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2008-02-09 (Sat)

待望の再演

2008年初の観劇は、国際フォーラム・ホールCで上演中のブロードウェイ・ミュージカル《プロデューサーズ》の翻訳公演。2005年に青山劇場で初演して好評を博し、今回、その時とほぼ同じキャストでの再演が実現。僕は初演を見逃してしまったので、本当に感謝、感謝。まあ、見逃したと言うよりは、最初から諦めていたというほうが正しいかな。だって、主演がジャニーズなんだもの。ファンが殺到すると思い、初演の時はチケットを取ろうともしませんでしたから。

でも今回は運良く入手できたんです。しかも2階席の前から2番目という絶好の席。会場には超ギリギリに着いたのですが、思ったよりジャニーズ目当ての観客は目立たなくて、場内の雰囲気は普通のミュージカル公演と変わりませんでしたね。

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おととし、映画化されたときに見に行ったので、ストーリーは頭に入っている。映画はオリジナル・キャストの二人(ネイサン・レインマシュー・ブロデリック)を主演に揃え、ある意味、個人芸で成り立っているというのが作品の印象。そんな高いハードルがある状況で、日本人がどう演じてくれるのかが興味の大半でした。

V6の井ノ原快彦長野博は、良い意味で期待を裏切る熱演でしたね。
とくにイノッチはミス・キャストじゃないのかと、当初は不安でした。何しろ20年もブロードウェイで慣らしたベテランプロデューサーで、おまけに大の好色漢。普段、テレビ画面を通して見る彼からそういう匂いは一切感じないじゃないですか。結果、やはりそのまま爽やかで、セックス絡みの発言はしっくり来ていませんでしたが、トータルでは大健闘だったと思います。ただ、テンションが最初から最後まで一緒と言うか、台詞がやや一本調子なのが少々残念でした。
そういう意味では長野くんのほうが台詞にメリハリがあって、笑いの取り方も良かったですね。実年齢ではイノッチより歳上だと思いますが、若さもよく出ていて感心しました。
それと、さすがジャニーズと感じたのは、舞台での立ち姿が様になっていること。動きが軽やかで、ダンスも決めが上手い。伊達に10年以上もアイドルとして人前に立つ仕事をしていないなと思わせましたね。

全体として台詞や歌詞が聞き取りづらい箇所が結構あり、ストーリーを知らないと付いて行けなかったかも知れません。けれど、台詞のテンポは前回見た劇団四季なんかより断然良く、とても楽しめました。

 

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