2008-06-02 (Mon)
千客万来
誰の陰謀かは知らないが、僕は月初めとか週明けとか、来訪者がめっぽう多い日に窓口当番をやらされることが少なくない。今日がまさにそんな日で、事前の予想どおりすごい来客数。
あまりに凄まじいので、「今、僕の身に降りかかってることは現実の出来事じゃない」と現実逃避をしていました。虐待を受けたことのある子供が、そういう現実逃避を繰り返しているうちに多重人格者になるって話を聞いたことがありますが、僕もそんな病気になっちゃいそうですよ。
とりあえず一人一人応対していくしかない。
50代の女性。当初やたらと突っ慳貪だったので、こちらは淡々と説明をしていく。そのうち納得ができたのか表情が緩み、最後には「どうもありがとう」と言って、立ち上がった。と、その時! 彼女のジーンズのファスナーが開いてるじゃありませんか! きゃあ、おぞましい。言ってあげようかどうしようか迷ってるうちに、女性は去って行ってしまいました。まあ、突っ慳貪な態度をしていたペナルティっていうことで。
70代の女性。とても難儀なお客さんで、すごく時間を取らせてしまいました。でも彼女の意向に添って解決できたので、いたく感激されたご様子。応対した僕にヨイショの一つもしておこうと思ったのだろうか。「あなた、裕ちゃんに似てるわねって、さっき別の人と話してたのよ」と言われました。「え? 裕ちゃん?」 ・・・それが石原裕次郎のことだとすぐにはわかりませんでしたよ。そんなこと一度も言われたことねーし、だいいち似てねーよ。でもまあ、彼女にしてみればルックスに対する最大級の褒め言葉なんでしょうね。それにしてもあんまり嬉しくない。僕ってそんなに昭和顔??
いろんなお客さんがいて、結構楽しい。