2009-10-02 (Fri)
視線が外せなくなる
電車で、酔って座席に横たわっているような不穏分子がいたら、大抵は関わりたくなくて、まず見ないようにしますよね？
でも僕は、不穏な行動の人がいると、どうしても首がそちらにロックオンされてしまうんですよ。ガン見。視線を外せなくなっちゃうの。別に注意をしなくちゃとか、そういった正義感からではありません。その酔っ払いがどういう結末になるのか見届けたくなってしまって。誰か注意するかなぁと心の中で期待しながら、他力本願な感じで傍観しています。
だけど観察しているとやっぱり、そういう不穏分子は最後まで遠巻きに放っておかれるんですよね。厄介なことには極力関わらないようにするのが、僕も含めて、今の日本です。
2016年の夏のオリンピック、落選しましたね。
僕ははじめからリオ・デ・ジャネイロじゃないかと思っていたけど、果たしてその通りでした。だって東京、全然盛り上がってなかったもの。盛り上がってたのは、都知事だけじゃないの？
だいたい1964年とはわけが違うよ。高度成長期で国を挙げて招致に熱心だった頃と、各地で公共事業の見直しを検討している今の日本。さてどっちでやりますかってことだと思いますよ。デキレースとまでは言わないけれど、結果は見えてたね。南米初！ いいじゃない。
と言いつつ、やっぱり僕の本音は、甥っ子たちにオリンピックを体験させてあげたかったかな。どうなの？ 2020年は立候補するの？