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2013-11-14 (Thu)

研修 4日目(突然の訃報)

昨夜は部屋に戻ってバタンと寝てしまい、夜中3:00am頃にふと目が覚めて携帯を見たら、一通のメールが届いていました。
僕が仕事でとてもお世話になっているK.Hさんのダンナさんがお亡くなりになった、と。
癌であることは聞かされていたけれど、電話で話す時などはご主人の容態のことはあまり話さないK.Hさんでしたし、一時は職場にも復帰したので、僕は勝手に回復の方向に向かっていると思っていました。なので「まさか」という感じ。

亡くなられたのはおとといで、お通夜は昨日。けれどどうしてもお焼香させていただきたくて、研修を午前中だけ欠課して告別式に行くことにしました。
乗り慣れない新京成線や常磐線を乗り継いで、北千住からタクシーに乗り、何とか式が始まった9:30amを少し遅れた程度で参列することができました。
お子さんが2人いて、下の子はお通夜など慣れないことで疲れていたんでしょうね。お坊さんの読経も退屈だろうから、あくびをかいたりして、それをお兄ちゃんが肘で小突いていて。
そんな無邪気な様子を眺めながらも、式は粛々と進んでいきます。

すると「続きまして、繰り上げて初七日の法要をさせていただきます」とアナウンスが入り、ご親族は2回目のお焼香をしています。
告別式自体あまり出ることがなかったので、今時はこんな簡略でやるんですね。

故人とのお別れのセレモニーというのがあり、亡くなられた方の好きだった洋服や何かを棺の中に入れ、生花で埋めていったのですが、それまで頑張っていた二人のお子さんも堪えきれずにむせび泣いてしまい、無邪気にしていたのは子供なりの悲しみに対する防御本能なんだ、お父さんとの別れがツラくないはずがないんだと、そこで思い知るバカな自分。
喪主であるK.Hさんの挨拶は悲痛すぎて、僕も涙を抑えられませんでした。

 

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