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2010-11-12 (Fri)

金の貸し借り

昨夜飲みに行って、後輩の一人がふと漏らしたこと。
最近、向かいの席の人がちょくちょく「金を貸してくれ」と言ってくるらしいのです。もうすでに3回は貸しているとのこと。
「給料日前だから」とか「財布を忘れた」とか、その都度理由は様々らしく、金額も1,000円程度で翌日には返してくれるそうなのですが、その“向かいの席の人”ってのが50過ぎのオッサンなんですよ。それもすごく親しい仲ってわけでもないみたい。
貸してるほうの後輩は、先日結婚したばかりの33歳。小遣いにそんなに余裕があるわけでもないだろうけど、貸せない額ではない。だけど、それってよしたほうがいいよね?
だいいち「給料日前だから1,000円貸して」なんて、歳下の同僚に頼まないでしょ。僕ならその日食事を我慢してでも借りません。

人にはいろんな事情があって、どうしても金を借りざるを得ないことだってあります。だけどさぁ・・・。身内ならいさ知らず、赤の他人に頻繁に借りるなんて、ちょっと理解できないなぁ。
きっと、そういう人は“借り癖”がついてるんでしょうね。金を借りることにあまり引け目を感じない。慣れっこ。
するとそのうち、返済が遅くなるとか、返さなくても引け目を感じなくなる。
どうしても貸さなければいけないのなら、その金はその人にあげるつもりで渡せ。貸すほうはそのくらいの心意気で臨むべきだと思うし、そうならば気安く貸しちゃいけないと思うんです。

この先、そのオッサンが頻繁に借りに来るようだったら断るように言いましたよ。もしかするといつか金額が大きくなり、返済もなおざりになるような気がするので。
「金の切れ目が縁の切れ目」なんて申しますけど、そんなことで職場の人間関係を変にしたくないですからね。

 

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