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2014-03-29 (Sat)

泣き止まぬ赤ちゃん

実家に帰る電車。桜新町を出発すると、同じ車両の端の広いスペースのほうから、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。チラッとそちらを見てみると、若い母親が1歳くらいの女の子を抱っこしてあやしています。

僕は赤ちゃんの泣き声がそんなに気になるほうではないので、そのまま居直り電車に揺られていました。
5分後。女の子の泣き声はまだ止みません。

10分後。何だか泣き声が大きくなってきたような・・・。

――さすがにちょっと気になってきちゃってね。
うーん、赤ちゃんが泣いているのは、眠いのかお腹が空いているのか、具合が悪いのか。だいたいそんなところでしょう。
眠いのであれば、お母さんが抱っこしながらユラユラと動いていれば寝るんじゃないかと思うんですが、その母親はやや激しめに上下に揺すっていたんですよね。僕は遠くから「それじゃ寝ないんじゃないかな」と思いながら見ていました。
「何か飲み物をあげてみるとかしたらいいのに」と思っても、とにかく揺すり続け、抱っこしているのもツラくなってきたのか、洋服がめくれ上がっちゃうほど雑な抱き方。
何か手伝えることがあれば、行ってあげようかと思うほど。

結局その子は、僕が下りる一つ手前の駅まで25分近く泣き続けていましたよ。
赤ちゃんを連れて外出するのは、大変なんだろうとは思うし、一刻も早く帰りたいという母親の気持ちもわからなくはないのですが、たとえば気分を変えるために、どこか途中の駅で下りるとか、そのくらいの余裕を持ってあげないと、子供がかわいそうかなぁって。

 

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