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2010-08-17 (Tue)

不自然が苦手

強烈なアニメ声の女性から電話が掛かってきました。冗談かと思うようなアニメ声。
受話器を置いた後「俺、アニメ声って苦手なんだよね」と独り言をつぶやくと、それを聞いていた同僚の女性が「苦手なものが多いですよね」とチクリ。
ちょうど「高い声で話す男が嫌い」と話したばかりだったので、そう思ったのでしょう。

まあ、それは否めません。
目下苦手としているその“高い声で話す男”を、僕は密かに「美輪明宏」と呼んでいます。笑い声がそっくりなの。そしてそれが気持ち悪い!(美輪さんファンに殺されそうだなぁ・・・)

考えると、僕は総じて“不自然なもの・こと”が苦手だという結論が見えてきました。
アニメ声であったり、むやみに声が高かったり、変に馴れ馴れしい営業だったり、足短いのに大股開きで座っていたり、香水がキツかったり、広い場所なのに妙に人と近かったり、髪型がバーコードだったり、ババアのくせに華美だったり etc...

何が“自然”かなんて、誰が決めるものでもないから、すべて俺基準なのだけれど、自分の感覚とかけ離れた“不自然さ”に拒否反応が出てしまう。
アニメ声なんて本人はコンプレックスに感じているかも知れないし、そんなの良くないとは思うのですが、本能的に遠ざけてしまうんですよ。

まあ世の中には、アニメ声を可愛いと思う男もいるだろうし、高い声やバーコードが好きな女性もいるだろう。馴れ馴れしい営業を「親しみやすい」、大股開きを「男らしい」、ババアのくせに「オシャレ」と思う人がいるはずだから、僕が苦手であっても些細なことだよね。

ただ僕はもう少し苦手なものを減らす努力をしないといけないのかも知れません。

 

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