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2008-09-23 (Tue)

那須高原 3日目

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那須の宿で迎える3日目の朝。
Kotaは夜中に軽い夜泣きがありましたが、起床はとても早かった。おじいちゃんと広い風呂に入るのがとても気に入ったようで、朝一番で風呂に入りに行きました。少し経ってYutaも起きてきたので、風呂に連れて行ってあげました。
入浴後、宿から少し上った所にある「殺生石」という史跡に行ってみました。有毒ガスが噴き出しているからその名が付いたのか、由来はよく知りませんが、なんてことはない岩がゴロゴロしている場所。でも朝の散歩にはちょうどいい勾配でした。甥っ子たちは鼻水ジュルジュル。

散歩から戻り、朝食を摂った後、風呂に入りました。やっぱり日本のお風呂は世界でいちばんじゃない? 足を曲げなくても十分な大きさで、なおかつ深い。近頃の家庭用バスタブって浅めの物が多いじないですか? 肩まで浸かるにはちょっと無理のある姿勢をとらないとダメでしょ。だけど、昔ながらの湯船は、僕みたいな身長の高い者でも余裕で肩まで浸かることができちゃう。ほかに誰もいなかったので、足を伸ばし、腰を浮かせ、腕はお湯の浮力に任せてダラーンとさせてみましたよ。究極のリラックスだね。乳白色のお湯は何だか肌に良さそう。それに硫黄の匂いも気になりませんでした。

帰りの東北道をひた走りながら、ふと埼玉のお墓に寄ることを思い付きました。墓参りと言うより、手打ちうどんを食べるのが本当の目的だなんて言ったら、バチが当たるかしら。ちょうどお彼岸の時期だし、父もおそらく来るつもりだったはずなので、急遽向かうことにしたんです。
甥っ子たちは9ヶ月の頃から来ているので、馴染みのそば屋のおかみさんは「大きくなったわねぇ」と驚いていました。もりうどんを一枚、ペロッと二人で平らげ、僕も美味しいうどんが食べられて満足。

あまりに急だったので、線香は6人で1束という極々略式なお参りを済ませ、帰路に就きました。
と、ここで事件。突然Kotaが「おばあちゃんの隣がいい」と言い出したため、普段はYutaの隣が指定席のおばあちゃんが、一つ前のシートに座ったんです。ところがYutaは「おばあちゃん、こっちに来て」と号泣。すでに高速道路に入ろうとしていたおじいちゃんが「席を替わるから車を停めろ」とか言い始めるし、僕はカッとなって大声を上げてしまいました。せっかくの旅行だったのに、とても後味の悪い最後になってしまったのが、ちょっと残念。

 

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