2008-02-26 (Tue)
映画の都ハリウッド
アカデミー賞の発表が、日本時間で昨日(現地時間の24日)に行われて、作品賞はコーエン兄弟が監督した《ノーカントリー》が獲得しました。
日本での話題は、外国語映画賞でノミネートされた《モンゴル》というカザフスタン映画。主演が浅野忠信ということもあり、賞の行方が注目されましたが、結果は《ヒトラーの贋札》というオーストリア映画が受賞。浅野さん残念。
ほかに言及するとすれば、長編アニメ賞に《レミーのおいしいレストラン》が選ばれていたことかな。僕的には期待外れNo.1だったから、ちょっと意外。世間には受け入れられているのね。
しかし、あんまり食指の動く作品がないなぁ。まあ、アカデミー賞は基本お堅いからね。なんにしても、ゴールデングローブ賞のように授賞式が中止にならなくて良かったですね。
そうそう、ハリウッドと言えばロサンゼルス。ロサンゼルスと言えばロス疑惑。
なんか突如降って湧いたように再燃したロス疑惑事件。日本では最高裁で無罪になった件で、ロス市警が容疑者を逮捕したのだとか。何を今さら??
で、それを機に、あの甲高い声で「カズミ〜、カズミ〜」とか言っている男の映像が、20年以上の時を経て放映されたりする。そういうのを見ると、無理矢理ノスタルジックな気分にさせられるわけですよ。何しろ学校から帰ってテレビを点けると、当時ワイドショーはこの話題ばっかりでしたからね。
そこで昼間、職場の若い子に「ロス疑惑って知ってた?」って聞いたら、当たり前なんだけど「今回初めて知りました」と返されました。そりゃそうだ。質問した彼は26歳。生まれた頃の話だもんね。ほかの子も、いつだったか三浦氏が万引きで捕まった際に、ロス疑惑をおさらいのようにワイドショーでやっていたのを見て知ったと言っていましたよ。
だいたいね、「みうらかずよし」と聞いたら、誰だってサッカーの“キング・カズ”=三浦知良選手を思い浮かべるでしょ、今の時代。