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笑えるポイントって、人によって全然違いますよね。
コメディ映画なんかを観に行くと感じるんだけど、僕の場合、あからさまに笑かそうとしているシーンではあまり笑えなかったりします。むしろ、カットエンドする直前の、役者さんの絶妙な表情とか仕草とか、演出上、特に意図していないようなところに笑ってしまうことが多いみたいなんです。
だから、みんなが爆笑しているシーンで変に冷めていて、誰も笑っていないところで声を殺して笑っていたりします。

それから、関西系の笑いに多い体を張ったギャグ。僕、苦手かも。
彼らも生業として一所懸命やっているし、見る人が見れば可笑しいんでしょうけど、ツボに入らないのよねぇ。こればっかりはどうしようもない。
僕の好きな「笑い」は、ウィットと即興性。◯◯のひとつ覚えやアドリブが利かないのはNG。

とは言ったものの、人を笑かすのはホント難しい事だと思いますよね。ちょっとした“間”で、面白かったり凍てついてしまったり。
誰かを愉快にさせることができるっていうのは、本当に素晴らしい才能です。