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2007-07-24 (Tue)

上っ面の会話

ちょっと前に読んだ記事で、合コンで盛り上がる話題ということで“血液型”のことが載っていた。まあ、知らない者同士の会話のきっかけとしては、月並みだけれど外さない、最も安心できる話題ではある。
ちょっと相手の女の子を観察した上で

「ねえ、◯◯ちゃんってA型?」
「ええ、なんでぇ?」
「だってすっごい気がつくし、おしぼりとか几帳面に畳んでるし」

みたいな。
A型なんて、ウルトラ当てずっぽう。だいたい、合コンでおしぼりを雑に扱う女なんて、滅多にいないからね。「えー、はずれー」と来たら、「本当!? ぜってえそうだと思った。よく言われるでしょ?」とか何とか言って、まあ盛り上がるわけだ。そんな会話をした後、相手が何型かなんて、ほとんど覚えていない。唯一AB型だけは、数が少ないのと自分と同じということで覚えていられるけど、親友の血液型さえいまだにB型とO型を間違えるほど。

そして、もう一つが“SMか”という話題。
縛るのが好きか、蝋燭を垂らされるのが好きか・・・って違う、違う。本来の性的嗜好の意味じゃなく、自分(または相手)の性格がどうかということ。たとえば、口論したら強く言い負かしたくなるとか、下手に出て従うのが苦じゃないとか。引っ張っていくタイプか尽くすタイプか。きっとそういう意味で使ってる。
でもねぇ。SかMかって聞かれたら、答えづらいよな。「ええ、わたしどっちかって言うとMかも〜」なんて言われたら、リンダ困っちゃう。僕はちなみにドSですけど、何か?

どっちの会話も、要するに知らない相手を知るための一助にはなるってこと。上っ面のね。

 

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