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2010-08-28 (Sat)

オネエの台頭

昨夜の「中居正広の金曜日のスマたちへ」のゲストにミッツ・マングローブというドラァグクイーンが出ていました。徳光和夫の甥なんだそうです。
「はて、今度は何者?」なんて見ていたら、同行取材をしていた安住紳一郎と「自分がどれだけネガティブか」って話になり、安住アナが「僕の嫌いな言葉は“素敵”ですから」と吐くと、「私の嫌いな言葉は“和気あいあい”」と応酬していました。安住大ウケ。
ちなみに、僕の嫌いな言葉は“熱くなれ”です。

今年の「24時間テレビ」は、はるな愛がマラソンランナー。
ここ数年、オネエ系の人たちをテレビで見ない日はないですね。
古いところだと美輪明宏、おすぎとピーコ、美川憲一、ピーター etc... 比較的最近だとIKKO、KABA.ちゃん、マツコ・デラックス、クリス松村 etc... こないだは楽しんご(たのしんごと読むそうです)とかいう変な芸人も見ました。
面白いんですよね。言うこと突き抜けてるし、プライドはあるけど絶妙に自虐的だし。

とは言え、彼ら(彼女ら)が社会的に受け入れられたことが、すなわち同性愛者への偏見や差別がなくなったのかと言えば、それは違う気がします。
たとえば噂の演歌のプリンス(誰?)が男と腕を組んで歩いているのを目の当たりにしたら、いくら熱狂的なおばちゃんサポーターたちでも、すんなりとは受け入れられないと思うんですよ。テレビからは干され、ジジイになって「あの人は今」みたいな扱いをされる。
日本ってまだまだそういう国だと思います。

何が言いたいかと申せば、徳光さんがミッツの活躍を語るときに、あまり手放しで喜んでる感じじゃないように見えて、いろいろ光と陰があるんだろうなと思ったのでした。

 

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