tuneful.jp

HOME > ARCHIVE > April 2014

1 - 8 / 16 Entries 1  2  Next ›

2014-04-01 (Tue)

使い古されたネタだけど

毎年のことなれど、年が明けて1月、2月、3月って本当に過ぎ去るのが早いですね。
もう4月。もう4月ですよ。
新入社員と思しき紺色のスーツを着た若者の集団が、ゾロゾロと歩いているのを見て、ラジオで安住アナが「サバンナの草食動物の群れ」という表現をしていましたが、まさにそのとおりだなぁと実感しました。誰か一人が動くと、全員がゾロゾロとその方向に動くんですね。

うちの課は、昨日で2人が辞め、今日から新任の課長が来ました。新しい課長は、まだどういう人かつかめないので、しばらくは様子見。
でも人が変わることによって、引き締まった空気が流れますよね。馴れ合いを許さない緊張感と言うか、お互いに保つ距離感と言うか。
僕はそういうのが極度に苦手で、人事異動の度に情緒不安定に陥ります。まあ、得意な人はあまりいないでしょうけど。早く新しい雰囲気にも慣れたいものです。

つーか、今日はエイプリル・フールじゃないですか。
しばらく封印していたネタを久々にやってみました。

「俺、来月結婚することになってさ」

ターゲットは目の前の席に座っている雑男K.Oくん。声を落とし、周りに聞こえないように内緒話を装ったほうが真実味が出るかなと思い、ひそひそと言ってみたら、一瞬「マジか!」みたいな顔をしてくれましたよ。数秒後に「あ、エイプリル・フールか」みたいな顔になりましたが、一瞬でも信じてくれて楽しかった
メールより直接口で言ったほうが、相手のリアクションが見られて良いですね。

2014-04-02 (Wed)

花見に浮かれ過ぎ

picture

目黒川のソメイヨシノは、今日辺りがいちばんの見頃じゃないでしょうか。

例年、ランチタイムは周辺のお店には入れません。あるいは入れてもなかなか食事が出て来ないので、なるべく目黒川から遠くの店に行くようにしています。
今日も入れそうな飲食店を探して、山手通りを渡り、目黒区役所の近くまで行き、駒沢通りに出て「この辺なら人も少ないだろう」というところまで歩いたのですが、どこにも入れず・・・。
30分近く歩いたのに、「こんなとこまで?!」と思うような路地裏の店まで行列していて、もうお手上げ。グルーッと一周して結局コンビニエンス・ストアでおにぎりを買って、会社に持ち帰って食べましたよ。もうガックリ。

picture

目黒川の橋の上なんて、渋谷のスクランブル交差点並みの人の多さ。自転車で通ろうとしたけど、乗ったまま通行なんて全然無理でしたもん。
帰りなどはとてもじゃないけど写真も撮れないので、朝の通勤時に撮ることにしています。おかげで、ついつい出社がギリギリになったりしてね。

中目黒に転勤して今年で3年目なのですが、年々花見客が増えているような気がします。
と言うか、今年は満開のタイミングがいまいちなのかも知れませんね。
先週の火曜日に開花して、先週末はまだちょっと蕾が多くて早く、今日、明日辺りが満開になってしまうので、見頃がうまいこと週末に当たらないんですよね。しかも明日は雨みたいだし。
だから、例年だと土日に来る花見客が、僕らが働いている平日に押しかけて、これほどのランチ難民になっているんだと思いますね。

それにしても、日本時はお花見ごときにちょっとはしゃぎ過ぎのような気がして、近頃僕はちょっと引き気味です。

2014-04-03 (Thu)

名前は一生ものだから

近年、“キラキラネーム”って言葉をよく耳にします。
外来語風の響きに当て字をしたりして、パッと見では読めないような奇抜な名前。漫画やアニメのキャラクターをまんま付けるのもこれに当たるそうで、僕なんか“DQNネーム”と言われたほうがしっくり来ます。DQNが勢いで付けちゃったみたいなニュアンス。

子供に名付けるときは、親の思い入れが当然そこにはあると思うのですが、キラキラネームを付けちゃう親御さんたちの思考回路は、どうなってるんでしょうね。
目指すところは何? 個性? 独自性? 頭が昭和な僕には理解できそうもありません。

僕自身はわりと古風な名前で、今でこそ自分の名前に誇りを持っていますが、小学生の時分はからかわれたりもしたし、あまり好きではなかったですね。
“たかし”とか“ひろし”とか“きよし”とか三文字の名前に憧れていました。演歌歌手か!

それでなのか、甥っ子たちの名前を付けるときも、当たり前のように三文字を候補にしました。呼びやすく読まれやすく、ありふれ過ぎず、意味を持たせ、僕の思い入れがたくさん詰まっています。双子とわかってから半年くらい考えていたんじゃなかったかな。当時、会社の隣の席で仕事してた女性が同時期にオメデタで、姓名判断の本を持っていたので、漢字の画数なんかも調べてもらったりしてね。
そう、僕がYutaKotaの名付け親なんですよ。

出産予定日が4月8日の同僚に、産休に入る前に「子供の名前は“仏陀”はどう?」って提案したら「キラキラネームはちょっと・・・」と言われました。若い人でも抵抗があるんですね。
え? なぜ“仏陀”かって? 花まつりだからですよ。

2014-04-04 (Fri)

消費税が上がった

4月1日から消費税が8%に引き上げられました。

1989(平成元)年に導入された消費税。当初は3%でした。
1993年にリリースされたミスチルの『my life』という曲の冒頭で62円切手のことが歌詞で出て来ますが、時代を感じますよねぇ。消費税導入前の封書の切手が60円だったので、3%上乗せで62円になったんですね。1994年に80円に上がるまでの5年くらいの話。
ちなみに今回の増税で、封書(定形25g以内)の切手は82円になりました。

1997(平成9)年に5%に引き上げになりましたが、その頃には「缶ジュースなんて110円も120円も変わんねーよ」みたいな感覚だったのか、あんまり印象にないんですよね。
時の総理大臣は故・橋本龍太郎氏でした。

そして今回はそれから17年ぶりの改定。さすがにそれだけ長く5%で慣れてきたせいで、実生活の面で戸惑いが大きいですよね。
2004(平成16)年から10年もの間、消費者に対する値札などは“総額表示”が義務付けられていたので、消費税を殊更意識することなく過ごしてきたのに、ここに来て“税別”になったりするものだから、お会計のときに慌てます。

今日入った定食屋は950円だったのが1,000円になっていました。50円お釣りがあるかないかは、心情的にデカいです。やっぱり「便乗値上げなんじゃないの?」って思ってしまうし。

それと交通機関。現金で切符を買うと10円単位で値上がりますが、ICカードを使うと1円単位の端数で値上げ。僕はこれまで1円単位の残額が表示されるのが気持ち悪くて、売店などでも決してPASMOは使わなかったのですが、4月からは容赦なく端数が出まくっちゃって、気持ち悪いったらありゃしません。
来年10月には10%になる予定ですが、安倍ノミクスさんはどうするおつもりか。お楽しみ。

2014-04-05 (Sat)

配信よりもCD派

先週スクリーンで見て以来ここ一週間ずっと、動画サイトで松たか子が歌う『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』を繰り返し見ています。
映像の迫力にも圧倒されたし、音楽ももちろん最高ですが、それ以上に感動したのが日本語版の訳詞。高橋知伽江の訳詞がとても良いんですよ。
人は誰しもコンプレックスを抱え、自分を好きになれないことがある。でも“ありのままの自分”を受け入れることで、縛られていたものから解き放たれる。
そんなメッセージを、制約された文字数の中で見事に意訳してありますよね。

そんなわけで《アナと雪の女王》のサウンドトラックが欲しくて、先日渋谷のCDショップに行ったんです。けれど日本語バージョンは発売されていないとのこと。ネットを見ても発売の予定すらわからないので、仕方なくオリジナル版を買って帰りました。
そしたら、日本語版が配信限定で出回っていて、慌ててダウンロードしましたよ。

ところが今日ネットを見ていたら、来月の初めに日本語版サントラCDが発売されるとのこと。
_| ̄|◯ 早まった・・・

pic

「別に配信で買ったんだったらいいじゃん」と思われるかも知れませんが、僕、どうしてもこの配信音楽って何か抵抗があるんですよ。
まず非可逆圧縮ファイルってのが気に食わない。
よほど高スペックな再生機材でない限り、僕の耳では聴き分けることはできないのだけれども、CDより品質が低いものにお金を出すってことに、どうにも納得がいかないんです。
それに、たとえばアップルのサイトで購入すると、アップル関連の機器にしか転送できないとか、何かと制約があるのも気に食わない。著作権の問題があるのだろうけど、個人で楽しむ分にはどう扱おうが勝手じゃないのか?って思うし。

まあ、早く手に入れて聴きたかったので、今回はこれで良いんですけど。

2014-04-06 (Sun)

ド忘れは何としても思い出すのだ

picture

雷が鳴ったり、雹が降ったり、寒かったり、お花見を企画されていた方は大変だったんじゃないでしょうか。
うちの甥っ子たちもサッカー教室が終わった後、近所で花見がてら昼ごはんを食べていたのですが、もろ悪天候に阻まれ、友達の家へ避難することになったようです。

実家の前のソメイヨシノは、東京よりも少し日保ちしたようで、桜のトンネルがまだ少し楽しめましたよ。良かった。


髪を切りに行ってきました。前回は昨年末だったので、またも3ヶ月ぶりの散髪。

隣の席で俳優の蟹江敬三さんが亡くなったという話題をしていました。
その美容師さんは毎度どこかマニアックで、蟹江さんのことを「スケバン刑事Ⅱ」で麻宮サキに指令を下す役を演っていたと話していました。お客さんも「あーそうそう」とか話を合わせていましたが、本当にわかってんの?

蟹江さんと言えば、僕の中ではつい最近見た「あまちゃん」での天野アキのお祖父ちゃん役がまず思い出されます。
で、髪を切られながら、ついでに「あまちゃん」のほかの出演者をいろいろ思い出していたのですが、どうしても名前が出てこない俳優が2人いて、絶対に何かを見ずに思い出したい。脳みその引き出しをものすごい勢いでひっくり返してみましたよ。
長塚京三じゃないし、塩見三省じゃないし・・・最近モノマネができるようになったんだよな。「かあさーん」って喉をすぼめて高い声で言うんだ。奥さん役が元フジテレビのアナウンサーで、小島奈津子の前の代の人。もう「あ」から順に名前を言っていこう 云々・・・
――平泉成と八木亜希子でした。
スマホを見ることなく、髪を切られている間に思い出せて、満足感でいっぱいです。

2014-04-07 (Mon)

無量大数と涅槃寂静

仕事の書類の中に「那由多」という名前を見つけました。読み方は「なゆた」。
何だろう、この聞いたことのある響きは? 日本の神話に出てくる名前か何かかな?などとも思ったのですが、思い出せない。なゆた、なゆた・・・。

そうだ、数字の位だ。
子供の頃、寿限無と同じようにやたら唱えませんでした?
一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、秭、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数
無量大数は10の68乗ということらしいです。

ちなみに今回、小数についても同様に位があることを知りました。
一、分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵、埃、渺、漠、模糊、逡巡、須臾、瞬息、弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
涅槃寂静は小数点第24位ということらしいです。

仏教用語に由来するものが結構ありますが、それにしても「那由多」というお名前、カッコイイなぁと思って。天文学的な広がりを感じさせて、僕のハートに突き刺さりましたよ。
雑男K.Oくんは「呼びにくそうじゃないですか?」とか言っていましたが、「なゆゆ」なんてニックネームを付けちゃったりすれば、親しみやすさもアップですから。

ちょっと脱線しますが、AKB48のまゆゆ(渡辺麻友)って、前々からキャンディーズのスーちゃんに似てるよなぁって思っていたのですが、ネットで「まゆゆ」と検索したら、検索予測候補にやはり「田中好子」と出てきました。皆、思っていることは一緒なんだな。

2014-04-08 (Tue)

癖はあるけど悪くない

我が課は、この4月から課長が交替になりました。
隣の隣のS.Eさんが新しい課長について、何やら不満がある様子。それは「独り言が激しい」というもの。僕の席は課長席から少し離れているのでわからないのですが、席が近いS.Eさんには、とにかくブツブツと唱えられる独り言が気になるのだそうです。

在職20年を超えた私でありますので、人事異動があると、かつての同僚などから新しく来る人がどういう人柄なのかを情報収集をしたりします。
この新しい課長について、僕がリサーチした結果は「(人柄に)癖があるかないかで言えば、癖はある。でも悪い人ではない」ということでした。

この話をS.Eさんにすると、「素晴らしく大人の回答」という感想を述べていました。
たしかに。
僕が聞かれる立場だったら、きっと「癖があるかないか」といった客観的分析でははく「好きか嫌いかで言えば」と、自らの感情だけで伝えてしまうかもなぁと思って(苦笑)。

「独り言が激しい」というのは、なるほど“癖の強い人”だと言われるのも納得ですが、「悪い人ではない」とも評されていたので、S.Eさんには「もう少し慣れるまで堪忍してあげて」と言っておきました。

まあ、人間誰しも一癖、二癖ありますからね。僕だって相当性格に癖がありますよ。
けれどS.Eさん曰く「“癖の種類”が(新しい課長と僕とでは)絶対的に違う」とのこと。チワワとトイプードルみたいな違いじゃなく、犬とトカゲくらい違うらしいです。
深い話なのか、深くもないのか。褒められてるのか、そうでないのか。

1 - 8 / 16 Entries 1  2  Next ›

↑ Top
←Back