですが(おおかたの人がそうですよね?)、綺麗な人は両手を使う。これが本当のお作法なんですよね。
居酒屋なんかできちんとした作法は必要ないかも知れませんけど、きちんとした席では、洋食のテーブルマナー同様、身につけておいたほうが良いに決まってますよね。

2000-10-15 (Sun)

なめろう最高!

職場の先輩や友達を我が家に招きました。
いつも招かれるばかりでは悪いので、たまにはと思ったんですが、人を家に招待するって、これが結構大変だってことがわかりましたよ。

何せ朝から「あれがない、これがない」と言いながら買い出しに走り、その買うものの量もどれくらい買ったらいいかがわからなくて、右往左往・・・。自分でもてなすはずだったのに、結局料理は妹にお任せ。でも、そこはさすがセミプロの腕前。僕が作るよりも遙かに美味しいわけだし、たまたま仕事が休みでラッキーです。

妹にお願いして“サンマのなめろう”を作ってもらいました。
この間、渋谷で飲んだ時にありつけなかったので、必ずどこかで食べてやるって思っていたんですよ。この料理、正確な由来は不明だけれど、一説によると「皿を舐めてしまうくらい美味しい」ので、その名が付いたという話も聞きます。豪快な漁師の料理だけに、パッと見はそんなに綺麗ではありませんが、味は折り紙付き。今日はビールでしたけど、日本酒をチビチビやりながら食べると格別ですから。マジ、病み付きになりますよ。

久しぶりに会ったので、6時間も話し込んでしまいました。だけど、考えたら明日は仕事でしたね。アイタタタ・・・。早く寝よ。

2000-10-16 (Mon)

モーニングむすこ。

そうなんだよねぇ・・・最近、僕のジュニアが元気ないんですだよねぇ。
あっ、嘘ついた。“最近”じゃないや。もうずいぶん前からでした。
僕ね、20歳を過ぎた頃から、朝勃ちってほとんどないんですよ。目覚めるタイミングとかにも因るんだろうけれど、ないの。肝心な時に勃たないってことじゃないから、別に気にしてはいませんけど、やっぱり少しは心配・・・かな。

電車の吊革広告(特に「SPA」)とか見ていると、“セックスレスな男たち”なんて見出しがよく目に付くし、現代の男性は精子の数が減少してるって言うし、どうなってるんでしょうね。
そう言われれば、自分も思い当たる節があるかも。
25歳を境に、オナニーの回数がガクンと減ったんです。それまでは毎日だってオッケーだったし、おかずさえ要らずにやってたのに、近頃じゃ多くても週に2、3回。おかず不可欠。「気がつけば1週間やってない」なんてのもざら。
もともと性欲が淡泊なほうなのかも知れません。ほら、世の中には常に女がいなきゃ生きていけないってタイプの男も結構いるじゃないですか。石田純一とか。(←あ、これはあくまでイメージですよ) 僕はそんなこと全然なくて、一人でも平気。かえって気楽。
でも、それって自然の摂理に反することですよね。“種の保存”という意味で。セックスって快楽のためだけにあるわけじゃないので、あまり淡泊なのも如何なものかとは考えますよね。

昔のように元気を取り戻すには、どうしたら良いんだろう? やっぱ、ユンケルとかマムシドリンク? バイアグラ? いや、ダメダメ。そういう物に頼っては。(って言うか、別にインポではありませんから)

2000-10-17 (Tue)

痩せる色

気がつきゃここんところ、食べ物の話題がえらい多いなぁ。
食欲の秋ですからね。仕方のないことだけれども、それにしても「毎日楽しみは食うことだけかよ」って言いたくなりますよね。
お陰様で近頃、腹周りがヤバいです。20代も後半になってくると、お腹についた贅肉は落ちにくい。見た目にはわからなくても、実はタプンタプンなの。ホント、ヤバいですよ。前屈みとかツラいんだもん。

で、いっちょダイエットでもしてみっかなと思い立ったのですよ。
でもさ、食べないってのはキツいじゃないですか。仕事柄、そんなに動き回るわけでもないし、なかなか効率的な方法ってないものですね。(←そんな簡単にいきゃ誰も苦労はしませんが)

そしたら、さっき「人気者でいこう!」という番組で、“青いご飯のもと”なる物を紹介していて、これには驚嘆しましたね。視聴者からアイデアを募集し、優れていればそれを商品化するという企画で、“青いご飯”とはそのものズバリ! 白米を青く染めてしまうという物。

自然界には、食品で青色の物ってほとんど存在しません。
赤、黄、緑といった肉や野菜の自然の色は食欲を増進させるのですが、自然にはあり得ない青という色には拒否反応を示し、食欲を減退させるんですって。
事実、番組の出演者も、味は普通なのに“青いご飯”を嫌がっていたし、番組を見ている者としては、匂いも何も伝わってこない画面を通すと、より美味しくなさそう。
と言うよりも、青というのは「毒」を連想させるんです。
つまり、青く染めただけで、自然とご飯を食べる量が減るというわけなんですね。
普段は料理をより美味しそうに見せるために、彩りを綺麗に見せたりするのに、その逆を狙って、食べたくなくならせるってところが秀逸。
これはたしかにダイエットには効果抜群だと思いました。ただ、僕には少し抵抗あるかな。

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