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2000-07-01 (Sat)

イタリア紀行 Vol.1

今日から夏休みでございます!
え?早すぎるって?まあ、良いではないか。苦しゅうない、苦しゅうない。

6:00am、車で成田へ。リムジンバスや成田エキスプレスも便利ですが、9日間で5,800円で預かってもらえる。高速を使っても利便性を考えると安いと思います。国際線は出発時間よりも相当早く集合なので面倒臭いんですよね。

今回は成田からロンドンで乗り継いでミラノへ。日本とイタリアの時差は7時間(今はサマータイムなので)。ミラノのマルペンサ空港に着いたのが9:00pm近く。ホテルに到着したのは、現地時間で10:00pm過ぎ。長旅でクタクタ。さあ、明日から観光ですよ。

2000-07-02 (Sun)

イタリア紀行 Vol.2

商業とファッションの街ミラノ
まずはオペラの殿堂スカラ座を見学。オペラは夏場、オフシーズンなので客席を見ることが出来ました。一面にビロードの座席や天井桟敷。ここでかつての名歌手たちが舞台に立っていたのかと思うと興奮しますね。
午後は自由行動。CDショップなどを覗き、ジェラートを食べ、ドゥオーモ(大聖堂)の屋上に上りました。素晴らしい彫刻を目の前にして、しばし呆然。(←暑くて呆然としていたという話もある)
日曜日なので、イタリアではほとんどのお店が休みなんですよ。とにかく暑くて暑くて、涼むためにドゥオーモの中へ。ミサが行われていて、とても荘厳な雰囲気に包まれていました。

今日はイタリア対フランスのサッカーの試合があったらしくて、街には顔をイタリアの国旗に塗ったフーリガンたちがいて賑やかでした。 ・・・ちょっと怖かった。

2000-07-03 (Mon)

イタリア紀行 Vol.3

水の都ヴェネツィアに入りました。
イタリアで最も旅情を誘う街と言うだけあって、とても良い雰囲気です。それだけに観光客も多くて、今にも島が沈んでしまいそう。

サンマルコ寺院からリアルト橋を散策しました。仮面やヴェネツィアン・グラスを売っている店を眺めているだけで楽しい!
細く入り組んだ路地を歩いていると迷子になりそう。片言のイタリア語で道を尋ねたりしましたよ。親切に教えてくれる人が多かったです。
ゴンドラにも乗ったけど、これはあまりに観光客向けで興醒めなのでした。

2000-07-04 (Tue)

イタリア紀行 Vol.4

ピサに行きました。斜塔しかない街のようです。これ以上傾かないように現在修復中なので、あまり近づけませんでしたよ。

それよりも不思議な音響効果を持つ洗礼堂のほうが感動でした。ドームがパイプオルガンのような仕組みになっているらしくて、デモンストレーションをしてもらったが、とにかくスゴイ。言葉では説明しづらいので、訪れる機会があったら試して欲しいですね。

2000-07-05 (Wed)

イタリア紀行 Vol.5

ルネサンスの発祥の地フィレンツェに移動。
ウフィツィ美術館で有名なボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」を観ました。絵画に疎い僕でも、さすがに知っていましたね。当初はメディチ家の管理事務所(office=イタリア語でuffizi)だったそうで、意外と狭いんですよ。そして有名な絵には人が群がっている。やっぱそんなもんですよね。

トスカーナと言えばオリーブ油とワイン。街の小さな店でキャンティ・クラシコとエキストラ・ヴァージンを2本買いました。イタリア人はやはり親切。お金の勘定が分からないと、必要な紙幣を教えてくれます。それにしても・・・安い。日本だったら◯千円のものが・・・・・。

2000-07-06 (Thu)

イタリア紀行 Vol.6

ポンペイの遺跡を見ました。
A.D.79年8月24日、人口2万人の街が突如として無くなりました。ベズビオ火山が噴火し、一瞬にして灰に覆われて滅びてしまったのです。18世紀になって発見されるまで、誰の目にも触れず当時のままの姿で土の下に眠っていました。まさに奇跡。
見るべきは、当時の生活様式と進んだ文化。日本では土器を使い、藁の家に住んでいた頃にこんな文明があったとは驚きですよ!

とは言え、実はあまり興味がなくて。倒れそうに暑かったのですが、日陰は涼しい。やはり日本の蒸し暑さとは違いますね。

帰りにナポリに寄りました。真っ青な海と空。道上には洗濯物。「ナポリを見てから死ね」ということわざ。わからなくもありません。

2000-07-07 (Fri)

イタリア紀行 Vol.7

イタリアの首都ローマ

イタリア観光も今日が実質最後の日です。
午前中はバチカン市国に行ってきました。システィーナ礼拝堂を見学。ミケランジェロの「最後の審判」などを観ましたよ。絵画は不調法だけど、これは本当に素晴らしかったです。世界中からこの絵を見るために人が集まっているという感じで、薯洗い状態でしたが、それでも見る価値はあると思います。

その後、サン・ピエトロ大寺院へ。今年は25年に一度の「聖年」にあたるそうで、その聖年にしか開かない扉をくぐると、今までの罪が購われるとか。幸運にもこの扉をくぐることが出来ました。(普段はミサなどが行われていて、この寺院には入れない)

トレビの泉スペイン広場真実の口などなどいわゆる観光地を回り、オードリー・ヘプバーン気分を味わいました。あ、グレゴリー・ペックか

「ローマは一日にして成らず」じゃなくて「一日じゃ廻れず」って感じですね。広い。あまりにも古い。一日じゃ見られるわけがありません。仕方ない。また来るしかないですね。泉にコインを投げたように。

2000-07-08 (Sat)

イタリア紀行 Vol.8

長かった夏休みも終わりでございます。2日掛けて帰国です。
ローマ郊外のレオナルド・ダ・ビンチ空港からロンドンのヒースロー空港で乗り換え。
ところが! もともと4時間くらい乗り継ぎの待ち時間があったのに、乗る便の飛行機が日本から遅れて到着したんですよ。そう、日本にいた方は当然ご存じの台風のせいで!なんとプラス1時間半も待たされてしまい、お土産タイム。イタリアではビックリするほど物価が安かったから、イギリスの空港の物の値段の高さによりビックリでした。

それにしても日本は遠いぜ・・・。

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