2010-07-03 (Sat)
広告効果は侮れない
甥っ子たちとジジババで、かるた取りをしています。
ひらがなを覚えたばかりのYutaとKota。一人は読み札、一人は取り札。取り札のほうはたくさん取れれば嬉しいけれど、読み札役はジジババにも取らせてあげたくて、一人勝ちしてるとイライラしてくる。大人は、その具合を見ながら付き合うわけです。
面倒臭そうだけれど、何とも幸せな光景です。ゲームでも何でも、覚え立てがいちばん楽しいですからね。
「ドラえもん」のスポンサーにファミリーレストランのココスがついていて、CMが流れると甥っ子たちが「ここに行きたい」と言うので、昼食はココスに決めました。
やっぱり広告って大事なんですねぇ。効果絶大。
僕自身は、テレビCMに影響を受けて何かを購入したりすることはあまりなくて、広告宣伝費にふんだんに資金を注ぎ込む企業を不思議に思うこともあります。
昨今のテレビCMって「いったい何の宣伝なの?」と思うような、パッと見重視の意味不明なものが結構ありませんか? コマーシャルというよりそれ自体が映像作品のようで、本末転倒って言うか、企業は何のためにこれにお金を出してるんだろう?と。
けれど、広告宣伝費にお金を掛けているところは、それなりのリターンがあるんですね。
少し前に、韓国のサムスン電子に関する記事を見たのですが、今やサムスンは日本の大手電機メーカーが束になっても敵わないほどの営業利益を生む巨大企業。その躍進を支えるファクターの一つが広告宣伝費なのだそうです。コマーシャルに掛ける額がハンパない。3000億円。
どのくらいのリターンがあるのか想像もつきませんが、ブランドイメージの定着こそが最大の効果なのでしょうかね。あそこの製品なら安心! みたいな。
ちなみに、日本でいちばんコマーシャルにお金を掛けているのはトヨタ自動車だそうです。その額1000億円。レベルが違うよね・・・。