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2001-03-14 (Wed)

料理は愛情

ホワイトデー
だから何ってわけではありません。(←先月も使ったフレーズ)

仕事の後、職場の料理講習会というのがありました。「日常あまり料理などしない人でも、たまには挑戦してみたい」とか「だんなさんのために腕を磨きたいわ」という人たちのために、年に一度開かれるもので、入社以来、僕はほとんど毎回参加しています。

今日のポイントは、初お目見えの先生。昨年まではずっと女性の、どちらかと言えば家庭料理向けの講師だったんですが、今回は海外の一流レストランで修行をしたという「料理の鉄人」とかに出てきてもおかしくないような先生。
メニューはもちろん洋食。ローストチキン、ポテトグラタン、ハンバーグ、シーフードピラフ etc... 「こんなにできるのかよ?!」って感じでしょ? でも、下ごしらえから調味料の分量までほとんど準備してあって、あとは混ぜて焼くだけ。
まずは先生から、レシピおよび段取りを伺います。その中で「肉でも魚でも、野菜だって、今はこうして食材として私たちの前に並んでいるけれど、もとは生きていたわけで、そんな物言わぬ食材たちの声をちゃんと聞いてあげて、大切に扱いましょう」というようなことを何度も仰っていました。「ああ、この人は心から料理を愛してるんだろうなぁ」って思いましたね。
その講義の最後に、「今日はホワイトデーだから」と言って、飴細工やフランベを、照明とBGM付きでご披露いただきました。それが、かなり面白かった。技もさることながら、僕はその演出と先生の入り込み具合に、しばし唖然。良いもの見させてもらったよ、先生!

さて、肝心な自分たちの料理のほうも、混ぜて焼くだけなので、何の失敗もなく美味しく出来上がりました。もちろん、レシピなど憶えていないのは言うまでもありません。

 

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