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2007-09-24 (Mon)

善い人ではいられないとき

人間のできた人なら、どんな時でも穏やかに笑顔を絶やさずに、他人に対して嫌な顔とかしないんだろうけど、僕は人間ができていないので、“どんなときもブレずに善い人でいる”ってことができません。その日、その時の気分によって、ものすごく嫌なヤツを振る舞ってしまうことも、結構あるわけです。
嫌なヤツになるスイッチは、ほんの些細なことだったりします。それも結構な頻度で起こるのが、飲食店でのオーダーミス。これは食欲という人間の根元的な欲求に直結しているので、「全然気にしないですよ〜」なんて顔はできないことが多いですね。それでも、僕だって「人間ならミスもするよ」と大目に見ることだってあるし、そこは相手の謝罪の仕方ひとつで、いくらだって許せるくらいの心は持ち合わせているつもりです。ところが、この“謝罪”ができないおバカさんが、近頃多い。

今日もテイクアウトで頼んだものを間違えられました。僕より先に店に入った青年よりも、僕のほうが先に呼ばれて品物を渡されたので、確認したらやっぱり中身が違っていました。なので、「品物が違うんですけど」って返しに行ったら、さほど重要な問題じゃないかのように、「あ、どうもすいません」とか平然と言いやがんの。
プッチーーーン。
なんだ? その誠意のない謝り方は!?
もう、そこからは無愛想なヤツに豹変ですよ。ムッとしてみせて、客が気分を害したことを知らしめることにしました。店員にとっちゃ、些細なミスなのかも知れませんが、客にとっては代金を払ってるわけで、ミスされるのは気分が悪い。謝り方が為ってなければなおさらですよ。丁重に謝って、サービス券の一つもくれりゃオッケーなのに。機転の利かないヤツはダメですね。

でも、人間のできた人なら、こんなことで怒ったりしないんでしょうね。

 

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