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2010-07-29 (Thu)

漢字が読めないからって

昼休みに外へ出ると、ものすごい雨と風で、履いていたズボンの前がびしょ濡れに。傘の差し方が悪いのかなぁ。なぜか僕一人だけがびっしょびしょで若干ハズい。

そんな天気だったので、足立区の花火大会に誘われていたのだけれど、やめました。花火大会自体は行われたらしく、夕方はしばらくぶりに涼しくて、もしかしたら花火を見るには最高だったかも知れませんね。


客からの問い合わせに電話で答えていて、いちばん困るのが、郵送物のタイトルをきちんと伝えてくれないことです。何となくニュアンスで「こんなものが送られてきたんだけど」とか言われると、特定するのにとても苦労します。
送られた書類のタイトルを読むだけなんですけどね。ご年配には難しいみたい。

今日受けた電話は、いかにも漢字が読めない人から。タイトルを読んでもらってもちんぷんかんぷんで、埒が明かない。内心「字も読めねーのかよ」とイライラ。

でも、はたと我に返り、それって僕の奢りだよなぁと思って。
日本は識字率が世界の中でも極めて高いので、漢字を読めないことは恥ずかしいという意識が強いですよね(僕も含めて)。ちょっと前なら、誤読の多い麻生元首相をかなりバカにしてたもんです。もちろん漢字を知ることは尊いことだけど、じゃあ自分は、あらゆる漢字をすべて読めますか? 意味はわかりますか?って話ですよ。
誰にも読めない字はごまんとあるでしょ? 僕はあります。すべては不可能。
だから、人が漢字を読めない、あるいは読み間違えても、バカにするのは傲慢だよなって。その人にはたまたま習う機会がなかっただけかも知れないし、イライラするのはよそう。
まあ、麻生さんの場合は、知ったかぶりで言っちゃうのがマズかったよね。

 

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