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2008-09-21 (Sun)

那須高原 1日目

妹の夏休みに合わせ、どこか旅行に行きたいとの話が持ち上がり、僕にも「行かないか?」とのお声が掛かりました。察するに僕の任は運転手であることは間違いなく、さらには近頃頓に活発な甥っ子たちの監視役といったところでしょう。
・・・・・ものすごく気乗りがしない。
とは言え、両親と旅行をする機会など、この先何回もあることではないし、軽い親孝行のつもりで付き合うことにしました。行き先は栃木県那須温泉

天気予報では、夕方から雨が降るらしい。新調したカーナビを頼りに、都内の渋滞を巧妙に避けて、東北自動車道に乗りました。北上するに従ってどんどんと雲行きが怪しくなっていきます。どうせ今日は宿に行くだけなので、雨でも構わないんだけど。
途中、昼食休憩のために佐野S.A.に寄りました。新しいカーナビが「そろそろ2時間です。休憩しませんか?」とか言うんだもの。なんて気配り上手さんなのかしら!
佐野と言えば、ラーメン。関東近郊のご当地ラーメンの中では、比較的知名度も高いのか? じゃあ、佐野ラーメンってどんなの?って聞かれても、僕はまったく知らなかったのだけれど。少し縮れた平打ちの麺が特徴的で、あっさりとしたスープもなかなか美味しく、ラーメン大好きな甥っ子たちはなかなかの食べっぷりでした。

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那須I.C.を下りて、少し走ると「お菓子の城」という施設があります。甥っ子たちは当然お菓子が大好きなので、何か喜ぶようなものがあればいいなぁと期待して入りました。イメージとしてはグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の絵本などに描かれるお菓子でできた家みたいなのを想像していたのだけれど、要するにただの土産物屋です。超期待外れ。
同じ施設内に「お花の城」というのがあって、そちらのほうは僕は遠慮したんだけれど、甥っ子たちはよほど楽しそうにしていたようでした。

期待外れな「お菓子の城」を後にして、いよいよ宿へ。車から顔を出した瞬間に漂ってきたのは硫黄臭。しまったぁ。ここは硫黄泉だったかぁ・・・。超苦手。あまり愛想が良いとは言えない接客係が部屋まで案内してくれて、一息つく。まあ、部屋の中はさほど腐った卵の匂いは気にならないので良かったよ。6:00pm過ぎに夕食。肉やらお刺身やら、ラーメン屋のトッピング全部のせ? みたいに豪華と思われる料理が並んでいました。肉はまあまあ美味しかったです。

取り立てて感動するような宿でも料理でもなかったけど、大人はまあ満足。ところが甥っ子たちはホームシックになったのか、食欲はないし、「お家に帰る」とか言い始めるし、まだ旅行に来るのは早かったかなぁと思う夜でした。

 

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