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職場のすぐ近くに旧岩崎邸庭園があります。
三菱財閥の創設者である岩崎弥太郎。その岩崎家の邸宅であり、イギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計により明治時代に建てられた歴史的建造物と庭園です。在りし日は15,000坪余りの敷地に20棟もの建物が並ぶ大豪邸だったそうで、現在は洋館、和館、撞球室の3棟が残され、国の重要文化財に指定されており、観光客が多く訪れるスポットになっています。

今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」で、香川照之演じる弥太郎が大きくフィーチャーされたおかげで、以前よりも来訪者が多くなったような気がしますが、名所旧跡に興味のない僕は、これまで入ったことがありませんでした。

良い気候だったので、昼休みに散歩がてら立ち寄ってみたんです。
バックには東大病院がそびえる都会の真ん中に、遠く明治を想起させる空間。5分前までガシャガシャと仕事をしていたのが嘘みたいに、時間がゆっくりと流れていましたよ。
入園料は一般400円。館内は撮影禁止とされていたので、チケット売場で「写真撮影はダメなんですね？」と聞いてみたら、「建物の中ではダメですが、外観なら来園記念程度に撮っていただくことは構いませんよ」とのことでした。

ついでと言っては何ですが、岩崎邸の裏手にある三菱史料館にも行ってきました。
岩崎弥太郎にも三菱の歴史にもまるで興味はありませんので、極々サラリと見学させてもらいましたよ。こちらは入館無料です。よろしければぜひ。