2013-10-07 (Mon)
英語に四苦八苦
朝一番で来たお客さんはフィリピン人でした。永住許可を取っている方なのですが、日本語が不自由と言うかほとんど話せません。「日本語はわかりますか?」と聞いたら、首を横に振りましたからね。これは困った・・・。
うちの職場には英語が話せる職員が一人だけいるんですが、その人は接客中とのことで「終わったら来てください」と伝言を残し、それまでは僕がこの場を切り抜けなければいけない。
とりあえずそのお客さんが必要な書類を、僕がほとんど代筆して、最後に本人がサインをすればいいように作成しました。10分くらい掛かるのでそこで使ったのが“A few minutes, please.” 全然“few”ではなかったですが。そして書類が出来上がり“Sorry for waiting.”
あとはそのお客さんの状況を聞くために、結婚したのがいつか、日本に来たのはいつか、日本に来る前にどこにいたのか等々を、中学英語で質問しましたよ。何をどう言ったかはまったく覚えていませんが、こちらの質問は理解してくれたみたいでした。
もうね、脳みそをフル回転するってこのこと。頭の奥のほうがギューンと引き締まるような感じがしましたよ。普段は弛緩しっぱなしだからね。
そうこうしているうちに、英語が話せる人が来てくれて、伝えて欲しいことを訳してもらうと、お客さんはようやくホッとしたように、笑顔を見せていました。
接客が終わり、久々に英語を使ったことを皆に話すと、なんと目の前に座っている雑男K.Oくんは英文科を卒業していることが判明。なんとその隣の女性も英文科。
「だったら手伝ってくれればいいのにぃ」と言うと、「でも英語は喋れません」だって。大学の英文科って何するところなの?