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昼間、ほかの人の席を借りて仕事をしていた時のこと。物を取ろうとして立ち上がり、再び腰掛けようとした次の瞬間――

ドスン。「痛ってー」

激しく尻もちをつきました。
普段自分が使っている椅子と違って、キャスターがとても転がりやすいタイプで、きちんと確認せずに座ろうとしたら、そこに椅子がなかったという･･･何ともマヌケなシチュエーション。
一応何事もなかったかのように仕事に戻りましたけど、もうね、痛いのと恥ずかしいのとで、しばしショック状態でしたよ。

とりあえず、一日やり過ごしましたが、お尻から腰にかけて姿勢によっては痛むので、帰宅してからロキソニン（痛み止め）を飲みました。
――20分後。
薬の力ってのは、すごいですね。チョー気分が良いの。時々走る痛みのせいで気分も落ち込んでたのに、それすら吹き飛ばす勢い。楽しくなってきましたもの。「もしかしたら麻薬もこんな感じかな」って、依存してしまうメカニズムがわかるような気がしましたね。