2010-03-09 (Tue)
元夫婦対決、ラジーとオスカー
これで今シーズン何回目だろう、雪の帰り道。積もりかけていました。
なのに、片手に傘を差して自転車に乗る人を何人も見ましたよ。危ないなぁ。歩いていても結構滑るのに。ケガしたいんか。
第82回アカデミー賞が発表されました。
世界中で興行記録を塗り替えたメガ・ヒット作品《アバター》と、前評判の高かった戦争ドラマ《ハート・ロッカー》の一騎打ち(ともに9部門ノミネート)でしたが、《ハート・ロッカー》が作品賞、監督賞、脚本賞など6部門で獲得。
不正投票の呼び掛けや主人公のモデルだと主張する元兵士から訴えられるなど、何かとお騒がせな面もあったけれど、影響はなかったようですね。
監督はキャスリン・ビグロー。ジェームズ・キャメロンの元奥さん。因縁の対決ですよ。そしてアカデミー史上初の女性監督の受賞です。バーブラも喜んでましたねー。彼女も映画監督やってましたからね。
話が逸れますが、《ハート・ロッカー》というタイトルを見て、“ハートフルなロックをする人”とか思いませんでしたか? “The Heart Rocker”って。正しくは“The Hurt Locker”です。カタカナ英語は微妙っちゅー話です。
そして注目は《しあわせの隠れ場所》のサンドラ・ブロック。
前日にゴールデン・ラズベリー賞の最低女優賞(対象作品は《All About Steve(原題)》日本未公開)の栄誉に浴したばかりでしたが、見事にオスカーも獲得しましたね。同じ年に最低・最高のダブル受賞はこれまた史上初だそうですよ。
主演男優賞は《Crazy Heart(原題)》のジェフ・ブリッジス。5度目のノミネートで初の栄冠です。助演は《イングロリアス・バスターズ》のクリストフ・ヴァルツというオーストリア出身の俳優さん。助演女優賞は《プレシャス》のモニーク。コメディ中心に活躍してきた黒人女優ですが、シリアスな役で初受賞。