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2013-11-09 (Sat)

懐かしみどりの山手線

今週は実家には帰らないと決めたので、午前中からがっつり昼寝をして、午後から洗濯をして、プラプラと出掛けました。

新大久保で山手線に乗ろうとしたら、ちょうど電車が発車するところだったので、階段を走って上がったんです。そうですね、駆け込み乗車は危ないからいけませんね。すみません。
電車は内回り、外回り両方来ていたので、一か八か「こっちだろ」と思って閉まる寸前に飛び乗ったのですが、僕が行きたい渋谷方面ではなく、池袋方面の外回りでした。

乗り間違えたのはこれで2度目。どうも僕はあの駅と相性が悪いのか、方向感覚が一瞬わからなくなってしまうんですよ。

仕方なく高田馬場駅で下りて、内回りに乗り換えようとしたら、ホームに入ってきた電車の車両がチョー緑なの。チョー緑って変だね。
昔、僕がまだ子供だった頃、山手線は全身、京浜東北線は全身、中央線は全身オレンジ、総武線は全身黄色だったじゃん? あんな風に全身緑の車両が来たんですよ。

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「すげー! 昔の電車の復活?」と思って、よく見たら「みどりの山手線 103系電車誕生50周年」と書いてありました。そして先頭と最後尾の車両の顔は、白地に緑のラインが入っただけの、いつもの電車でした。
記念のイベント的なものなんでしょうね。

こういうことに反応して、ノスタルジーを感じてしまう年齢ということですね。

2013-11-10 (Sun)

アウト

何にもしない日があってもいい。そう自分に言い聞かせて、テレビやインターネットの動画などを見て過ごし、少し罪悪感を感じる自分に折り合いを付けているわけでございます。

最近、よく見るバラエティ番組に「アウト×デラックス」が加わりました。
木曜日11:00pmからの30分番組。MCにナインティナインの矢部浩之とマツコ・デラックス。モーツァルトの交響曲第25番が効果音に使われているんですが、実に素敵。ゲストがアウトな発言をしたときに出るテロップもセンスが抜群。

放送時間が遅いので、番組内容は結構下品ですが、ゲストは意外にも大物が登場したりします。これまでではジェームス三木、市川左團次、大空真弓、葉加瀬太郎、市川海老蔵、V6の三宅健なども出ました。変わったところでは鬼束ちひろ、黒田勇樹なんていうのも。

おとといの放送を今日見たのですが、やっぱり面白いね。
いちばんは南海キャンディーズの山里亮太が、共演NGだとしているフリーアナウンサーの中島彩という人と面会するところ。山ちゃんは頭の回転が速いし、弁が立つから、ズケズケと押しの強い中島彩がたじたじになっているのが、見ていてスカッとしました。彼女はTBSの田中みな実のように悪目立ちで売っていくつもりなんでしょうか。なら今のところ成功ですね。

過去、同じ“アウト面会”にミラクルひかるがNGと名指ししたのが福田彩乃。
同じものまね芸人同士で、YOUや長澤まさみのネタをパクったのが気に入らないと言って対決していました。この二人、二度対決しているのだけれど、僕ね、両方とも好きなんですよ、ミラクルと福田。だからもう一度見たい。

2013-11-11 (Mon)

研修 1日目

これまで20年間の会社員生活の中で、“研修”という類のものは極力避けて通ってきた僕ですが、今回ばかりはどうしても断れず、本日から4泊5日で泊まりがけの研修です。

いやぁ、苦痛以外の何ものでもありませんよ。
我が社は全国に支社があり、研修参加者は全国から集まるということで、人見知りが激しい僕としてはそれだけで結構な苦痛。それになんつったって4泊ですからね。プライベートな旅行でさえそんな長丁場は近頃なかったのに。

そもそも「研修に行きたい」だなんて一言も言ってないんですよ。
10月に部署の異動があって、1ヶ月は元の仕事の引継期間に費やしたので、11月になってようやく新しい仕事を本格的に覚えようとしていた矢先に、こんな研修を無理矢理ねじ込まれ、こりゃ完全に大ボスの嫌がらせとしか思えない。

今日は半ば移動日。11:00am頃に職場を出て、電車に揺られること約2時間。
初めて北総線ってのに乗りましたよ。昔は北総・公団線とか呼ばれいて、運賃がべらぼうに高いというのを噂には聞いていましたけど、いやっ、マジで高い! 東銀座から千葉ニュータウン中央まで、営業距離37.6kmで1,070円! うかつに東京まで出られやしないじゃないですか。

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部屋は一人ずつ与えられていますが、こりゃもうちょっとした独房ですよ。
いえね、遊びに来ているわけではないのはわかっているのだけれど、それにしてもテレビもねー、トイレもねー、俺らこんな村いやだー(by 吉幾三)って感じ。6:00pmに講義が終わると、11:30pmの消灯まで何をしてろと言うんでしょう。講義の復習ですか? 無理無理。

この軟禁生活があと4日も続くと思うと、酒でも飲まなきゃやってられません。

2013-11-12 (Tue)

研修 2日目

初日は2時間程度のガイダンス&講義で終わったんですが、今日から本格的な授業が始まりましたよ。8時間みっちり。
ところがですね、職場の研修だと言うのに、講義内容が今の僕の仕事とはあまりにかけ離れているんですよ。聞いていてもピンと来ない話ばかり。
しかもですよ、僕の席が教室のいちばん前のど真ん中。これで8時間はキツいよ・・・。

でも今回とても救いだったのは、以前同じ職場だった先輩が参加されていたんですよ。
その先輩はとても面倒見が良い人で、「夕食の後に飲もうよ」って言って一緒に買い出しに付き合ってくれたり、知り合いの後輩を呼んで場を盛り上げてくれたり、人見知りする僕が楽しく過ごせるように、さり気なく配慮してくれるんですよ。有り難い。

昨夜は僕たちが楽しくお酒を飲んでいると、長野県から参加したという2人が「合流してもいいですか?」と言って、僕らの飲み会に加わってきました。
僕の中では「長野なんて近くだよね」と思っていましたが、話を聞くと知らないことばかり。ずっと「へぇ〜!」ばかり連発していましたよ。

中でも驚いたのは、伊那(山梨に近い県南部)では虫(イナゴ、ザザムシ、蜂の子)を食べる習慣があるということ。も、も、も、びっくり! あと佐久(群馬との県境)では鯉料理が多く振る舞われるそうで、鯉がスーパーで普通に売っているとのこと。ほかに、冬は道路の凍結防止に塩化カルシウムを撒くので、車のメンテナンスが大変だとかね。

研修の講義よりもよほど面白い話が聞けましたよ。狭くて広い日本です。

2013-11-13 (Wed)

研修 3日目

旅館やサウナなどの風呂で、ボタンを押すと数十秒間お湯が出て、自動で止まるタイプの蛇口やシャワーがあるじゃないですか?
今、宿泊しているところのシャワー室がそのタイプ(定量止水型とか呼んだりするそうな)なんですが、シャンプーを洗い流している最中にピタッとお湯が止まったりすると、なんかイラッとしません?

お湯を出しっ放しにすると、水道代がバカにならないからってことなんでしょうけど、髪を洗う時などはボタンを何回も押してお湯が止まらないようにするわけで、結果的に普通のハンドルタイプでも良いんじゃないの?
逆に、用が済んでもしばらくお湯が出てるじゃないですか? それでも定量止水型にするのは、よほど節水になるのかな。
要するに、あれをポコンポコン何回も押すのが面倒だなって思っただけです。


研修の後は今夜もドン・キホーテで酒類を買い込み、食堂の使用時間10:00pmまで飲んでしまいました。もはやそのために一日をやり過ごしていると言っても過言ではありません。

今日は兵庫県出身の人が合流したんですが、学習したことが一つ。「関西人だからと言って誰もがお喋りなわけではない」ということ。そりゃもの静かな人もいるよね。
それと、長野の方とも再びお話ししたんですが、あまり訛りを感じないと思っていたら、接続詞に「だもんで」ってよく使うことに気づきました。酔ってくるとそりゃ頻繁に。
いろんな出身地の人と話せるのは、とても面白いです。

2013-11-14 (Thu)

研修 4日目(突然の訃報)

昨夜は部屋に戻ってバタンと寝てしまい、夜中3:00am頃にふと目が覚めて携帯を見たら、一通のメールが届いていました。
僕が仕事でとてもお世話になっているK.Hさんのダンナさんがお亡くなりになった、と。
癌であることは聞かされていたけれど、電話で話す時などはご主人の容態のことはあまり話さないK.Hさんでしたし、一時は職場にも復帰したので、僕は勝手に回復の方向に向かっていると思っていました。なので「まさか」という感じ。

亡くなられたのはおとといで、お通夜は昨日。けれどどうしてもお焼香させていただきたくて、研修を午前中だけ欠課して告別式に行くことにしました。
乗り慣れない新京成線や常磐線を乗り継いで、北千住からタクシーに乗り、何とか式が始まった9:30amを少し遅れた程度で参列することができました。
お子さんが2人いて、下の子はお通夜など慣れないことで疲れていたんでしょうね。お坊さんの読経も退屈だろうから、あくびをかいたりして、それをお兄ちゃんが肘で小突いていて。
そんな無邪気な様子を眺めながらも、式は粛々と進んでいきます。

すると「続きまして、繰り上げて初七日の法要をさせていただきます」とアナウンスが入り、ご親族は2回目のお焼香をしています。
告別式自体あまり出ることがなかったので、今時はこんな簡略でやるんですね。

故人とのお別れのセレモニーというのがあり、亡くなられた方の好きだった洋服や何かを棺の中に入れ、生花で埋めていったのですが、それまで頑張っていた二人のお子さんも堪えきれずにむせび泣いてしまい、無邪気にしていたのは子供なりの悲しみに対する防御本能なんだ、お父さんとの別れがツラくないはずがないんだと、そこで思い知るバカな自分。
喪主であるK.Hさんの挨拶は悲痛すぎて、僕も涙を抑えられませんでした。

2013-11-15 (Fri)

研修 5日目

昨日は告別式に出た後、とんぼ返りで千葉に戻り、午後は再び研修です。
その夜はお清めと称して、まあ皆さんと飲んだわけですが、一応“献杯”ということで、結局のところ講義を聴きに行ったのか、酒を飲みに行ったのかと言うくらい、座って話を聞いてるか飲んでるかの5日間でした。おかげで体が重い重い。

0:00pmに解放され、全国から集まった研修生は一刻を争うかのように地元に帰って行ったのですが、僕などはまっすぐ職場に戻れば2:00pmには着いてしまいます。
でも軟禁生活は、たとえ飲んだくれていただけでも、それなりに気を張ってグッタリなので、直接帰宅したいなと考えていたんです。都内のほかの職場の人たちは皆、直帰するって言ってるし。
で、課長に電話で研修終了の報告をして、「やっぱり帰らなきゃダメですか?」と尋ねてみたのですが、何やらゴニョゴニョと「でも“帰ってくる”って言っちゃったしね」と、直帰についてはどうしても譲ってくれません。
なので、ものすごく不満げな調子で「帰ります。でも遅くなってもいいっスよね?」と言い放ち、浅草で電車を降り、昼ごはんをゆっくり食べて、御徒町で少々寄り道をして、4:30pm過ぎに中目黒に着いてやりましたよ。

会社に顔を出すと、雑男K.Oくんが開口一番「研修どうでしたか?」と聞くので、「どうもこうもなんでこんな研修にねじ込まれたのか」「自分に今必要な知識は何もなかった」「飯はあまりウマくなかった」「課長は“帰って来い”とか言うし」などなど、何時間でも愚痴れそうでしたが、その場は全部言葉を飲み込み、何も言いませんでした。

というわけで、言いたいこともいろいろあるけれど、今は終わってホッとしています。

2013-11-16 (Sat)

部屋の乱れは心の乱れ

長い研修は、行くと決まった時から憂鬱で憂鬱で、相当の気合いを入れないと挫けてしまうと思っていたので、それはもう気合いバリバリで臨みましたよ。
なので、終わったら燃え尽きてしまうかなっていう想像をしていたんです。
けれど実際は、思ったほど“燃え尽き感”はなく、むしろ清々しい。

それに何と言っても、普段の自分だけの生活を5日間も離れたことで、良い効果もありました。それは「普段の生活をもっと真面目に取り組もう」ということ。
その手始めは、部屋の掃除です。
研修の個室で、久しぶりに整理整頓された空間の中で5日間暮らして思ったのは、「雑然とした空間では気持ちが荒むんだ」ってこと。「部屋の乱れは心の乱れ」って本当ですね。

とは言え、あまりに汚い僕の部屋なので、掃除をしても、そうは簡単に片付かない。
とりあえず10年近く前の雑誌とか、前の前の携帯電話の取扱説明書とか、本棚がカオスだったので、ことごとくゴミに出しました。断捨離決行です。

続いて洋服。
とくにYシャツはすごい数があったのだけれど、首回りがよれたり黄ばんだりしているものは、迷わず捨てることにしました。2年間着てないものは問答無用。
あっと言う間にゴミ袋4つ分の要らない洋服たちが出て来ましたよ。

そうこうしているうちに、実家に帰らなきゃいけない時間になってしまったので、激しく中途半端なまま掃除は一時中断です。
ま、どうせ今日一日で何とかなるような部屋ではないんですけどね。

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