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山のような仕事に追われ、9:00pm過ぎまで残業しましたが、結局最後まで終わりませんでした。ふぅ〜。
帰りの電車でなぜか･･･お数珠！？ 忘れ物にするなんて不謹慎ですね。バチが当たりますよ、まったく。何となく携帯で撮ってみたり。高価な物だったら貰っちゃえば良かったかな？

帰ってテレビをつけたら、NHKで松田聖子のドキュメンタリー番組をやっていました。
何気なく見ていたのですが、内容のほとんどが、彼女がデビューしてから27年間、アイドルとして第一線で活躍してきたそのライフスタイルについて。“子育て放棄”などとバッシングを受けてもなお続けてきた仕事への姿勢が、世の女性の憧れなんですって。
なんかウーマンリブの先駆者みたいな取り上げられ方でしたね。

僕はよく、若いときの聖子ちゃんを天才と呼びます。
彼女の艶やかで伸びのある歌声は、同世代のアイドルの中ではずば抜けています。さらにずば抜けていたのは、その音感。
デビューから4〜5年くらいまでのVTRを見るとわかるのですが、どんなに体を揺らしながら歌っても、決して揺らぐことのない音程。
本当に稀に見る音感の良さで、彼女に比肩するのは、あの美空ひばりくらいだと思っています。ゆえに天才なのであります。

残念ながら近年は、その天才的な音感は薄れたけれど、綺羅星のごときヒット曲は、50年経とうが色褪せることはありません。そのヒット曲がある限り、これからもずっと松田聖子はカリスマでいることでしょう。