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退社する直前、携帯電話に着信が入っていることに気がつき、確かめてみると元上司から。
「これから新大久保で飲むので、おいで」との内容。むむむ。昨日も遅かったしどうするか･･･としばし迷ったんだけど、せっかくのお誘いはやはり断れません。
新大久保に8:00pm少し過ぎに着き、指定されたお店に行ってみると――

知らないオッサンがいっぱいいました。
誘ってくれた人は「おう、よく来た」なんて言ってくれるものの、何だかすげーアウェイな感じ。僕はこっそり末席に座り、そのオッサンたちが誰なのか尋ねると、揃いも揃ったり我が職場のお偉いさんたちが6人。「ひえ〜っ、どうりで知らないわけだよ」って話。

僕は着いた途端に、その人たちの焼酎の水割りを作っていましたよ。
一体全体何しに行ったのだか･････。太鼓持とまでは言いませんが、キャバクラでヘルプに入ってる酒作るだけのホステスみたい。

お偉いさんばかりだったので、出てきたお料理はちょっと豪華でした。
まずは「鯛そうめん」という長崎・壱岐地方の郷土料理。鯛を一尾使ってダシを取ってある温かいそうめんで、お酒の締めにちょうどいい優しいお味。実はあんまりそうめんが好きではないので、少しだけお裾分けしてもらったんですが、もっとたくさんもらえば良かった。
あとは「稲庭うどん」。あのツルッとした喉ごしは絶品ですね。間違いなく美味いですが、なぜあんなにお高いんでしょう？
ご馳走になったので、ホステスでもよしとしますか。