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2008-07-10 (Thu)

舟を漕ぐほど眠くても

電車で寝てしまい、隣の人にゆらりゆらりと傾いている人をしばしば見かけます。
寝ているほうは、寄っ掛かろうが舟を漕ごうが知ったこっちゃない。だって目が開かないんだもの。そんなになるほど眠いって、ある意味幸せかもね。
けど、寄っ掛かられたほうは、そりゃ良い気分ではないわな。相手が可愛らしい女の子とかならともかく、大抵は嫌なもの。
僕なんて気が小さいから「それ以上傾いたら頭がぶつかっちゃうよ」と、向かいで見ていてハラハラしてしまいます。隣の人も露骨に嫌な顔をしてるしね。でも、ほとんどの人がじっと我慢してるか、さり気なく押し戻すように体をズラすか、些細な抵抗しかしません。

こないだは、カップルの隣に座っていた青年が、寄りによって彼女のほうに傾いてきたんですよ。彼氏は腕を回して、彼女の肩に青年の頭が触れないようにブロックしたんだけど、なおも止まない青年の舟漕ぎ。で、とうとう彼氏が指でクンと頭を払い除けたんです。しかし青年、依然目覚めず。最後は電車の揺れで反対側の手すりに向き直ったので、何事もなく終わったけれど、カップルは大笑いしていました。
電車で寝るのって気持ちが良いんですよね。わかるけど、周りに迷惑を掛けないように気をつけたいですね。

帰りの電車で、4人掛けのシートに3人で座っていたんだけど、わりと空いているにもかかわらず、隣の人がやけにピタッと詰めて座るんですよ。「暑いのに勘弁してよ」と思いながら、隣をチラッと見たら、ちょっとタイプだったのでそのままピタッと座ってみました。万が一寄っ掛かってきてもOK、と妄想して。俺、イタい?

 

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