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2007-04-17 (Tue)

No More Guns!

バージニア工科大学でアジア系の学生が銃を乱射し、30人以上の人が亡くなった。

銃が登場したのは今から600年も前の15世紀のこと。日本に鉄砲が伝来したのが1543年。以来、人間は様々な用途で銃を使ってきた。その中で最も悪しき使い方が、人が人を殺すという行為。どれだけの人が銃弾に倒れたのだろう。

これは僕の単なる憶測だが、人が人を殺すとき、自分の手が汚れなければ、それだけ罪悪感が薄らぐ気がする。たとえばナイフや包丁で斬り付けて、そう簡単に死ぬものではないだろうし、返り血も浴びるだろう。絞殺や撲殺は、殺すほうも相当の覚悟と体力が必要になるだろう。そういった観点で、銃という飛び道具はある意味お手軽な手段だと思うだのだ。引き金を引けばいいだけなのだから。返り血も浴びなければ、体力も要らない。おまけに、同じ飛び道具である弓矢なんかに比べれば、格段に殺傷能力が高い。
ゆえに銃犯罪が多いのではないか。

銃社会のアメリカ。1999年にもコロラド州の高校で乱射事件があったわけだが、アメリカ人は銃に対してどう考えているんだろうか。護身のためとは言え、身の回りに銃があることに抵抗はないのだろうか。日本のように誰も銃を持っていなければ、無用な殺し合いも減るはずなのに。

そう思っていたら、今度は長崎で現職の市長が銃撃されるというニュースが飛び込んできた。一体どうなっているんだ、世の中は。

強く言いたい。
銃なんてなくなってしまえ。

 

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