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2013-04-17 (Wed)

100万粒の大豆の行方

早く帰れたので珍しく晩ごはんを作って、と言っても格安だった成型サイコロステーキを油も引かずにフライパンで焼き、カットサラダを盛っただけですけど。

食事しながらテレビをつけると「緊急!池上彰と考える“鳥インフルエンザ”迫りくる本当の危機!」という番組をやっていました。
つい何日か前に“鳥インフルエンザ”のことを日記に書いたばかりで、間違ったことを書いてないかなぁなんて気にしながら見ていました。

番組中、インフルエンザウイルスがいったいどのくらいのスピードで増殖していくのかを見せるために、大豆を使って説明していました。
1個のウイルスが24時間後には100万個になるというのを、100万粒の大豆を上からザザーッと降らせるという、視覚的なインパクトはあるけれど、何だか原始的な見せ方。

僕が感心してしまったのは、その増殖のスピードではなく、池上さんが「この大量の大豆をどうするか心配される方もいらっしゃるでしょう」と仰ったこと。
そうなの! あの大豆、どうするんだろう?って、僕、すっごく思いましたよ。
そうしたら、「この後、TBSの食堂で調理します」と説明してくれたのがね、とても良いなと思って。

この日記で、ちょいちょい「グルメ番組 食べ残し」という検索ワードでやって来る方がいらっしゃるのですが、テレビ番組でタレントなどが食べ残しているお料理は、その後どうなってしまうのか気になる人って結構いると思うんです。

こんな風にきちんと説明してくれるとスッキリしますね。ニュースをわかりやすく説明してくれること以上に、池上さんを尊敬しました。そういうの、大事。

2013-04-18 (Thu)

道案内は簡潔に

今日はとても良い日でした。
午後から研修に出掛けたのだけれど、今まで研修と銘打たれたものに参加して、ためになった試しがなくて、今日もどうなることかと思っていたら、今まで参加したどの研修よりも「ためになったなぁ」って感動しましたよ。
講師の女性が、的を射た素晴らしい説明をしてくれたので。本当に素晴らしい。

ほかにも「時間を有効に使えた」とか「無駄遣いしそうになって寸止めした」とか「探していた特殊なネジが見つかった」とか「夕飯はゴーゴーカレーだった」とか。
とても満足度の高い一日。

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研修の会場は池袋
初めて行く所だったので、迷わないようにGoogleマップで確認をし、さらに念のために会場に電話をして行き方を説明してもらったんです。
「そんなのスマホとか使って行きゃいいじゃん」と思われますね。使えないわけじゃないですよ。そこまで機械苦手とかじゃありません。ま、スマホの地図は上下がわからなくなって、迷ったりはしますけど
言い訳をすると、会場が池袋駅の東口側だったので、副都心線の改札(西口)からいちばん合理的な道順を教えてもらいたかったんです。
そしたら、「まずは東口に出てもらって――」とそこはバッサリ端折られちゃって、あんまり意味がなかった。
さらには、会場の周辺を案内してくれるのだけれども、何を言ってるのかさっぱりわからないんですよ。Googleマップを見ながら聞いてるにもかかわらずですよ。「五叉路があるので、横断歩道を2回渡って、一方通行の路地を・・・」みたいな。2回渡るって何?

説明するほうは、頭の中に3D地図が浮かんでいて、最良の道順を教えているつもりなんでしょうけど、初めてそこに行く者にとっては、ごちゃごちゃ言われるとかえって混乱するものですね。目標にするものとか目印を簡潔に伝えるのが良いんだなって思いました。

2013-04-19 (Fri)

誤りでも瞬時に拡がる怖さ

良い日だったと書いたその翌日なのに、今日はマジで冴えない一日。もう少し“良い日”の余韻があっても良さそうなもんじゃないですか。

来月バーベキューをやろうと企画していて、バーベキュー場の予約が1ヶ月前の正午から受付開始ということなので、電波時計と睨めっこしながら、0:00pmぴったりにサイトにアクセスしたんですよ。そしたら、わずか数十秒で予約がいっぱいになって、もうガッカリ。
午後はそのことを引きずって、不機嫌なまま過ごしていたのですが、なんと3:00pm過ぎに予定していた約束がドタキャン!
それでなくも不機嫌モードだったので、それから誰かを誘うためにあっちこっちに連絡するのもかったるく、せっかくの週末にまっすぐ家に帰って、一人で録画したテレビ番組を見ていましたよ。どうなの、これって。ねぇ?


Twitterを見ていたら「お金をくずす」という表現が全国区じゃないという内容のツイートがあって、一瞬我が目を疑いました。
僕ならたとえば「一万円しか持ってないんだけど、細かいのにくずせる?」とかって使うのですが、これが全国的に通じるわけではないというもの。

自称・標準語推進委員会会長としては、捨て置けない案件なので、直ちに辞書を引いたら「高額の貨幣を小銭に換える、金をこまかくする」と、ちゃんと載っていましたよ。
「変だな」と思ったら、もともとは「神奈川あるあるbot」というユーザーの記事だったのですが、後に「誤りだ」と訂正が入っていました。

僕はリツイートされたものを読んだわけですが、ネットの世界って間違った情報でもブワッと拡がるんだなって思いましたね。情報に少しでも「おかしいな」と疑問が生じたら、鵜呑みにせずに自分で調べるべきですね。

2013-04-20 (Sat)

衝突の瞬間

久しぶりに起きたら8:00pmでした。おそらく延べ10時間くらい寝たのかな。
近頃二度寝ができるんですよ。え? 普通ですか?
いやね、少し前まで、たとえば4:30amくらいに目が覚めてしまうと、睡眠時間が3〜4時間でも決して二度寝することがなかったんです。と言うか眠れないの。「歳取ったせいかな」なんて、根拠もなく年齢のせいにしていたのですが、ここ何日かはやたら眠れるんですよ。
二度寝どころか「あと10分」みたいなお寝坊さんの朝ダラができるくらい。

「春眠暁を覚えず」と申しますが、やはり春だからでしょうかね。眠れるって幸せ。


実家へ向かう途中、東名高速の東京I.C.でこれから料金所を通過する直前。
反対車線の料金所を出た所で、1台の乗用車がおもむろに右に曲がりました。Uターンをするつもりなのか、車の流れを乱すイヤな走り方だなと思いながら、見ていると――

ドーン。

中央分離帯に追突したんです。
ボンネットはグンニャリ曲がり、何やら白い煙を吐いていました。

僕はてっきり中央分離帯に車1台くらい通れるUターン用の隙間があるから曲がったのだと思っていたので、ぶつかった時は、もう「えぇーーーっ!?」ってのけぞるくらいの驚きでしたよ。運転中なので本当にのけぞったりはしませんが。
いったい何だったのかな。ハンドル操作の誤り? ネコでもいた? 幻覚が見えた?
20年近く車を運転していますが、衝突の瞬間を目の当たりにしたのは初めてだったので、「あの程度のスピードでも車ってグンニャリ曲がるんだな」と、感心してしまいましたよ。

通り過ぎる際に車内を確認したら、スピードもほとんど出ていなかったためか、運転手の男性はどうやら大事には至っていない様子でした。

2013-04-21 (Sun)

僕の教育方針

先週木曜日は、研修会場が暑くて、扇子で煽いでいました。最高気温23.4℃。
今日の東京の最高気温は10.2℃。その差13℃! それだって7:00pm近くに記録したもので、午前中はずっと5〜6℃を推移。最低気温は真冬並みの5.3℃。寒いっちゅーの。
東北地方では、ソメイヨシノが雪化粧したそうですからね。三寒四温にも程があります。

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甥っ子たちはサッカー教室が雨で中止になり、ゲームをするか、テレビを見るか。
おばあちゃん(母上)はそういう時、しきりと勉強をさせたがり、漢字の練習だの宿題だのと、うるさく言っています。
仕方なくKotaの教科書音読の宿題に付き合っていたのですが、声を出すのが恥ずかしいのか面倒臭いのか、口先だけでボソボソと読むんですよね。僕はそういうところには厳しいので「ハッキリと大きな声で」と告げ、できないと何回でも読ませます。
流れでYutaも音読するハメになったのですが、Yutaのほうが優等生のわりに、よりシャイなので、いっそうボソボソと読むんですよ。何度も読み直しになり、半泣きになっていました。

「音読は、聞いている人に伝わるように読まなければ意味がない」
つまりは、勉強するのであれば、目的を持ってやる! これが僕の教育方針です。(キリッ


ボストンの爆弾テロの容疑者は、捕まったみたいですね。
僕はその日(4月16日)、たまたまボストン在住の方のツイートを見ていたのですが、第一報では“Explosion(爆発)”としか書いてなくて、何か小さな事故かと思ったりもしたのですが、とんでもない! テロじゃないですか。3人も亡くなられているんですね。
絶対に許すまじ! どんな理由だろうと、テロは絶対に許すまじ。

中国・四川省では昨日、マグニチュード7.0の大きな地震が発生。
彼の地はたしか2008年にも大地震が起きていて、その時の死者はなんと7万人近かったんですね。東日本大震災の3倍近いんですか!?(←すみません、認識が甘くて)
それからわずか5年。復興だってようやくと言ったところだろうに、悲惨過ぎますよ。
日本だっていつこういう事態に見舞われるかわからないし、可能な限り支援をして、困った時には助けてもらえるような関係を築きたいものです。“Give & Take”、お互い様です。

2013-04-22 (Mon)

違う道から帰ろう

僕が社会人を20年やって来て「何が苦痛か」って、毎日同じ通勤経路を往復することがとにかく苦痛なんです。
朝はそんな悠長なことも言ってられないので、最も合理的な経路を毎日使いますけど、帰りはたまに違う道から帰ったりしないと、もうキィィーーってなってしまうんですよ。

現在、中目黒の職場へはバス、電車、自転車とバラエティに富んだ通勤手段があるので、そんなことはないかと思いきや、職場から池尻大橋までの帰り道に、ふと「また昨日と同じ道を歩くのか・・・」と嫌気がさしたりするんです。
長い時間電車に揺られて、通勤経路に選択の余地などないサラリーマンも多い中で、贅沢な悩みと言うか、取るに足らないストレスだなぁとは思うのですが。

そして今日はまさしくそんな日で、普段は左に曲がって帰るところを、何だかどうしてもまっすぐ行ってみたくなり、何の当てもなく遠回りしてみることにしました。

歩いていると程なくして、道の反対側に「つけめん」の文字が目に入りました。
池尻大橋駅からは少し離れているわりと辺鄙な場所。ちょっと小綺麗な店構え。僕はどうしてもその佇まいが気になってしまって、別につけめんが食べたいわけでもないのに、吸い込まれるように店の扉を開けていました。

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後でネットで検索したら、昼間は行列ができるような有名店でした。
よく不思議に思うことなんですが、ラーメンを大盛りにすると大抵追加料金が取られますけど、つけめんをメインにやっているお店って、麺の量が並盛りでも大盛りでも同じ金額のところって多くないですか?
この「和利道(わりと)」もそういうシステム。並盛りにして足りないとイヤだし、大盛りだと食べ過ぎだと思うので、中盛りにしてみました。
僕はラーメンとつけめんがあったら、十中八九ラーメン党なのですが、つけめんも捨てたもんじゃないですね。とても美味しかった

いろんなストレス解消法があると思いますが、僕は“寄り道”が良いみたいです。

2013-04-23 (Tue)

MAKIDAIの嘘

先週末の寒さも和らいで今日は一日うららかな天気でしたが、明日からは下り坂になるようで、今朝の「ZIP!」でのお天気おねえさんのにわみきほちゃんとEXILEのMAKIDAIのやりとり。

にわ
「MAKIDAIさん、晴れるのは今日までとなりそうです」
MAKIDAI
「あ、本当ですか、したら洗濯も今日までですね?」
にわ
「はい、そうです。私も洗濯大好きなので、今日は洗濯したいと思います」
MAKIDAI
「僕も(洗濯が)大好きでーす」

というやりとりの後、馬場典子アナが交通情報に入る瞬間、MAKIDAIの声がフェード・アウトしながら「嘘ついちゃった・・・」と入っていたのを、僕は聞き逃しませんでしたよ。
彼はいかなる時も、わりと生真面目にコメントを言う印象があったので、何が狙いでそんな些細な嘘をついたのか、思わず吹いてしまいました。

きっとチャラい男が「僕も洗濯大好きでぇーす」(←オリラジ藤森をイメージ)とか言っても、面白いことなどなかっただろうに、なんで声の低い二枚目がボソッと冗談を言うと、この程度のことでウケるんでしょうね? いい男は得です。


「Unicode6.0」には日本の携帯電話の絵文字が採用されていることを知り、この日記も表現の幅が広がるかなぁなんて、遊び半分で“怒りマーク”を昨日の日記に付け加えてみたんです。そしたら、“怒りマーク”を挿入した以降の内容が消えてしまったんですよ!
原因は、それらの絵文字が4バイト文字で、今使っているmySQLのバージョンでは対応していないことに依るもの。

当然バックアップなんて取ってないものだから、しばし呆然。
同じ内容を二度書くなんて、やる気が全然起きないし、しかもわずか1日前に書いた文章なのに、ディテールなどは何を書いたか全然覚えていないんですよ。
仕方がないから、趣旨は同じだけれど一から書き直しました。虚しい。
まあ、データベースが全部ぶっ壊れたりしなくて良かった・・・と考えることにしよう。

2013-04-24 (Wed)

流暢に話すだけが話術じゃない

ずいぶん前からやっている番組なのに、最近「あれ? 結構好きかも知れない」と気づいたのが「ホンマでっか!?TV」で、おそらくその道ではかなりの高名な先生たちが出ていらっしゃって、結構アカデミックなことを話してらっしゃるにもかかわらず、わかりやすく軽妙な雰囲気なのが良いんでしょうね。

とくに好きなのは、心理学者の植木理恵さん。
お話は理路整然としているのに、時々面白いことを織り交ぜたりなんかして、さすが心を研究している先生ですよねぇ。グッと捕まれる。とても魅力的だと思います。

そんな植木先生の発言で、今日一で気になったのが――

「標準語より関西弁のほうが1.8倍真実味が増す!?」
関西弁に限らず、ジャパネットたかたの社長のように、少しイントネーションがある人や話し方に間がある人のほうが、購買率が高いのだそうです。
方言は親近感につながり、親近感=真実性というロジックらしいです。
植木先生曰く、流暢に話す人は「嘘っぽい」と思われやすく、上手に喋れない人(要素)に「本当っぽさ」=信頼度を感じるとのことでした。

これね、そのとおりだなぁと思って。
うちの会社は地方出身が比較的多いのですが、中でも北関東や福島県出身の人は訛りが強くて、でもその人たちのお客様への説明の上手なこと。僕なら「ちょっと馴れ馴れしいかな」と感じる言い回しでも、北関東訛りだと平気なの。憎たらしいほどに。

自分の話をちゃんと聞いて欲しかったら、よどみなく話すことばかりを心掛けず、少し間を置いたりしながら話すのもテクニックなんですね。
そう言えば、戦場カメラマン、最近見ませんね。

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