2014-04-03 (Thu)
名前は一生ものだから
近年、“キラキラネーム”って言葉をよく耳にします。
外来語風の響きに当て字をしたりして、パッと見では読めないような奇抜な名前。漫画やアニメのキャラクターをまんま付けるのもこれに当たるそうで、僕なんか“DQNネーム”と言われたほうがしっくり来ます。DQNが勢いで付けちゃったみたいなニュアンス。
子供に名付けるときは、親の思い入れが当然そこにはあると思うのですが、キラキラネームを付けちゃう親御さんたちの思考回路は、どうなってるんでしょうね。
目指すところは何? 個性? 独自性? 頭が昭和な僕には理解できそうもありません。
僕自身はわりと古風な名前で、今でこそ自分の名前に誇りを持っていますが、小学生の時分はからかわれたりもしたし、あまり好きではなかったですね。
“たかし”とか“ひろし”とか“きよし”とか三文字の名前に憧れていました。演歌歌手か!
それでなのか、甥っ子たちの名前を付けるときも、当たり前のように三文字を候補にしました。呼びやすく読まれやすく、ありふれ過ぎず、意味を持たせ、僕の思い入れがたくさん詰まっています。双子とわかってから半年くらい考えていたんじゃなかったかな。当時、会社の隣の席で仕事してた女性が同時期にオメデタで、姓名判断の本を持っていたので、漢字の画数なんかも調べてもらったりしてね。
そう、僕がYutaとKotaの名付け親なんですよ。
出産予定日が4月8日の同僚に、産休に入る前に「子供の名前は“仏陀”はどう?」って提案したら「キラキラネームはちょっと・・・」と言われました。若い人でも抵抗があるんですね。
え? なぜ“仏陀”かって? 花まつりだからですよ。